高橋克彦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ幽霊からよく考えれば怖い話などちょうどいい長さで読める。
高橋氏の著書はゴッホ殺人事件などのミステリーものを読んでいたので、こういったジャンルも書かれているのかと驚いた。が、むしろこちらは、直木賞もとっていてこっちがメインなのだろうか?とも思った。
古い本だから、それが雰囲気を作っているから、なのかはわからないが性描写が多い。描写は生々しいものではないのだが、各章に1度はそういうシーンが出てくる。(最後だけはなかった)
それ踏まえて作られた構成なのかどうかは不明だが、持ち出さなくても良くないか?と思ってしまったところはある。
『膚の記憶』は中でも気持ちが悪かった。
ミネラルウォーターを買う -
Posted by ブクログ
ネタバレ坂上田村麻呂らへんの時代、朝廷が蝦夷の侵攻を始めた頃の物語。反逆者アテルイの物語。燃えがる蝦夷の歴史のはじまり。
蝦夷の歴史の火種が黄金だったというところがね。金は人を変えてしまうのだ。朝廷が悪いというわけではない。その朝廷に阿った蝦夷の輩が蝦夷のバランスを崩していく。
あくまで蝦夷で燃え上がった炎は、自分たちのうちから燃え出したものなんだな。
しかし、戦闘のシーンは燃える展開で楽しいな。朝廷軍が敗れるのは小気味いい。
あと日本人は昔から水攻めが好きだな。
というか、水害が一番人にダメージを与えるのかもしれない。そう思った次第です。 -
Posted by ブクログ
新年1本目というか、年末にはほぼ読み終えてた作品。後醍醐天皇の南北朝分断から、幻の貨幣である乾坤(けんこん)通宝をめぐる歴史ミステリ…なのかな?
部隊は島根は隠岐の島から吉野、青森、長野と後醍醐天皇の足跡を追うように進行するのだが、肝心(?)の殺人事件は、わりかし地味。そして、謎の集団による殺人をほのめかす言葉のみ。
登場人物は、メインがミステリ作家と歴史研究家など、2時間サスペンスドラマのような"わかりやすい"ものだし、途中で出てくる人たちも、役場の職員など傍観のしやすい立場である。
逆に言うと、傍観し過ぎて切羽詰まったところが特に無いわけで、ちょっとダラダラした印