高橋克彦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
小学3年生怜の体の中には江戸時代の人形師、目吉が棲んでいる。
目吉センセの推理が冴えるドールズシリーズが、新たな局面を迎える。
見た目は子供、中身はオヤジ、なんだけど、いかんせんアガサ博士@名探偵コナン、みたいな人はいないわけで、なかなか行動が伴わなかった。が、今回、目吉の手足というべき存在が現れる。
喫茶店で働く謎多き女性、聖夜、は目吉@怜が動けない分、それをカバーする。
これは、無敵だなって思っていたら、さらに強大な敵が現れました。
うむ。
ここから、壮大なバトルものにシフトしそうな気配です。
でもって、目吉がなぜ死んだか。なぜ、怜の体によみがえったか。そういう謎がこれから明確になってくる感じです。
けれど、それはシリーズの終わりを意味するんじゃないかとも思うわけで…。
まぁ、どんどん成長していく怜の中に棲むことは、怜にも目吉にもやはり不幸でしかない。
と、見ると、随分哀れな話、というかシリーズなのだなと思う。
どう転んでも、そこには悲しみがある。
それは避けられない。
避けられない悲しみを、どう昇華していくのか。きっと、それがこのシリーズの喜びなのだろう。