高橋克彦のレビュー一覧

  • ドールズ 闇から招く声

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    ドールズシリーズ3作目。

    1作目に感じたワクワクが2.3冊目では余り感じられず、少し残念。
    今回は猟奇的な連続殺人を目吉センセーが解決するという、まぁ詰まらない訳ではないのだけれど、これ目吉センセーじゃなくても良いんじゃないかな?という作品。

    まだシリーズは続くみたいですが、私はこの巻までで良いかなぁ。

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    2015年09月09日
  • 竜の柩(6) 交霊英国編

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    ぐるーうっと回って元に戻ってきました。

    途中こんがらがる箇所もありましたが
    終わり方が何ともキレイでシリーズ通して楽しんで読む事ができました。

    虹人のやり取りをもう読めないと思うと少し淋しいですね。

    ちなみに私は南波推しです。

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    2015年07月25日
  • 竜の柩(5) 心霊日本編

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    シリーズ3弾の上巻。
    古代から元の時代へと帰る予定だった四人なのですが、何かの間違いで大正時代へ。

    今回の話は前二作とは少し違う感じ。
    メインの四人がとても魅力的なので、今作も面白く読ませてもらいました。

    話の中で出てくる宮沢賢治や江戸川乱歩に興奮してしまった。
    フィクションだと分かっているのに、テンションが上がってしまう。

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    2015年07月20日
  • 竜の柩(4) 約束の地編

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    イシュタルの可愛さにやられました。
    虹人の名前のにはやられたなぁ。
    見事な伏線ですね。
    第2部が終了と言うことで終わりが近づいてきて何だか淋しいです。

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    2015年06月29日
  • 竜の柩(3) 神の星編

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    いきなりSFチックな話になってきましたが、面白さは健在。
    月の話なんかは想像すると特にワクワクします。
    頭を柔らかくして読むと楽しさ倍増。

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    2015年06月27日
  • 竜の柩(2) ノアの方舟編

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    竜の正体を探しにインド、トルコへと向かった虹人たち。
    今回の神話や遺跡の話もほとんどが知らなかった事ばかりで
    調べ調べ読み進めました。
    遺跡なんかは実際の写真を見ながら読むと
    ワクワク感が増すと思います。

    ノアの箱舟、実際はどうなんだろう。
    えー、まさか!と思う事ばかりなのだけれど、何だかついつい信じたくなってしまいますね。

    かなり気になる終わり方だったので早く続きが読みたいです。

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    2015年06月22日
  • 炎立つ 壱 北の埋み火

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    ネタバレ

    平安時代の蝦夷を巡る抗争の物語。知名度の低い舞台だからこそ面白い。熱い武者たちの物語。このあと前九年の役。

     
     なんというか、バトル物だね。これに八幡太郎義家とか出てきたらどれだけ熱いものになっちゃうのだろう。


     平安時代なので登場人物の名前が似た者ばかりで嫌う人もいるだろうが、おもろいで。
     学校の授業では登場しない名前ばかりでとっつきづらいかもしれないが、おもろいで。

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    p31 陸奥の馬
     平安時代の馬は高級品だった。特に陸奥の馬は他の馬の十倍の値で取引されるほど良品だった。

    p79 頼良軍
     安倍頼良の常備軍は5万くらいいるという。それがいざ戦になれば倍くらいになる

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    2015年04月23日
  • 南朝迷路

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    歴史ネタをメインに据えるのか
    ミステリーとしての事件要素をメインに据えるのか
    ちょっとどっちつかずで中途半端になってしまった印象。

    とはいえ、南北朝の後醍醐天皇ネタは
    昨年吉野に行ってたこともあって、
    面白く読めた。

    やはり苦しかったのはミステリー部分で
    わかりやすいトリックがあるわけでもなく
    ゴチャついた人間関係を紐解くミステリーなので
    物語への引力が薄かったように思えた。

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    2015年03月24日
  • 偶人館の殺人

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    殺人事件の推理モノとして追っていくよりは、江戸末期の天才カラクリ師大野弁吉と銭屋五兵衛の関係、銭屋の隠し財産に隠れキリシタンと、歴史裏に埋もれたミステリの解き明かしを追っていることの方で楽しめた。事件そのものは、、、弁吉の話とからくり仕掛けを書きたくて、無理矢理捻り出した、って感じかな。意外な人が犯人だったりしたけど、全体的に人間関係に無理があるような。矢的たち、仲間同士の掛け合いは相変わらず漫才のように楽しくて、スラスラ読めたけど。

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    2015年03月12日
  • 総門谷R 小町変妖篇

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    ネタバレ

    総門谷第4弾。
    鵺は小野小町に成代わり、天皇までも落としいれようとする。新しく、諒と空海が呼び出す新しい仏も出てくる。一応日本史としているが、Rになってからは、ほぼファンタジー小説である。

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    2015年02月22日
  • 総門谷R 鵺篇

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    ネタバレ

    総門谷第3弾
    鵺というのは怪鳥だが、本書の鵺は特に怪鳥という類ではない。いやそれよりも相当恐ろしい。
    総門の人間らしさ?が出る場面もあり、面白い。

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    2015年02月22日
  • 総門谷R 阿黒篇

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    ネタバレ

    総門谷の第2弾
    総門=阿黒となる。第1弾の総門谷より前の時代になるが、その総門谷第1弾との繋がりもあり、第1弾を読んでから阿黒編を読んで欲しい。

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    2015年02月22日
  • 総門谷

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    ネタバレ

    歴史の事実を随所に散りばめながら、UFOの謎に迫る本書は、歴史ファンタジー小説とでも言おうか。

    小説の前半までは、うんうん、ありえる、ありえると頷かされることが多かったが、後半になってくると、役小角やハンニバルなどが登場し、さすがに、少し笑みがこぼれてくる内容だが、そういう小説だと思って読めば、なかなかに面白かった。歴史的な知識の裏づけがなければこのような小説はかけない。東北に関する歴史小説も多く書く著者だが、本書も東北を舞台に話が進む。広島出身の私としては、庄原にあるピラミッドの話も入れて欲しかったと、少し残念に思った。

    明日からは続編の総門谷Rだ。

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    2015年01月18日
  • ドールズ 闇から覗く顔

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    前作のドールズと比べるとホラー要素は全くと言って良いほどありません。

    前作では長編でしたが今回は連続短編。
    少女の中に甦った江戸時代に生きた男。
    その男が現代の事件を解決していきます。

    とっつき易さは今作の方が断然上ですね。
    短編になっても面白さは衰えません。

    次作もセンセーの活躍を期待して読み進めようと思います。

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    2015年01月17日
  • 降魔王

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    ネタバレ

    蒼夜叉の続編とも言うべき作品。獏という夢を喰う物の怪がここでも登場する。崇徳天皇は果たして敵なのか。歴史小説ファンタジーという世界観を高橋克彦は確立したのだろうか。

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    2015年01月06日
  • 蒼夜叉

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    ネタバレ

    歴史小説ファンタジーという世界だろうか。随所に史実を織り交ぜながら、そうかもしれないなと思わせるような世界に引き込まれる作品。崇徳天皇の怨念をベースに物語りは進む。

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    2015年01月06日
  • 風の陣【立志篇】

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    ネタバレ

    道鏡時代の蝦夷と朝廷との対決の話。読書前の評判のごとく、鮮麻呂の最後は少し拍子抜け。他の著者の東北作品の方が引き込まれた。本作品は火怨などよりは私の評価は低い。

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    2015年01月06日
  • ドールズ

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    一応ホラーに分類されるそうですが、ミステリに近いかな??

    江戸時代の人形師が現代の女の子の中に甦るという何とも魅力的な内容。
    いやー、もっともっと掘り下げて欲しかったなぁ。
    でもこのくらいの方がサラリと読めていいのかしら。
    次作もあるみたいなので期待。

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    2014年12月10日
  • 火怨 上 北の燿星アテルイ

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    人としての 尊厳のために 朝廷軍と戦う 阿弖流為たち 蝦夷のみなさん!!

    セリフがいちいちカッコいいです。下巻が楽しみ(*´ω`*)

    しかし 名前が難しかった!

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    2015年02月08日
  • 私の骨

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    オチがわかっていても「奇縁」が面白かったです。
    「醜骨宿」は著者のテンションについていけず、途中で飽きてきました。

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    2014年10月05日