高橋克彦のレビュー一覧

  • 炎立つ 壱 北の埋み火

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    ネタバレ

    平安時代の蝦夷を巡る抗争の物語。知名度の低い舞台だからこそ面白い。熱い武者たちの物語。このあと前九年の役。

     
     なんというか、バトル物だね。これに八幡太郎義家とか出てきたらどれだけ熱いものになっちゃうのだろう。


     平安時代なので登場人物の名前が似た者ばかりで嫌う人もいるだろうが、おもろいで。
     学校の授業では登場しない名前ばかりでとっつきづらいかもしれないが、おもろいで。

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    p31 陸奥の馬
     平安時代の馬は高級品だった。特に陸奥の馬は他の馬の十倍の値で取引されるほど良品だった。

    p79 頼良軍
     安倍頼良の常備軍は5万くらいいるという。それがいざ戦になれば倍くらいになる

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    2015年04月23日
  • 南朝迷路

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    歴史ネタをメインに据えるのか
    ミステリーとしての事件要素をメインに据えるのか
    ちょっとどっちつかずで中途半端になってしまった印象。

    とはいえ、南北朝の後醍醐天皇ネタは
    昨年吉野に行ってたこともあって、
    面白く読めた。

    やはり苦しかったのはミステリー部分で
    わかりやすいトリックがあるわけでもなく
    ゴチャついた人間関係を紐解くミステリーなので
    物語への引力が薄かったように思えた。

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    2015年03月24日
  • 偶人館の殺人

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    殺人事件の推理モノとして追っていくよりは、江戸末期の天才カラクリ師大野弁吉と銭屋五兵衛の関係、銭屋の隠し財産に隠れキリシタンと、歴史裏に埋もれたミステリの解き明かしを追っていることの方で楽しめた。事件そのものは、、、弁吉の話とからくり仕掛けを書きたくて、無理矢理捻り出した、って感じかな。意外な人が犯人だったりしたけど、全体的に人間関係に無理があるような。矢的たち、仲間同士の掛け合いは相変わらず漫才のように楽しくて、スラスラ読めたけど。

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    2015年03月12日
  • 総門谷R 小町変妖篇

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    ネタバレ

    総門谷第4弾。
    鵺は小野小町に成代わり、天皇までも落としいれようとする。新しく、諒と空海が呼び出す新しい仏も出てくる。一応日本史としているが、Rになってからは、ほぼファンタジー小説である。

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    2015年02月22日
  • 総門谷R 鵺篇

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    ネタバレ

    総門谷第3弾
    鵺というのは怪鳥だが、本書の鵺は特に怪鳥という類ではない。いやそれよりも相当恐ろしい。
    総門の人間らしさ?が出る場面もあり、面白い。

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    2015年02月22日
  • 総門谷R 阿黒篇

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    ネタバレ

    総門谷の第2弾
    総門=阿黒となる。第1弾の総門谷より前の時代になるが、その総門谷第1弾との繋がりもあり、第1弾を読んでから阿黒編を読んで欲しい。

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    2015年02月22日
  • 総門谷

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    ネタバレ

    歴史の事実を随所に散りばめながら、UFOの謎に迫る本書は、歴史ファンタジー小説とでも言おうか。

    小説の前半までは、うんうん、ありえる、ありえると頷かされることが多かったが、後半になってくると、役小角やハンニバルなどが登場し、さすがに、少し笑みがこぼれてくる内容だが、そういう小説だと思って読めば、なかなかに面白かった。歴史的な知識の裏づけがなければこのような小説はかけない。東北に関する歴史小説も多く書く著者だが、本書も東北を舞台に話が進む。広島出身の私としては、庄原にあるピラミッドの話も入れて欲しかったと、少し残念に思った。

    明日からは続編の総門谷Rだ。

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    2015年01月18日
  • ドールズ 闇から覗く顔

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    前作のドールズと比べるとホラー要素は全くと言って良いほどありません。

    前作では長編でしたが今回は連続短編。
    少女の中に甦った江戸時代に生きた男。
    その男が現代の事件を解決していきます。

    とっつき易さは今作の方が断然上ですね。
    短編になっても面白さは衰えません。

    次作もセンセーの活躍を期待して読み進めようと思います。

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    2015年01月17日
  • 降魔王

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    ネタバレ

    蒼夜叉の続編とも言うべき作品。獏という夢を喰う物の怪がここでも登場する。崇徳天皇は果たして敵なのか。歴史小説ファンタジーという世界観を高橋克彦は確立したのだろうか。

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    2015年01月06日
  • 蒼夜叉

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    ネタバレ

    歴史小説ファンタジーという世界だろうか。随所に史実を織り交ぜながら、そうかもしれないなと思わせるような世界に引き込まれる作品。崇徳天皇の怨念をベースに物語りは進む。

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    2015年01月06日
  • 風の陣【立志篇】

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    ネタバレ

    道鏡時代の蝦夷と朝廷との対決の話。読書前の評判のごとく、鮮麻呂の最後は少し拍子抜け。他の著者の東北作品の方が引き込まれた。本作品は火怨などよりは私の評価は低い。

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    2015年01月06日
  • ドールズ

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    一応ホラーに分類されるそうですが、ミステリに近いかな??

    江戸時代の人形師が現代の女の子の中に甦るという何とも魅力的な内容。
    いやー、もっともっと掘り下げて欲しかったなぁ。
    でもこのくらいの方がサラリと読めていいのかしら。
    次作もあるみたいなので期待。

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    2014年12月10日
  • 火怨 上 北の燿星アテルイ

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    人としての 尊厳のために 朝廷軍と戦う 阿弖流為たち 蝦夷のみなさん!!

    セリフがいちいちカッコいいです。下巻が楽しみ(*´ω`*)

    しかし 名前が難しかった!

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    2015年02月08日
  • 私の骨

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    オチがわかっていても「奇縁」が面白かったです。
    「醜骨宿」は著者のテンションについていけず、途中で飽きてきました。

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    2014年10月05日
  • 星封陣

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    なんだこれ、面白い。江戸川乱歩とかの伝奇小説、という感じ。
    物部伝説や日本のキリスト、宇宙人説などなど広範囲に渡って奇伝怪談が繰り広げられる。いや、著者にとっては全て一本道に繋がっていそうなのが面白い。
    ただ最後が…結局どうなったの??

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    2014年08月18日
  • 緋(あか)い記憶

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    第106回直木賞受賞作。

    7編の短編集。
    言って見れば、『世にも奇妙な•••』的な内容で、最後にゾーッとする系。
    直木賞の評価ではタイトルになった『緋い記憶』よりも『ねじれた記憶』の方が高評価の様子。

    舞台は作者の地元である盛岡が中心。

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    2014年05月27日
  • 歌麿殺贋事件

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    高橋克彦は時代小説を結構読んでいるが、現代物は短編集程度。まぁ、いつか読もうと思っていた浮世絵シリーズだけど、この歌麿はシリーズの番外みたいになるのかな?6章で独立しており、美術雑誌社員と浮世絵研究者のコンビが悪徳美術商と駈引きで戦う感じ。まぁまぁ楽しめるかな。時代小説もそうだけど、キャラが弱く単純。ヒロインの筈の研究者助手なんか透明な雰囲気でいくら美人と説明されても個性が感じられない。だから気楽に読めるとも言えるか(笑)

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    2014年01月25日
  • ドールズ 月下天使

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    もっと目吉さんの活躍を見たかった。最後の方はちょっと予想以上にホラーというよりファンタジー?だったな。

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    2013年12月18日
  • 鬼

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    題名どおり、”鬼”をテーマとした短編集。有名どころの陰陽師が順番に主役を務めています。短編なのでしかたないかもですが、個人的に内容にもう一押し欲しい気がしました。

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    2013年12月16日
  • 霊の柩(下)交霊英国編

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    初読
    ロンドンに到着した一行は幽霊が出ると言われる館に宿泊することになるが、そこで待ち構えていた悪霊の正体が実は・・・。
    竜の柩シリーズ、最終編。間違った時代に送り込まれてしまった主人公たちは、自分たちの時代に戻ることを目的として、霊との会話を試みるためにロンドンに到着する。タイムマシンパラドックスにより元の時代とのズレが発生してしまう。はたして、現代に帰ることが出来るのか。
    テンポ良く読ませる作品。読後感もなかなか。エンタメとして、楽しませてくれる一作。

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    2013年11月08日