高橋克彦のレビュー一覧

  • 天を衝く 秀吉に喧嘩を売った男九戸政実(3)

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    自分自身の実家が九戸城跡地で(住所も「城の内」です!)(^^; 地元もいいところの話、九戸政実は秀吉に最後まで抵抗した最後の武士、としての知識程度でしたが。実家を立てる際にヤジリの残ったままの頭蓋骨が出てきてけっこう騒いだことも覚えております。なので一度読みたかったのでした。Ⅰ〜Ⅲ一気!でした。小学生の時、「竜馬がゆく」を読み、一生の宝物、と思い、龍馬の生き方にあこがれて、今の自分があります。が、この「天を衝く」をその頃に読んでいたら、生き方自体変わっていたかもしれません。それくらいインパクトがあります。まあ、今の年になってから読んだから、、なのかもしれませんが、、。この生き方 今からでもあこ

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    2011年08月02日
  • 炎立つ 伍 光彩楽土

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    最終巻。いよいよ義経が登場し、奥州藤原氏と源頼朝の政治的な駆け引きも面白い。
    最後の展開は、とてもドラマティックであるが、藤原泰衡の『楽土』に対する考え方が、平泉が、今尚、世界遺産として脈々とその姿を引き継いでいることで目的が達せられたのだろう、と心に刻まれた。

    奥州藤原氏は、何故、寺院を盛んに建立したのか。これは、宋の僧を惹きつけるためでもあった。つまり、膨大な知識を持った僧が、政治の仕組み兵書など様々な情報を奥州にもたらした。
    「土地があるから国と申そうが、そこに人がおらぬでは、ただの荒れ野。つまりは人があってこその国。国を守るということは人を守ることに他ならぬ」

    義経の、一の谷の戦い

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    2011年07月17日
  • 炎立つ 四 冥き稲妻

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    第四巻は、奥州藤原4代の始祖、藤原清衡の生涯を描く。『前九年の役』にて安倍氏敗北後、敵方の清原氏に母と預けられるが、最後は源義家と共に清原氏を破り、奥州の統一に至る。『後三年の役』が舞台になるが、数々の人間ドラマ(母子、異母兄弟等)を絶妙に描いている。
    清衡は父経清に通ずる武士としての一本気な心に加え、現実を直視する政治力を備える。清衡の戦いの舞台での戦略眼は読んでいても爽快。

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    2020年05月04日
  • 炎立つ 参 空への炎

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    ・安部貞仁と藤原経清、また清丸の運命は如何に。この大河長編小説も3巻目で大きな転換を迎える。安部一族の思わぬ弱みは「血」を争うことの思惑からくる。
    ・平泉の世界遺産登録間近に迫り、奥州藤原氏のルーツを感じるのに格好の名著。

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    2011年06月25日
  • 炎立つ 壱 北の埋み火

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    奥州藤原氏を描いた大作歴史小説(全5巻)。
    今年は、東北地方に目を向けてみたい、との想いで読み始める。

    第一巻では、陸奥の豪族の安部氏と朝廷から送り込まれてきている欲深い陸奥守藤原登任との鬩ぎ合い。安部氏の策略・戦略により見事に登任を打ち破る。
    主人公でもある藤原経清は、奥州藤原4代を安部一族と結ぶ人物になるのだが、彼の人間的魅力も存分に感じることができる。

    期待通りの作品。

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    2011年06月18日
  • ドールズ

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    期待してたより面白かった!7歳の女の子がひき逃げ事故にあった後様子がおかしくなり…おじさんになってしまうとは。このおっちゃんが恐怖感をあおる存在だったはずなのに徐々にいい味出してきて好きです。シリーズものになったようなので是非続刊を。7歳の江戸っ子人形師、誕生。

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    2011年05月20日
  • 風の陣【大望篇】

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    面白いけれど時代考証がしにくい。蝦夷は大丈夫なのだろうか、勢いがあり、そのもの語りの重厚さに感動した。

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    2011年02月12日
  • 風の陣【立志篇】

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    この時代の事は、余り知らない。金脈があったら、中央政府でなくても目を付けますわ。何か新鮮感たっぷりな小説でした。続きを読みたいです。

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    2011年02月12日
  • ドールズ

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    数年前ラオスの日本食レストランに置いてあって、高橋克彦ファンになりました。目吉先生も大好きだけど、医者コンビファンです。

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    2011年01月05日
  • 竜の柩(4) 約束の地編

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    『約束の地編』ということで、第2部完結です。
    3巻に引き続き、仮説の検証編という感じ。
    未来を知る者は神に等しい、ということで、星の神であるイシュタルの
    立場を超えてしまった虹人たち。

    フィクションの筈なのに、妙な説得力があって、ずっと唸りながら読んでました(笑)。
    ホントにどんな頭の構造してるんだ、作者。
    富士の地下王宮のエピソードや、重力制御だけで敵の戦闘艇を破壊するくだりは
    面白かった!
    あと、虹人(コージン)という名前に秘められた意外な伏線にはビックリ。

    これで普通に帰還できていれば…良かったのにねぇ(苦笑)。


    【収録内容】
     故国へ
     新生
     帰還
     <解説>明石散人

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    2010年12月30日
  • 竜の柩(3) 神の星編

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    『神の星編』ということで、新書版では『新・竜の柩』として発行されていた
    部分にあたります。
    アララト山に眠る龍=ロケットで、見知らぬ星へと運ばれた九鬼虹人たち。
    言葉も生活様式も不明な場所で、慎重に少しずつ核心へと迫るこの巻は
    じれったくもあり、また面白くもあり。
    2巻まででいろいろと推理してきた仮説の検証編、というのが正しいのかもしれません。

    いやもうなんかね、イシュタルが可愛いんだホント(笑)。


    【収録内容】
     プロローグ(第二部)
     炎の星
     龍の王
     新世界
     招かれし者

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    2010年12月30日
  • ドールズ 闇から覗く顔

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    目吉センセーシリーズ第2弾の短編集。
    この中の2作品が自選短編集にも収録されていたので、久々に
    引っ張り出してみました。
    してみると、やっぱりイチオシは「鬼火」だなぁ。
    想像妊娠ならぬ想像胆石もスゲーと思ったけど、道半ばで死と直面した
    人間の心理描写が絶妙だと思います。


    【収録内容】
     ・紙の蜻蛉
     ・お化け蝋燭 (自選短編集1にも収録)
     ・鬼火 (自選短編集1にも収録)
     ・だまし絵
     <解説>阿部旨宏

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    2010年12月04日
  • 風の陣【風雲篇】

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    2010/10/16 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
    2014/5/31〜6/5

    道鏡失脚後の時代が描かれる。またぞろ勢力を取り戻す藤原氏。嶋足、天鈴らの戦いはモグラ叩きの様相に。称徳帝が崩御し、次の勢力争いが活発に。物語は蝦夷側にシフトしつつ、いよいよ最終巻。

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    2014年06月05日
  • 火怨 上 北の燿星アテルイ

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    坂上田村麻呂が出てる本が読みたい…と思って手にした本でしたが、いい意味で期待を裏切って頂いた!!

    痛快な会話の数々は、明るく、希望や活気にあふれている。
    蝦夷と呼ばれ、蔑まれた暗い話では決してない。
    むしろ、こっちまで元気になるような話でした!

    登場人物たちも、それぞれがとってもいい味を出してる!
    剛の者、知の者…彼らは確かに生きて、戦っていたんだな…と
    確かに『いたんだな』と不思議と感動を覚えました。


    …私が東北出身者だからかな???

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    2012年12月05日
  • 炎立つ 伍 光彩楽土

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    かなり昔に読んだ本だが、未だに記憶に残っている。
    とても面白く、最後は泣けた。
    本で実際涙が出たのは初めてかもしれない。

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    2010年07月20日
  • ドールズ

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    ホラーで、ある日突然女の子に別人格芽生えるってあらすじだけみるとどんな陰惨な事件に発展するんだろうってかんじですけど、これはすごく優しいラスト。
    人に薦めるときはほのぼのホラーと言ってます(^w^)

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    2010年12月09日
  • だましゑ歌麿

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    全く中だるみせず、ストーリー展開も登場人物も完璧でした。
    一気に読めた一冊。
    時代物の背景が結構好きなことに気付けました。

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    2010年04月14日
  • 天を衝く 秀吉に喧嘩を売った男九戸政実(1)

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    「火怨」「炎立つ」に続く、奥州、つまり今の東北地方の武将のお話。どのシリーズも非常に読ませるのだが、このシリーズは九戸政実のファンになってしまうほど。ただ、どうにも歯がゆい思いを何度もさせられる。
     これ程までの武将がいながら学校の日本史には出てこないというのも不思議な話だ。兎に角、きっとまた何年後かに読みたくなる本の一つ。

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    2010年04月03日
  • 竜の柩(1) 聖邪の顔編

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    小説ってのは、どれだけ読み手に
    「読んでいる時間、嘘を信じさせるか」
    ってのがキモなんだろうと信じて疑っていない私の原点。
    とにかく嘘が鮮やかすぎる。
    冷静になると「んなアホな!」と思うんですが
    読んでいる間は頷いている不思議!

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    2010年02月20日
  • 時宗 巻の弐 連星

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    高橋克彦さんの歴史小説は涙無くては読めません。
    哀しい時代の積み重ね…
    文体が好きな作家の一人です。

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    2010年01月15日