竜の柩(6) 交霊英国編
  • 最新刊

竜の柩(6) 交霊英国編

838円 (税込)

4pt

4.2

鹿角の霊魂を呼び寄せるため、九鬼たちは心霊研究が盛んだった当時のロンドンに向かう。コナン・ドイルと出会い、霊媒師の力を借りて鹿角やイシュタルと再会することができたものの、九鬼たちはパラレルワールドに彷徨いこんでいたことを知る―。天才・高橋克彦にしか描き得ない龍を巡る旅、ここに完結。

...続きを読む

竜の柩 のシリーズ作品

1~6巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~6件目 / 6件
  • 竜の柩(1) 聖邪の顔編
    838円 (税込)
    龍神伝説を追うために津軽、信濃、出雲と列島縦断して調査を進める九鬼虹人(くきこうじん)たちアクト・ナインのメンバー。『古事記』『日本書紀』や風土記に残る寓話や神話を読み解く九鬼は、独自の論理的考察で、仮説を実証し真実に辿り着く。龍=ロケット、神=エイリアン。著者にしか辿り着けない圧倒的スケールの傑作。
  • 竜の柩(2) ノアの方舟編
    838円 (税込)
    ノアの方舟は、龍=ロケットではないか。この仮説を検証すべく、九鬼虹人(くきこうじん)は仲間とインドに向かう。古代遺跡モヘンジョ・ダロは、核爆弾の被災地だったという驚愕の真相……。だが、宿敵・鹿角(かづの)が迫るなかで、アララト山で龍を見つけるしか生き残る道はなくなる。人類最大の謎を解き明かす伝奇小説の金字塔。
  • 竜の柩(3) 神の星編
    827円 (税込)
    空高く舞い上がる龍に呑み込まれた九鬼虹人たち五人は、砂漠の真ん中で目覚める。高度に発達し、シュメール文明との類似点が多い謎の星では、牡牛一族と龍一族による神の戦いが繰り広げられていた。九鬼は龍に招かれたのか、神話を塗り替えられるのか。空想が歴史を再構築する高橋ワンダーランドの真骨頂。
  • 竜の柩(4) 約束の地編
    827円 (税込)
    紀元前二千五百年のシュメール時代に辿り着いていた九鬼虹人らは、現代への帰還の可能性を求め、古代日本へ向かう。そこで目撃することとなる「エデンの園」「黄泉の国」の真実、そして神々の戦場に導かれた九鬼が知ることになる自らの驚愕の宿命とは――。時空を超えた遥かなる旅、感動のクライマックス。
  • 竜の柩(5) 心霊日本編
    827円 (税込)
    元の世界にイシュタルのタイムマシンで戻ったはずの九鬼虹人たちは、一九一九年の日本に辿り着いていた。若き日の宮澤賢治、江戸川乱歩らに遭遇するなか、九鬼は華やかな文化が開く浅草の地で、四〇〇〇年前に生き別れた鹿角の霊魂の存在が生還の鍵を握ることに気づく。鮮やかな論理が展開するSF新境地。
  • 竜の柩(6) 交霊英国編
    838円 (税込)
    鹿角の霊魂を呼び寄せるため、九鬼たちは心霊研究が盛んだった当時のロンドンに向かう。コナン・ドイルと出会い、霊媒師の力を借りて鹿角やイシュタルと再会することができたものの、九鬼たちはパラレルワールドに彷徨いこんでいたことを知る―。天才・高橋克彦にしか描き得ない龍を巡る旅、ここに完結。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

竜の柩(6) 交霊英国編 のユーザーレビュー

浮世絵研究家としても知られる、高橋克彦氏の著作。

氏はたびたび、荒唐無稽とすら思える超古代文明やそれにまつわる神やUFOなどの考察を書かれているが、オカルトブーム真っ只中で刊行された本作がそういった側面を期待されていなかったと言われれば嘘になるだろう。
確かに、偽書論争を巻き起こした「東日流外三郡誌」など、眉唾とも思える書物をもとに論拠を組み立て、ストーリーを形作っている部分もあるため、すべてを信じることはできない。

しかし、実際に読み進めていくと、もしかしたら…と思わされる箇所にぶつかることになる。
もしこれがばらばらに組み立てられた論拠であれば、その箇所のみ切り捨ててしまえばいい。
だが、巧妙に論拠につながりを持たせているため、それもできずにいつの間にか丸め込まれてしまい、作品に引き込まれていく。

ぜひご一読いただき、それが嘘でないことを確かめてもらいたい。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    最終巻の舞台はロンドン。
    かのコナン ドイルと交流した後は、鹿角の霊とイシュタルの助けを得ていよいよ現代に戻れるかと思いきや、今度はパラレルワールドに迷い込むという最後まで超常現象と歴史上の有名人ラッシュは途切れなかった。
    この壮大な物語は最初から構想にあったのか、それとも書き進むにつれてイマジネー

    0
    2020年08月21日

    Posted by ブクログ

    シリーズ第六弾、遂に完結。現代に帰るために遠くイギリスまで来た虹人一行。イギリスで出会ったのはホームズの産みの親コナン・ドイルだった。長かったが最後まで読み終えた。全体的に面白いシリーズだった。古代の謎に興味があるのならお勧め。

    0
    2018年01月06日

    Posted by ブクログ

    ぐるーうっと回って元に戻ってきました。

    途中こんがらがる箇所もありましたが
    終わり方が何ともキレイでシリーズ通して楽しんで読む事ができました。

    虹人のやり取りをもう読めないと思うと少し淋しいですね。

    ちなみに私は南波推しです。

    0
    2015年07月25日

竜の柩(6) 交霊英国編 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

竜の柩 の関連作品

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

講談社文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

高橋克彦 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す