高橋克彦のレビュー一覧
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第2部。
2部からは,著者が聖書や神話,遺跡から導き出したある仮説に沿って,過去にタイムスリップし,その謎を解いて行く話となる。フィクションであるが,それを,さも本当にあった話のように,様々な角度から分析し,裏づけをとっている。私はあまりフィクションを好まないが,これは単なるフィクションではなく,変な言い方だが,史実に基づいたフィクションとも言える。第3巻では,ノアの箱舟に乗って旅立った虹人達が,過去にタイムスリップし,神達に出会い,過去に起こったことを,再確認する旅である。人と言うものは,常に地方の文化は中央より低いし,過去が現在よりも高度な文明を持っていたとは考えもしない。それを,ありうるとし,また,神話を神話で終わらせず,神が天から降って来たと神話で言うなら,素直にそれを受け取り,分析していくことも大切だということを教えてくれる。
4巻では,古代の日本に虹人達は降り立つ。そして,虹人達は,本当に未来の日本が,古代の日本より幸せなのかということを考えるのである。後半においては,虹人達は,イザナミやスサノオといった人物と出会い,驚愕しつつも,自分の人生を賭けて,運命に立ち向かっていくのである。
1巻から4巻まで,ざーーと読み進めたが,6巻まで読み終えたら,もう一度最初から読み返さないと,竜の一族が誰と誰で,牡牛の一族が誰でということがこんがらがったままだ。 -
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第1部。
古代,日本を支配し,神と崇められていたモノはいったい何なのか。
その正体を求め,日本ピラミッドのある東北津軽~中国地方を旅する。その中で次第に明らかになっていく竜の存在。古代,出雲の国でスサノオや大国主命と言われていた神とは何者なのか。神話は本当にあった話がしるされているのかその謎を突き止める主人公九鬼虹人は架空の人物だが,実際の遺跡など,著者の綿密な調査をベースに仕上げられている。(第1巻)
そして,竜の正体を突き止めるため,虹人はインド,パキスタン,トルコに向かう。そこではパキスタンのモヘンジョダロ遺跡は実は古代核戦争の跡なのだということを遺跡からの出土品,ヒンズー教の神などをもとに論証する。そして,トルコのアララト山を目指し,聖書に記されているノアの箱舟を探し当てる旅に出る。その目的は,神がエイリアンだったということ,ノアの箱舟はUFOであることを証明するためである。ノアの箱舟はいわゆるUFOで,神と崇められていたモノは,科学技術の発達した惑星から来た宇宙人だったら,一番困るのは,宗教の権威者である。自分たちが神とあがめているものが実際はエイリアンだったとしたらしゃれにならない。精神の拠り所を失うと言うことだ。このため,ローマン・カトリックの手先達が虹人がノアの箱舟を探し当てるのを阻止しようと試みるが,失敗し,遂に虹人達はノアの箱舟を発見する。そこから新たな旅が始まる。(第2巻) -
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広目屋・香冶完四郎シリーズの第4弾。
アメリカ渡航時代が描かれるのかと思いきや、帰ってきてからの話でしたか…(苦笑)。
ミステリーとしては各話軽めの仕上がりでしたが、随所に挿入されている新聞錦絵が結構面白かった。
でもそれが作中で、瓦版と新聞の違いを浮き立たせる材料にもなっていて、
読み物とジャーナリズムの差をサラッとインプットしてくれた感じです。
氏の著書『新聞錦絵の世界』が読んでみたくなりました。
…絶版かぁ…orz
【収録内容】
第1話 帰ってきた男
第2話 文明怪化
第3話 人生双六
第4話 怪談指南
第5話 びっくり箱
第6話 ニッポン通信
第7話 絵空事
第8話 死人薬
第9話 かどわかし
第10話 手口
第11話 番茶組
第12話 幻燈国家
<解説>縄田一男