【感想・ネタバレ】源内なかま講のレビュー

あらすじ

平賀源内がその昔、故郷の讃岐で拵(こしら)えさせた源内焼。その稀少な焼き物1000個、額にして2万両分が土中に埋蔵された儘(まま)になっている! このお宝を掘り出さんと、自由の身となった源内は、春朗(葛飾北斎)、蘭陽と海を渡り、一路、讃岐へ。道中降りかかる怪事件も何のその、痛快なる探索行を描く、大好評「だましゑ歌麿」シリーズ。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

平賀源内由縁のお宝を探しに彼の故郷である讃岐へ向かう一行。どこまでも金に貪欲な蘭陽ですが、優れたビジネス感覚からくる柔軟な発想であり、かつ殆どの目論みが上手くいかずに結局は情を優先するので全く嫌味がなくむしろ清々しい。
実在と架空の人物を混ぜながら有名人が活き活きと交流するところが魅力の大好きなシリーズなのに、本書以降に新作が発表されていないのがとても寂しい。

0
2021年11月12日

Posted by ブクログ

全1巻。
時代小説
だましゑシリーズの第5弾。

このシリーズは毎回主人公変わるので
今回の主人公は平賀源内。
の、はずなんだけど、
一番目立ってるのは前作主人公の蘭陽。
というか、
もうこのシリーズの主役は蘭陽なんだと思う。

おなじみの面子での宝探し。
道中新しいキャラと出会いながらの旅もの。
ミステリありオカルトあり。
おっさん達のグーニーズ。

もはや"だましゑ"でもなんでもないけども、
素直で楽しくはある。
が、
そろそろ1作目の主人公・千一を出して欲しい。

0
2013年09月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ら、蘭陽がごうつくちゃんだ!
先に読み終わった母が、こんなキャラだったっけ?と首を傾げてました。
ここまで激しいとは私も思わず。

ドラマ版はずっと歌麿が主人公でやってるけど、原作の連作短編は主人公が変わるのが楽しいですね。
やっぱり主人公が変わると視点も変わって、キャラも変わって見えて当たり前って事かなぁ。
蘭陽の料亭がこれからどうなるのかも気になります。
次は誰が主人公になるかな?

0
2013年09月09日

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