【感想・ネタバレ】十字の記憶のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

新聞社の支局長として20年ぶりに地元に戻ってきた記者の福良孝嗣は、着任早々、殺人事件を取材することになる。被害者は前市長の息子・野本で後頭部を2発、銃で撃たれるという残酷な手口で殺されていた。一方、高校の陸上部で福良とリレーのメンバーを組んでいた県警捜査一課の芹沢拓も同じ事件を追っていた。捜査が難航するなか、今度は市職員OBの諸岡が同じ手口で殺される。やがて福良と芹沢の同級生だった小関早紀の父親が、20年前に市長の特命で地元大学の移転引き止め役を務め、その後自殺していたことがわかる。早紀は地元を逃げるように去り、行方不明になっていた……。

新聞記者と刑事さんが同級生の犯人と思しき人をタッグを組んで見つけ、そして、助けようとする。本来なら交わってはならないコンビだが、過去に縁のあった同級生のために動くのが青春感があって熱かった。小さな田舎の街での人間関係や旧友たちも出てきてミステリーというよりかは青春小説という感じであった。

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2023年05月26日

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