高橋克彦のレビュー一覧

  • 火城

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    幕末の佐賀の医者で蘭学者であり、泣き上戸の佐野栄寿は、破門を気に京都に上り、佐賀藩に大砲と蒸気船を作るべく、人材を集める。

    狙ったわけではないが、ちょうどテレビでも話題になっている、日本初の反射炉を活用しようという話である。また、個人的に最近佐賀に縁があるので、まさかそちらの話と思わずに手にとった。

    また、高橋克彦の十八番である東北(主に岩手)出なかったも以外な展開である。いずれ東北に行くのであろうと読んでいたが、全く行かない。

    さて、佐野氏については詳しく知らなかったのだが、2章からはなかなかに行動力があり、ハッタリをかます大人物で、冒頭の泣き虫の何もできないキャラとは予想ができない展

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    2019年09月05日
  • 風の陣【風雲篇】

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    これほど実在の人物を鮮やかに動かせられるものか・・・小説家の力はすごい!そして学んだ知識が息づいてくる!

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    2019年05月06日
  • ドールズ

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    ネタバレ

    ホラーか?
    確かに序盤は不気味さがあったけど、正体分かってからはそんなに緊迫感もない。
    目吉が普通にいい人なのが大きいと思う。

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    2019年04月21日
  • 風の陣【大望篇】

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    今回は仲麻呂の変
    物部一族にして蝦夷・・・おそらく金売り吉次につながる話だろうが、立志編のような万能感がなく、打つ手がヘマすぎて悔しいったら!
    主人公は相変わらず煮え切らないが、天鈴(物部一族の要)のヘマがひどくて相対的に冴えて見えた(笑)

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    2019年04月20日
  • 風の陣【立志篇】

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    高橋先生特異の東北蝦夷のお話
    昔、藤原の郷に遊びに行ったことある
    さて、話は大好きな奈良時代
    奈良麻呂の乱に至るリアルな戦い
    続日本紀に書かれているのと同じ展開
    (当たり前だったな)
    主人公は何に拘って大望を失うやら

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    2019年04月20日
  • 刻謎宮(1) 彷徨篇

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    高橋克彦の『刻迷宮1~4』を読破しました!
    幕末の剣士沖田総司、坂本龍馬、トロイの発掘シュリーマン、アンネの日記のアンネフランク、恋多しスパイマタハリ、怪力のヘラクレスまだ、神話の生まれる前の古代ギリシャ、そして古代中国と、舞台をかえて、歴史のほころび、時間にゆがみを直す為に月から地球を見守っている宇宙人とも神とも言える存在の力で、新しい命を与えられ、敵味方に分かれて古代の住人も巻き込んでのスペクタルアドベンチャー。

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    2019年03月02日
  • 私の骨

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    面白かったが熱中するほどでもない。
    ゾクゾクするようなホラーでもない。
    短編なので読みやすく、長編と長編のクッションにはいい。

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    2019年01月11日
  • 蒼い記憶

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    『緋い記憶』『前世の記憶』に続く短編集。
    タイトルにもなっている『蒼い記憶』はホラーテイスト全面の短編。
    やはり、第1弾・第2弾に比べると話に煮詰まった感、
    出し切ってしまった感があり、
    読んでいる私も少し食傷気味になってしまった。
    その中でも「夢の記憶」は幻想的でも在り摩訶不思議な話で、
    記憶シリーズの中でも変わり種。

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    2018年10月15日
  • 緋(あか)い記憶

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    本のタイトルにもなっている『緋い記憶』が、やはり逸品。
    発表された年が30年ぐらい昔だから、
    時代背景とか人物描写に古臭さを感じるけれど、
    物語はどれもこれも、今読んでみても引き込まれる。
    ひんやりとしたものを感じつつ、
    自分の記憶の断片が脳裏に浮かんでは消え、
    1話1話の主人公の記憶に吸い取られていくような気さえする。
    短編で、ここまで人の危うい側面を描ききるのは凄いな。
    さすがだなと思うけれど、まだ高橋克彦氏の長編は未読でもあり、
    長編に向かうのには躊躇がある、何故だろう。

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    2018年10月15日
  • 非写真(新潮文庫)

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    写真にまつわる短編集。

    いちいち最後にゾクッと悪寒が走る為少し暑い中で読むと程よい。
    夏にピッタリな一冊。

    ただ、軽い気持ちで手に取るとカメラや写真についての描写が細かいので興味がないと少し疲れる。

    そして後半からなんだか似たような話ばかりだなぁなんて思ってしまったりしましたが解説を読んだら色々思うところがありました。

    合掌点と遠野九相図が怖くて好き。

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    2018年08月09日
  • 南朝迷路

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    いわゆる歴史ミステリーは好物なのだが、本書はあまりに殺人事件がとってつけたようで、その解決もあっさりとしており今一つだった。

    歴史の謎は後醍醐天皇にまつわるもので、それなりに惹きつけるものがあった。無理に現代の殺人に絡めず、じっくりと歴史の謎に取り組む方が作品として面白くなったかもしれない。

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    2018年06月13日
  • 緋(あか)い記憶

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    ネタバレ

    幽霊からよく考えれば怖い話などちょうどいい長さで読める。
    高橋氏の著書はゴッホ殺人事件などのミステリーものを読んでいたので、こういったジャンルも書かれているのかと驚いた。が、むしろこちらは、直木賞もとっていてこっちがメインなのだろうか?とも思った。

    古い本だから、それが雰囲気を作っているから、なのかはわからないが性描写が多い。描写は生々しいものではないのだが、各章に1度はそういうシーンが出てくる。(最後だけはなかった)
    それ踏まえて作られた構成なのかどうかは不明だが、持ち出さなくても良くないか?と思ってしまったところはある。

    『膚の記憶』は中でも気持ちが悪かった。
    ミネラルウォーターを買う

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    2018年03月05日
  • 緋(あか)い記憶

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    怪奇ミステリーなのでしょうね。
    すべての題に「記憶」の文字がついてますが、ほとんどが閉じ込めていた子供の時の忌まわしい記憶が、よみがえるというストーリー展開です。
    幽霊あり、殺人あり、タイムパラドックスあり。。。いずれも論理ではなく怪奇の世界です。
    展開も意外で、読みやすいせいもあって一気に読みきってしまいました。
    (でも、やはり私のジャンルではないようです)

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    2017年11月10日
  • 星の塔

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    東北地方の民話を題材に、怪談めいた話の多い短編集です。
    あまり好みではないジャンルなので、普段は手を出さないのですが、高橋作品ということで購入。まずまず楽しく読ませてもらいました。
    特に優れたところは無いのですが、そつなくまとまっています。

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    2017年10月30日
  • 総門谷R 白骨篇

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    ま だ 決 着 が つ か な い の か
    クライマックスに差し掛かっているのは確かなので、待ちます。
    ドーナツ食べたくなります。

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    2017年07月20日
  • 総門谷R 小町変妖篇

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    鵺篇から続く物語。
    篁と明道の覚悟に言葉を失うが、この先、決着はつくのか?「心配ない」と言っているから平気なのかな?大丈夫?!
    もう大切な人がこれ以上、命を落としませんように。

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    2017年07月12日
  • 炎立つ 四 冥き稲妻

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    ここに来て急ピッチで物語が進行する。
    この本を読むまで存在さえ知らなかった清原家。奥州の陰にこんな一族の存在があったとは。
    結有や清衡の行動原理については賛否が難しいところ。大義のためにここまで己を殺して耐え忍ぶことについて、自分としては共感できない。
    作品を通して感じるのですが、脇役として位置付けられた人々が繰り広げる某略の醜いこと。。。私利私欲の権化となった権力者のみっともなさはいつの時代も同じですね。

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    2017年06月24日
  • 総門谷R 阿黒篇

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    平安京を舞台にした話。
    まぁ歴史上の有名人が出るわ出るわ、だけど、そっか、決着つかないのか、ってなった。
    蝦夷は…いろいろあるよね…

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    2017年06月19日
  • 総門谷

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    なんかもうUFOやら宇宙人やらピラミッドパワーやら民俗学やら、一冊読むうちに、それなりに語れそうな気がしてしまうほどの情報量。
    少し引いてしまいそうなネタなのに、つい「へええ」って聞いてしまう。
    これはこれで終わったのだろうから、続篇は、また「やり直し」た時の話なのかな?

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    2017年06月03日
  • 舫鬼九郎

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    柳生十兵衛、左甚五郎、番随院長兵衛、天海僧正、沢庵和尚、相撲取りの明石志賀之助など有名人をたっぷり登場させ、派手な剣戟や荒唐無稽な道具立て、娯楽に徹した時代小説だ。
    舫 鬼九郎の正体は、未だ靄の中だが、少し想像させる。
    テンポの良さに乗せられて、楽しんで読めた。

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    2017年05月28日