あらすじ
実家の床下から偶然見つかった古びた骨壷には、なぜか私の生年月日が記されていた……。旧家に残る恐るべき因習と哀しいまでの親心を描いた表題作をはじめ、心理の奥底に潜む恐怖を通して人間の本質に迫る傑作ホラー短編集。「私の骨」「ゆきどまり」「醜骨宿」「髪の森」「ささやき」「おそれ」「奇縁」の珠玉の七編を収録。
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Posted by ブクログ
短編集。だいたいの話が作者の出身地である岩手以北に収束していくのがちょっと笑える。東北に多少縁があるからか情景が描きやすく、ミステリ要素も惹かれるものが多く全編堪能した。是非長編も読みたい。
Posted by ブクログ
実家の床下から見つかった骨壷には、なぜか私の生年月日が記されていた…。旧家に残る因習と悲しい親心を描いた表題作をはじめ、心の奥に潜む恐怖を通して人間の本質に迫る七編を収録したホラー短編集。
Posted by ブクログ
ホラー短編集。全7話。
初高橋克彦さんでした。
いや〜おもしろいね〜。数話は?ってのもあったけど、他の話はひどくおもしろかった。単純なホラーもあれば、人間の心理をするどくついた作品もあったり。
いや〜夜読まなくてよかったよ(笑)だって怖いんだもん(笑)
幽霊も怖いし人間も怖い( ̄Д ̄;)
Posted by ブクログ
人間の後ろ暗いところがよく書かれていて、読んでいておもしろかった。とくに『奇縁』ではそれまで良い人だと思っていた人間の本性がわかり、ぞくっとした。