高橋克彦のレビュー一覧

  • 時宗 巻の壱 乱星

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    1250年ごろ。鎌倉幕府の執権北条の5代時頼とその子である8代時宗の生涯を描く。
    北条は将軍ではなく執権といういわば御家人の纏め役であったが,北条家の中でも執権の座をめぐって争いが絶えなかったが,時頼は最近勢力を飛躍的に伸ばしている元に脅威をおぼえ,北条を纏め,国を纏めなければならないといい,やっと北条をひとつに纏めたところで短い人生を終えてしまった。その後,執権は叔父の長時,大叔父の政村に移りつつ,時宗に渡った。時宗は父である時頼の遺志を継ぎ国を纏めるために力を注いだ。時宗の兄の時輔は時宗をよく援け,やがて来るであろう元に備え策をねっていく。そして元が攻めてくるが,時宗,時輔兄弟が九州や東北

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    2010年06月13日
  • 時宗 巻の壱 乱星

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    2001年NHK大河ドラマ「北条時宗」原作。
    私の歴史好きに火をつけた作品。
    だがButしかーし。
    1冊目に時宗本人は登場しませんでした;;
    生まれたところでした。笑
    2巻が楽しみ。

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    2010年03月27日
  • ドールズ

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    読みやすかったぁ。
    二重人格?ドールズと言うから腹話術系を思っていた・・・・。
    ひき逃げ犯はおまえかぁ!と最後までわからなかった。いろいろとこいつは腹が立つ!
    この後何冊か続きが出ているのを知っているのでいいがこれでおしまいだとしたらがっかり・・・。
    これからだぁ!!と思わせる終わり方だもん。

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    2010年03月18日
  • ドールズ 闇から覗く顔

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    生人形、写し絵、折り紙など江戸期に流行ったものが登場する中、
    目吉先生が鋭い観察眼で人情味豊かに事件を解決に導いてくれとても楽しめた。

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    2010年03月01日
  • だましゑ歌麿

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    歌麿や北斎など、知っている有名絵師が出てくるので読みやすかったです。仙波さんは格好良いし。
    でもちょっと長かったように感じました。黒幕にたどり着くにも手を出すにも、政治がらみなので仕方ありませんがふまえる段階がやや多かった感じ。
    江戸の風景を思い描きながらのんびり読むのにおすすめです。

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    2009年12月26日
  • 天を衝く 秀吉に喧嘩を売った男九戸政実(1)

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    戦国時代物が好きだ。

    そして、この高橋克彦の書く、人物たちの潔い生き方が好きだ。。。
    こんな風に生きれた時代。うやらましく思える・・・

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    2009年10月25日
  • 竜の柩(1) 聖邪の顔編

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    この小説を読んで、高橋克彦という作者の本を読み始めるようになった。

    この本に惹かれた理由は「龍」のお話?と思ったからなんですけど。。。

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    2009年10月25日
  • 鬼

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    平安時代の鬼についての短編集。
    何故だか何度読んでも記憶できない短編集。
    持ってるし何度も読んでるのに記憶に残らない(うっすらとはある)ってのはなんだろなぁ。

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    2009年10月04日
  • 総門谷R 鵺篇

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    『総門谷』続編の第二弾。伝奇SF超大作、とか、言ってる場合じゃねぇ。
    前作『阿黒編』のラストでぅゎぁあアなことになってた諒と久遠が数十年の時を経てついに帰還。
    阿黒王改め怨魔王と名を変えた、じいさん及びその一味たちと再び死闘を繰り広げます。
    今回も歴史上の有名人物が続々登場。
    特に活躍してくれるのは小野篁(たかむら)、小野小町、そして在原業平の三人。
    そんでもって「これなんて特撮映画?」といいたくなる、
    ある意味かつてない規模の戦いを高野山でやらかしたりして。

    なんかもうずっと「ぅゎぁあア」ってなりながら読んでました。
    読み終えたら疲れてました。
    何より帝位の話で、
    「誰が誰やねん!旅子とか

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    2009年10月13日
  • 偶人館の殺人

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    地味で平坦な感じだった(--;)カラクリ人形の作者の歴史ミステリにしたほうが面白かったのでは?(--;)探偵役の矢的は事件が起きてからは影が薄いし(--;)最終的にそんな驚きもないし(--;)

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    2010年01月23日
  • 偶人館の殺人

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    『ドールズ』もそうでしたが、これもからくり人形が出てきます。
    色々なからくりがあるもんだ〜と、別の意味でも楽しめました。

    からくり展のポスターを依頼にきた主人公と依頼された男の話です。
    仕事のためにからくりを見せてもらおうと訪れた家で起こった事件が
    昔の事件を掘り起こしていく…という感じでしょうか?

    人の醜い面が見え隠れして、動機が分かりやすかったです。
    最後が駆けるように解決していったので
    ちょっとその点が不満です。

    むしろ犯人がまったく予想できず、そっち?! という驚きが…。
    いつもの事、と言われればそれまでですw

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    2009年10月07日
  • 緋(あか)い記憶

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    記憶にまつわる7つの物語。

    どれもが綺麗にまとめられている。

    ホラーで締めているのが多いのは、記憶という不可思議性が見せる必然か。それともミステリ性の結果としての必然か?

    『ねじれた記憶』が心に残る。

    エンドレスな恐怖の記憶と現実。

    歴史ミステリの人だと思っていたので意外だった。

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    2009年10月07日
  • ドールズ 闇から覗く顔

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    こっこええ…!いろいろと。しかしセンセー今回も大活躍!かっこいい!
    シリーズ第2作は連作。「お化け蝋燭」が好きかなー。
    例えばこれが映像化できないのはセンセーを演る子供がいないことにも加えてグロさ満点の人形たち。

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    2009年10月07日
  • 黄昏綺譚

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    新規購入ではなく、積読状態のもの。
    2008/6/4~6/7
    とても古い本。一度読んでいたかもしれない。主に高橋氏が体験したUFOやら幽霊、占いの話など不思議体験を綴ったエッセイ。内容にはちょっとついていけないところがあるが、総門谷や刻迷宮などの制作の裏話みたいなものがかかれていて、そこは楽しめた。

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    2010年04月03日
  • ドールズ

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    友人に勧められて読みましたが、すっごい恐い!すっごい面白い!という感じでした。ホラーはホラーなんですが、先が気になるのでどんどん読んでしまう。絶妙です。「泉目吉」という人物の名前が出てくるまでがすごい。女の子が煙草すってる姿とかは、実際とても恐いと思います。

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    2009年10月07日
  • パンドラ・ケース よみがえる殺人

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    雪の温泉宿に集まった学生時代の仲間が次々と殺されていく。  う〜ん、ミステリはイマイチ苦手なんですけど、高橋さんのは読んじゃう。謎解き以外のとこが面白いからかな。心理描写とか。塔馬さん好き。

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    2009年10月04日
  • 完四郎広目手控2 天狗殺し

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    幕末を舞台にした謎解き物。「完四郎広目手控」シリーズで、12話が入っています。単行本としては2冊目か3冊目?高橋さん作品の場合、順番は気にならない(笑)
    江戸が舞台ではなく東海道五十三次で往復し、予知能力のある娘の言葉に適応した事件にぶつかります。化け物はいないけど、超能力はあるってことですね(笑)まぁ、気楽に読めますし、1話が短くどぎつさはありません。坂本龍馬を同行者にしたのは、単なる洒落でしょう。
    旅物になってますから、地名とか当時の情景を楽しめます。時代考証が確かかどうかは知りません(爆)

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    2009年10月07日
  • 炎立つ 伍 光彩楽土

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    全五巻の壮大な歴史ロマン、あまりのおもしろさに睡眠不足になりました。

    中央から常に軽視されてきた東北人として、高橋克彦氏は歴史上の固定観念への強烈な異議申し立てをこの「奥州三部作」に託されたようです。
    まさに「火炎」のアテルイが高橋克彦氏に乗り移ったかのようでした。

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    2009年10月04日
  • 刻謎宮(4) 登天篇

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    出版元が徳間書店→講談社に変わっての再文庫化です。
    そのためか、キリの悪いところで次巻に続いているので
    ちょっと読みにくい感じがしました。

    沖田総司、アンネ・フランク、マタハリ、坂本龍馬、マルコ・ポーロ等々、
    これまた歴史上の人物がボロボロ出てきますw

    全4巻と言いつつも…そのうち続きが出そうな予感(笑)。

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    2010年11月03日
  • 完四郎広目手控3 いじん幽霊

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    前作から約8年後、舞台を横浜に移した
    広目屋、完四郎シリーズ第3弾。

    外国人居留地で異文化に触れ、読み物としての瓦版と
    情報としての新聞の違いを考えはじめた主人公。
    ついに舞台を海外に移すのか?という引きを残したラストなので、
    次作が非常に気になります。

    【収録作品】
     第1話 夜明け横浜
     第2話 ふるあめりかに
     第3話 夜の写真師
     第4話 娘広目屋
     第5話 いこくことば
     第6話 横浜天狗
     第7話 火の雨
     第8話 遠眼鏡
     第9話 いじん幽霊
     第10話 筆合戦
     第11話 虎穴
     第12話 横浜どんたく
     <解説>末國善己

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    2010年09月25日