【感想・ネタバレ】十字の記憶のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

新聞社の支局長として20年ぶりに地元に戻ってきた記者の福良孝嗣は、着任早々、殺人事件を取材することになる。被害者は前市長の息子・野本で後頭部を2発、銃で撃たれるという残酷な手口で殺されていた。一方、高校の陸上部で福良とリレーのメンバーを組んでいた県警捜査一課の芹沢拓も同じ事件を追っていた。捜査が難航するなか、今度は市職員OBの諸岡が同じ手口で殺される。やがて福良と芹沢の同級生だった小関早紀の父親が、20年前に市長の特命で地元大学の移転引き止め役を務め、その後自殺していたことがわかる。早紀は地元を逃げるように去り、行方不明になっていた……。

新聞記者と刑事さんが同級生の犯人と思しき人をタッグを組んで見つけ、そして、助けようとする。本来なら交わってはならないコンビだが、過去に縁のあった同級生のために動くのが青春感があって熱かった。小さな田舎の街での人間関係や旧友たちも出てきてミステリーというよりかは青春小説という感じであった。

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2023年05月26日

Posted by ブクログ

青春時代に積み残してしまったようなことに向き合おうとする他方に、謎が多い事件の謎解き…福良記者と芹沢刑事がそれぞれに取組み、他方で共闘することになるのだが…なかなかに面白い!!

幾多のシリーズで知られる作者が、シリーズということでもない形で打ち出した作品だ。

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2019年05月27日

Posted by ブクログ

随分前に読んでたな〜と、3分の2位読み進んで漸く気がつきました。うん、残念ながらちょっと印象の薄いストーリー。
主役?が2人いるのが、視点がバラけて集中出来ない。私の問題なんでしょうが、主役の名前が覚えにくくて、混乱に拍車がかかった感。
この作者は気に入って読んでいますが、これはあまり、私には向かなかった。
元々マスコミが主役って、好みではないので、そのせいも大きいかと思いますが。

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2023年03月29日

Posted by ブクログ

堂場さんの中では、イマイチだった。
警察と新聞記者を合体させるから、ガチャガチャするのかな。
登場人物多すぎて、途中でメモした(笑)。
早紀へ到着するのが遅すぎ。

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2020年08月08日

Posted by ブクログ

どこかのサイトで紹介されてたのを見て買った一冊。

初めて読んだ堂場瞬一氏の本。
ハードボイルドな話じゃないかと勝手にイメージして読んでいたが、青春時代のミスを取り戻すみたいな話が中心になってると感じた。

高校生時代じゃどうしようもない事を重く後悔している感覚がいまいち共感出来なかった。

共感できない部分はまだあったが、読みやすい本でした。

刑事と記者のこのコンビ?の話はシリーズになっていればまた読んでみたいと思った小説でした。

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2020年04月08日

Posted by ブクログ

新聞社の支局長として20年ぶりに地元に戻ってきた記者の福良孝嗣は、着任早々、殺人事件を取材することになる。被害者は前市長の息子・野本で後頭部を2発、銃で撃たれるという残酷な手口で殺されていた。一方、高校の陸上部で福良とリレーのメンバーを組んでいた県警捜査一課の芹沢拓も同じ事件を追っていた。捜査が難航するなか、今度は市職員OBの諸岡が同じ手口で殺される。やがて福良と芹沢の同級生だった小関早紀の父親が、20年前に市長の特命で地元大学の移転引き止め役を務め、その後自殺していたことがわかる。早紀は地元を逃げるように去り、行方不明になっていた……。

長浦県(架空)を舞台にした作品は、澤村刑事ものが前にあったと思うが、この作品には登場しない。三十代後半のおじさん二人が、こんなに青臭くてよいのだろうか。

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2020年01月19日

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