【感想・ネタバレ】霊の柩(下)交霊英国編のレビュー

あらすじ

「現代」に帰るには、再び「神」と交信するしかない…九鬼虹人たちは、第一次世界大戦直後の英国へ渡航した。霊研究の最先端をいく英国、その先鋭がシャーロック・ホームズ生みの親のコナン・ドイルだった。夥しい悪霊の中から盟友・鹿角の霊と交信した九鬼が見た「霊魂」の正体とは!?

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Posted by ブクログ

通常同じ著者の作品を数冊続けて読むと文体に飽きてくるのだが…。
ぐいぐい引き寄せられて一気読み(笑)
いい年をしたおっさんたちがパラレルワールドにはまりこんでしまうとは普通は考えつかない(笑)

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2013年08月23日

Posted by ブクログ

竜の柩に続く作品。現在の日本に戻ったつもりが大正時代だったことから話は始まる。
もうこの上下巻はメインがタイムスリップファンタジーとなっていて、謎や冒険的な要素は薄まってしまっている。
しかし、やはり引き込まれることは変わりなく、一気読みである。
1919~1920の大正時代の日本やイギリスの様子が楽しくて、宮沢賢治や江戸川乱歩やコナンドイルに会うところなどわくわくした。
死後の世界や魂のありようなどは考えさせられる。
このシリーズがこれで完結なのはさみしすぎる。

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2012年12月22日

Posted by ブクログ

初読
ロンドンに到着した一行は幽霊が出ると言われる館に宿泊することになるが、そこで待ち構えていた悪霊の正体が実は・・・。
竜の柩シリーズ、最終編。間違った時代に送り込まれてしまった主人公たちは、自分たちの時代に戻ることを目的として、霊との会話を試みるためにロンドンに到着する。タイムマシンパラドックスにより元の時代とのズレが発生してしまう。はたして、現代に帰ることが出来るのか。
テンポ良く読ませる作品。読後感もなかなか。エンタメとして、楽しませてくれる一作。

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2013年11月08日

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