【感想・ネタバレ】竜の柩(6) 交霊英国編のレビュー

書店員のおすすめ

浮世絵研究家としても知られる、高橋克彦氏の著作。

氏はたびたび、荒唐無稽とすら思える超古代文明やそれにまつわる神やUFOなどの考察を書かれているが、オカルトブーム真っ只中で刊行された本作がそういった側面を期待されていなかったと言われれば嘘になるだろう。
確かに、偽書論争を巻き起こした「東日流外三郡誌」など、眉唾とも思える書物をもとに論拠を組み立て、ストーリーを形作っている部分もあるため、すべてを信じることはできない。

しかし、実際に読み進めていくと、もしかしたら…と思わされる箇所にぶつかることになる。
もしこれがばらばらに組み立てられた論拠であれば、その箇所のみ切り捨ててしまえばいい。
だが、巧妙に論拠につながりを持たせているため、それもできずにいつの間にか丸め込まれてしまい、作品に引き込まれていく。

ぜひご一読いただき、それが嘘でないことを確かめてもらいたい。

ユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2020年08月21日

最終巻の舞台はロンドン。
かのコナン ドイルと交流した後は、鹿角の霊とイシュタルの助けを得ていよいよ現代に戻れるかと思いきや、今度はパラレルワールドに迷い込むという最後まで超常現象と歴史上の有名人ラッシュは途切れなかった。
この壮大な物語は最初から構想にあったのか、それとも書き進むにつれてイマジネー...続きを読むションの暴走が止まらなくなったのか。
後者であることを願って楽しめるのが真の高橋ファンだという自負がある一方で、ビギナーにはとんでもないオカルト小説のように見えてキツイだろうな。
とにかく高橋氏の知識と独特の想像がふんだんに織り込まれた長く楽しいシリーズでした。

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Posted by ブクログ 2018年01月06日

シリーズ第六弾、遂に完結。現代に帰るために遠くイギリスまで来た虹人一行。イギリスで出会ったのはホームズの産みの親コナン・ドイルだった。長かったが最後まで読み終えた。全体的に面白いシリーズだった。古代の謎に興味があるのならお勧め。

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Posted by ブクログ 2015年07月25日

ぐるーうっと回って元に戻ってきました。

途中こんがらがる箇所もありましたが
終わり方が何ともキレイでシリーズ通して楽しんで読む事ができました。

虹人のやり取りをもう読めないと思うと少し淋しいですね。

ちなみに私は南波推しです。

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