高橋克彦のレビュー一覧

  • ドールズ

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     交通事故にあった女の子に江戸時代の天才人形師が憑依して数々の事件を解決してしまうというホラー&ミステリー短編集です。
     殺人のトリックなどより、人形師による江戸のからくり人形などの蘊蓄に、なるほどね〜となることが多かったです。文化史的な勉強になりました。
     シリーズはまだ続きます。面白いのですが、1作目で止めてしまいました。
     
     これも智内兄助の表紙ですね。


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    2017年08月15日
  • 緋(あか)い記憶

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    心の奥に封じ込められた記憶の再生をテーマにした短編集。
    恐怖とともに何か物悲しい感情を喚起させる。

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    2011年08月09日
  • 天を衝く 秀吉に喧嘩を売った男九戸政実(2)

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    ネタバレ

    いよいよ第2巻。
    しょうもない内輪揉めはもういいから、外に向かって行こうよ!

    政宗との会話でジワッときた。
    さぁ、いよいよ3巻が楽しみ。

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    2011年07月22日
  • 天を衝く 秀吉に喧嘩を売った男九戸政実(1)

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    んんっ、あれあれ。
    確かに戦闘シーンはスゴイ。胸のすく思い。
    なんだけど、「火怨」のアテルイみたいな熱さはすくないかなぁ。
    期待してはいけないんだろうか…
    でも、また号泣できることを期待して、次に進もう。

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    2011年07月20日
  • 時宗 巻の弐 連星

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    パパの代がかなりしっかり描かれているのが私としては好みだし助かる。この辺分かってないから。
    大河になってたっていうのも、知らなかったし。

    高橋さんの見せ方が好きなのですらすら読んでしまうけど、やはり時代的には興味が薄いのを再実感。

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    2011年05月10日
  • 時宗 巻の参 震星

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    やっと時宗さんの時代がやってきた!
    日蓮との絡みは結構面白い。日蓮は正直好きではないのですが、そのあたりに興味が出てきたかも。

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    2011年05月10日
  • 時宗 巻の四 戦星

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    時宗さん完結編。さらりと読めてしまう。
    元寇あたりは正直歴史としては好きではない分野だったので結構「へーっ」って納得して読めた。
    美化しすぎなのはまぁ、仕方ないってことで。

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    2011年05月10日
  • 完四郎広目手控4 文明怪化

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    仮名垣魯文+完さんのお話の続き。うん、好き。
    でもあえて言うならちょっと飽きてきた。
    完さんが最強すぎるんだもん。

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    2011年05月10日
  • 時宗 巻の壱 乱星

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    バカな勘違いで読み始めた本。「じしゅう」=仏教の本かと(笑)
    北条時宗さんでしたね。高橋さんの文体は好みなので好き。読みやすい。

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    2011年05月10日
  • ドールズ

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    2重人格と言うか、潜在人格と言うか・・・。
    概ね楽しく読めました。

    真司(父親)にイラっとさせられます。
    怜(娘)の潜在人格に好感を持ちました。
    協力を惜しまない戸崎・松室医師コンビに救われます。

    どうやらシリーズ化してるらしいので、続きも読みたいです。
    でも最後の展開がシリーズ化したいがための布石にも思えて
    ちょっともにょもにょしますねぇ・・・。

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    2011年03月09日
  • 南朝迷路

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    表紙の髑髏を敬遠して、これまで手を出していませんでした。
    ふむ、塔馬双太郎シリーズだったのですね。
    後醍醐天皇の配流先と過疎、という着眼点は面白かったけど
    意外と早めにスジが読めてしまったので、その点はちょっとマイナスな感じ。


    【収録内容】
     序幕
     一幕 長山と亜里沙、迷路への道行に出立すること
     二幕 南朝の秘宝と隠岐での脅迫のこと
     三幕 吉野にて後醍醐天皇の残照に出逢うこと
     四幕 青森と長野の大川原の狭間に立つ塔馬双太郎のこと
     五幕 迷路を解き明かす塔馬の新たな困惑のこと
     終幕
     <解説>井上夢人

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    2011年01月11日
  • 刻謎宮(3) 渡穹篇

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    一気に読み終えないと、登場人物名が大混乱を起こす恐れあり(笑)。
    きっとこういう流れにするために金環はめたんだろうなぁ。

    沖田総司=峰飛麟=孫悟空
    ヘラクレス=広円心=燕子外=猪八戒
    ポーリア=深月露=沙悟浄
    アンネ=青蘭=三蔵法師
    マタハリ=狼→白馬 


    【収録内容】
     廻難の章
     渡穹の章
     闘天の章
     破砕の章

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    2010年12月19日
  • 風の陣【風雲篇】

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    これまでの3冊に比べると、盛り上がりに欠ける感じがしました。
    それでも、火怨に関係する人物が登場したことで、「火怨」をきっかけに蝦夷の世界に興味を持った自分としては、解説にもありましたが、嶋足が「蝦夷にとって口にするのも憚られる名となった」の真相が待っているのだろうと、次が楽しみになりました。

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    2010年11月29日
  • 風の陣【風雲篇】

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    一つ前の「天命編」で道鏡が失脚したことで物語も一段落した感じです。「風雲編」という割りには道鏡失脚後の後日談と少年期の田村麻呂とアテルイの出会いなど「火怨」につながる中間的な一冊です。早速、最終巻となる「裂心編」も購入しました。

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    2010年11月28日
  • 風の陣【風雲篇】

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    「風雲篇」では道鏡が失脚し、朝廷との問題が落ち着いた分、前巻より見所が少なかったですね。道鏡が天皇になり損ねたことは知ってましたが、その後どうなったかまで知らなかったので、道鏡の末路が分かりました。
    最終巻に向けての前振り的展開がメインだった気がします。その分、少し迫力とテンポが落ちていた気がします。
    最後の「裂心編」でどう締めくくり、「火怨(アテルイ篇)」に繋がるのかに期待したいです。

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    2010年11月24日
  • 風の陣【大望篇】

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    第二弾「大望篇」は奈良時代の朝廷内の様子が分かって興味深かったです。
    恵美押勝(藤原仲麻呂)が実権を握ってから、討伐されるまでが描かれてます。
    昨年、NHKドラマ「大仏開眼」で吉備真備と恵美押勝が取り上げられたましたが、この作品を読むとあのドラマがいかにも内容が浅かったんだなぁと思いました。
    当時の朝廷において、吉備真備はある種の巨人だったんですね。
    それと奈良時代の怪僧・道鏡が登場してきました。
    次作以降は道鏡との闘いですかね。
    どうなるんでしょうか、楽しみです。

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    2010年11月24日
  • 風の陣【風雲篇】

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    弓削道鏡の失脚、称徳天皇の崩御、藤原永手の死…
    めまぐるしく入れ変わる勢力図がなかなか頭に入らず、
    シリーズ1冊目から読み返そうと思った。。。

    少年期の坂上田村麻呂と阿弖流為の出会いなど、「火怨」に繋がる
    シーンも出てくるので、ファンとしてはニヤリとしましたが。
    (そして火怨も読み返そうと思ったさ)


    【収録内容】
     荒れ風
     風見
     風塵
     風哭き
     散り風
     這い風
     遠き風
     風袋
     隠れ風
     弩風
     風送り
     あずま風
     風渡り
     逆風
     渦風
     初風
     風揺れ
     底風
     <解説>池上冬樹

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    2010年11月06日
  • 炎立つ 壱 北の埋み火

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    前九年後三年の役の話だと思われる。何の予備知識も与えられず薦められ、一冊で完結するものと疑いもしなかったのに以下続刊。一巻目は導入部。はやく源頼義・義家親子の活躍がみたいところだが、安倍さん家側が主役なのかな。そしてあと何巻続くのか。できれば清衡君の奥州藤原氏確立までみたいけれど。

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    2010年10月27日
  • 刻謎宮(4) 登天篇

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    4冊、楽しく読ませてもらいました。後半に入るほど、読むスピードが上がってきたけど、ストーリーはちょっと尻すぼみかな?それ以前に、手広く広げすぎてしまった?

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    2010年09月30日
  • 歌麿殺贋事件

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    浮世絵シリーズ番外編、みたいな。安心して読めるしお得感がある。岬先生には本編レギュラーで登場してほしかったなあ…それからこの短編読みたかった!短編といえど全部でひとつの話という趣も。

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    2010年08月20日