あらすじ
青森のキリスト伝説の地で、男が十字架で首吊り死。それを冷然と眺め、闇に消えた謎の美少年。さらに京都、香川と怪事は続き、例の美少年が現われる。これらの地には必ず怨霊伝説が存在した。怨霊の跳梁、さらにソロモン秘宝の謎を秘め、話は核心へと! 壮大構想で興奮を呼ぶホラー傑作。(講談社文庫)
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Posted by ブクログ
相当数、読み返している。この装丁で残っていたことに感謝。
天皇の歴史の壮絶非道な血で血を洗う争いの多さにに驚愕。
祟る、の文字はこの祟徳上皇からきたのか?と思えるほど。
一時、かなり天皇家の系譜に詳しくなっていた。奇想天外なストーリーより、作者は実はこの天皇家の負の歴史を知らせたかったのでは、と思ったほど。
読み込みすぎて、かなり痛んでいる本だ。
Posted by ブクログ
歴史小説ファンタジーという世界だろうか。随所に史実を織り交ぜながら、そうかもしれないなと思わせるような世界に引き込まれる作品。崇徳天皇の怨念をベースに物語りは進む。