高橋克彦のレビュー一覧

  • 炎立つ 参 空への炎

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     朝廷の支配が及ばぬ、平安末期の東北地方。ここに一大勢力を築いた、奥州藤原氏。東北出身のミステリー作家である著者が描いた一大ロマン。  

     その父祖、亘理権野大夫藤原経清は蝦夷(えみし)の豪族、安倍氏の娘を娶り、源義家の奥州征伐で安倍方に寝返る。時は流れ、その子孫である藤原四代は東北に覇を唱え、豊富な鉱物資源をバックに隆盛を極める。しかし、栄華は長くは続かなかった。

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    2010年04月05日
  • 炎立つ 弐 燃える北天

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     朝廷の支配が及ばぬ、平安末期の東北地方。ここに一大勢力を築いた、奥州藤原氏。東北出身のミステリー作家である著者が描いた一大ロマン。

     その父祖、亘理権野大夫藤原経清は蝦夷(えみし)の豪族、安倍氏の娘を娶り、源義家の奥州征伐で安倍方に寝返る。時は流れ、その子孫である藤原四代は東北に覇を唱え、豊富な鉱物資源をバックに隆盛を極める。しかし、栄華は長くは続かなかった。

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    2010年04月04日
  • 炎立つ 伍 光彩楽土

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     朝廷の支配が及ばぬ、平安末期の東北地方。ここに一大勢力を築いた、奥州藤原氏。東北出身のミステリー作家である著者が描いた一大ロマン。

     その父祖、亘理権野大夫藤原経清は蝦夷(えみし)の豪族、安倍氏の娘を娶り、源義家の奥州征伐で安倍方に寝返る。時は流れ、その子孫である藤原四代は東北に覇を唱え、豊富な鉱物資源をバックに隆盛を極める。しかし、栄華は長くは続かなかった。

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    2010年04月04日
  • 炎立つ 四 冥き稲妻

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     朝廷の支配が及ばぬ、平安末期の東北地方。ここに一大勢力を築いた、奥州藤原氏。東北出身のミステリー作家である著者が描いた一大ロマン。

     その父祖、亘理権野大夫藤原経清は蝦夷(えみし)の豪族、安倍氏の娘を娶り、源義家の奥州征伐で安倍方に寝返る。時は流れ、その子孫である藤原四代は東北に覇を唱え、豊富な鉱物資源をバックに隆盛を極める。しかし、栄華は長くは続かなかった。

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    2010年04月04日
  • 完四郎広目手控

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    時代小説と連続物の面白さを堪能。武士の家に生まれながら広目屋家業に生きる道を見つけていく、という完四郎の設定が面白い。

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    2014年03月30日
  • ドールズ

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    高橋克彦さんは好きな作家さんの一人ですが、このドールズシリーズはなぜか読んでいませんでした。
    時代小説も沢山書かれているのでついつい時代小説ばかり読んでいました。

    ドールズシリーズの第一弾。
    目吉センセー誕生の話です。

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    2010年03月21日
  • ドールズ 闇から招く声

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    長編!!でも説明もくどくなく次は次はとドンドン話が進んでいく。ただセンセーと戸崎先生以外はヘタレでイライラした。
    しかしセンセーはかっこいい!現代口調のなかふと江戸口調?がなんともいい。

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    2010年03月20日
  • ドールズ 闇から覗く顔

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    続き!
    どの回も目吉センセーの説得がいい。
    センセーの腰の低さといい心広い大人ぁな感じが素敵。
    だまし絵ではセンセーの過去が垣間見れてうれし。

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    2010年03月18日
  • 高橋克彦自選短編集 1 ミステリー編

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    好きな作家さんの一人です。
    最初の方はもしかして恐怖小説??と思ったら「恐怖小説」と言うシリーズも出ていました。
    これよりもっと怖いのかも??…
    ドールズシリーズ、読んだ記憶がありませんでした。
    どうしてかな??

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    2010年03月15日
  • 刻謎宮(1) 彷徨篇

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    ギリシャ神話が作られる時代に金髪碧眼の沖田総司が…?!(しかも当時の服装で、腰には日本刀)というとんでもない設定ですが、登場人物が魅力的でとても面白いです。
    続編もあり、そちらは中国が舞台。なかなか壮大です。

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    2010年01月17日
  • 星の塔

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    民話モチーフのホラー……というより「怪談」。しっとりじっとりと怖くて、それでもどこかしらひっそりと郷愁を漂わせる雰囲気が魅力的。
    「寝るなの座敷」「子をとろ子とろ」なんて、タイトル見ただけで物凄くおどろおどろと怖い気がする。とはいえこれ、内容はそれほど怖くないかな。「怖い」というより「不思議」さを感じさせる物語だった気がする。
    しかし、日本の古い「村」がモチーフとなると、なんでこんなに怖い気がするんだろうね。現代の都会では失われた「闇」が、そういった場所には生きている気がするのかな。

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    2010年01月15日
  • ドールズ 闇から覗く顔

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    「ドールズ」に続く短編集。キャラの存在が定着したこともあってか、一作目の不気味さは薄れた気がします。
    目吉いいなあ。それぞれの事件を解決するのだけれど、その解決のしかたが素晴らしい。限りなく優しい解決のしかただと思います。これはやはり彼にしかできないことなのでしょうね。犯人を暴いて糾弾したところで何もならない。犯人の心を解きほぐすことこそが本当の解決だという気がします。
    お気に入りは「鬼火」。これ、犯人の情念がものすごく怖いですよ。なのに解決は優しくて。一気に穏やかな気分になれました。

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    2010年01月15日
  • ドールズ

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    再読。あらかじめ設定を知っていて読むとそうでもないけど。予備知識なしに読むと……きっと怜がものすごーく恐ろしい存在に思えてしまうかもしれません。そりゃなあ、あんなものやあんなものに平然と接する子供って……。きっとその部分が「恐怖小説」として一番の読みどころだったんだろうなあ。
    ただ、シリーズ続編を読んだうえで再読すると。……なかなかにお茶目ですよね(笑)。

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    2010年01月15日
  • 緋(あか)い記憶

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    記憶をテーマとしたホラー短編集。曖昧模糊とした過去の記憶、というのはきっと誰にでもあるものだと思うし、だからこそそれを掘り起こすことの恐怖もまた誰にでもありうることなんでしょうね。忘れるのが幸せということもあるか……。
    お気に入りは「ねじれた記憶」。これは本当に恐ろしい話だけど。ラストの緊迫感がなんともいえません。

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    2010年01月15日
  • ドールズ

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    ある日目が覚めて、そこが自分の知っている世界とは全く違っていたら・・・。
    自分の知っている人が、ある日突然別人のようになってしまったら・・・。
    江戸時代から魂だけが現代へやってきて、8歳の少女の体の中に。
    自分は男で、しかも大人で、人生を半分以上は過ごしたはずなのに。
    気づいたら子供で、しかも女の体になっていて、周囲に知っている人はおろか時代さえも違う。
    そんな目吉先生の孤独や寂しさ、戸惑いが伝わってくるのに、見た目は少女で中身は昔の成人男性というズレが生じさせる恐怖もしっかり伝わってきます。

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    2009年11月25日
  • 炎立つ 伍 光彩楽土

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    全五巻通読後のレビューです。
    ご存知、高橋克彦氏の陸奥三部作の一つです。
    前九年の役から奥州藤原氏の滅亡までを描く。
    アテルイ(こちらは『火怨』の主人公)たちが叛乱を起こしてからずっと中央政府の方針に納得がいかない陸奥の民はついに再び叛乱を企てる。その中心は安倍頼時(のち頼良)。ついに中央政府から陸奥守として源氏(源頼義)が派遣され、全面戦争に発展。安倍氏は陸奥の民の代表として、物部(吉次は物部の子孫とされる)の支援を受け、陸奥の大地で源氏を迎え撃つ。
    そんな中、源氏側の一人としてやってきた藤原経清(奥州藤原氏の祖とされる)は、頼時の娘を妻にしていたし、義弟の平永衡(同じく頼時の娘を娶

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    2009年11月01日
  • 炎立つ 四 冥き稲妻

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    全五巻通読後のレビューです。
    ご存知、高橋克彦氏の陸奥三部作の一つです。
    前九年の役から奥州藤原氏の滅亡までを描く。
    アテルイ(こちらは『火怨』の主人公)たちが叛乱を起こしてからずっと中央政府の方針に納得がいかない陸奥の民はついに再び叛乱を企てる。その中心は安倍頼時(のち頼良)。ついに中央政府から陸奥守として源氏(源頼義)が派遣され、全面戦争に発展。安倍氏は陸奥の民の代表として、物部(吉次は物部の子孫とされる)の支援を受け、陸奥の大地で源氏を迎え撃つ。
    そんな中、源氏側の一人としてやってきた藤原経清(奥州藤原氏の祖とされる)は、頼時の娘を妻にしていたし、義弟の平永衡(同じく頼時の娘を娶

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    2009年11月01日
  • 炎立つ 参 空への炎

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    全五巻通読後のレビューです。
    ご存知、高橋克彦氏の陸奥三部作の一つです。
    前九年の役から奥州藤原氏の滅亡までを描く。
    アテルイ(こちらは『火怨』の主人公)たちが叛乱を起こしてからずっと中央政府の方針に納得がいかない陸奥の民はついに再び叛乱を企てる。その中心は安倍頼時(のち頼良)。ついに中央政府から陸奥守として源氏(源頼義)が派遣され、全面戦争に発展。安倍氏は陸奥の民の代表として、物部(吉次は物部の子孫とされる)の支援を受け、陸奥の大地で源氏を迎え撃つ。
    そんな中、源氏側の一人としてやってきた藤原経清(奥州藤原氏の祖とされる)は、頼時の娘を妻にしていたし、義弟の平永衡(同じく頼時の娘を娶

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    2009年11月01日
  • 炎立つ 弐 燃える北天

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    全五巻通読後のレビューです。
    ご存知、高橋克彦氏の陸奥三部作の一つです。
    前九年の役から奥州藤原氏の滅亡までを描く。
    アテルイ(こちらは『火怨』の主人公)たちが叛乱を起こしてからずっと中央政府の方針に納得がいかない陸奥の民はついに再び叛乱を企てる。その中心は安倍頼時(のち頼良)。ついに中央政府から陸奥守として源氏(源頼義)が派遣され、全面戦争に発展。安倍氏は陸奥の民の代表として、物部(吉次は物部の子孫とされる)の支援を受け、陸奥の大地で源氏を迎え撃つ。
    そんな中、源氏側の一人としてやってきた藤原経清(奥州藤原氏の祖とされる)は、頼時の娘を妻にしていたし、義弟の平永衡(同じく頼時の娘を娶

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    2009年11月01日
  • 時宗 巻の壱 乱星

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    元寇の話です。
    大河ドラマにもなったからご存じの方多いと思いますが・・・。

    でも実際の元寇の話は4巻ある内の最後の1冊だけ。それどころか主役の時宗が活躍し始めるのは3巻目から。
    元寇での戦いじゃなくて、その前にいかに国内をまとめるかっていうところに話の重点が置かれてますが、これがまたおもしろい!!

    炎立つからそんなに時代が遠くないので、炎立つを先に読んでるとにやっと思うところがあるのが楽しいです^^。
    やっぱり高橋克彦はおもしろい!!!

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    2009年10月08日