高橋克彦のレビュー一覧

  • 風の陣【大望篇】

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    面白いけれど時代考証がしにくい。蝦夷は大丈夫なのだろうか、勢いがあり、そのもの語りの重厚さに感動した。

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    2011年02月12日
  • 風の陣【立志篇】

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    この時代の事は、余り知らない。金脈があったら、中央政府でなくても目を付けますわ。何か新鮮感たっぷりな小説でした。続きを読みたいです。

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    2011年02月12日
  • ドールズ

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    数年前ラオスの日本食レストランに置いてあって、高橋克彦ファンになりました。目吉先生も大好きだけど、医者コンビファンです。

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    2011年01月05日
  • 竜の柩(4) 約束の地編

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    『約束の地編』ということで、第2部完結です。
    3巻に引き続き、仮説の検証編という感じ。
    未来を知る者は神に等しい、ということで、星の神であるイシュタルの
    立場を超えてしまった虹人たち。

    フィクションの筈なのに、妙な説得力があって、ずっと唸りながら読んでました(笑)。
    ホントにどんな頭の構造してるんだ、作者。
    富士の地下王宮のエピソードや、重力制御だけで敵の戦闘艇を破壊するくだりは
    面白かった!
    あと、虹人(コージン)という名前に秘められた意外な伏線にはビックリ。

    これで普通に帰還できていれば…良かったのにねぇ(苦笑)。


    【収録内容】
     故国へ
     新生
     帰還
     <解説>明石散人

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    2010年12月30日
  • 竜の柩(3) 神の星編

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    『神の星編』ということで、新書版では『新・竜の柩』として発行されていた
    部分にあたります。
    アララト山に眠る龍=ロケットで、見知らぬ星へと運ばれた九鬼虹人たち。
    言葉も生活様式も不明な場所で、慎重に少しずつ核心へと迫るこの巻は
    じれったくもあり、また面白くもあり。
    2巻まででいろいろと推理してきた仮説の検証編、というのが正しいのかもしれません。

    いやもうなんかね、イシュタルが可愛いんだホント(笑)。


    【収録内容】
     プロローグ(第二部)
     炎の星
     龍の王
     新世界
     招かれし者

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    2010年12月30日
  • ドールズ 闇から覗く顔

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    目吉センセーシリーズ第2弾の短編集。
    この中の2作品が自選短編集にも収録されていたので、久々に
    引っ張り出してみました。
    してみると、やっぱりイチオシは「鬼火」だなぁ。
    想像妊娠ならぬ想像胆石もスゲーと思ったけど、道半ばで死と直面した
    人間の心理描写が絶妙だと思います。


    【収録内容】
     ・紙の蜻蛉
     ・お化け蝋燭 (自選短編集1にも収録)
     ・鬼火 (自選短編集1にも収録)
     ・だまし絵
     <解説>阿部旨宏

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    2010年12月04日
  • 風の陣【風雲篇】

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    2010/10/16 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
    2014/5/31〜6/5

    道鏡失脚後の時代が描かれる。またぞろ勢力を取り戻す藤原氏。嶋足、天鈴らの戦いはモグラ叩きの様相に。称徳帝が崩御し、次の勢力争いが活発に。物語は蝦夷側にシフトしつつ、いよいよ最終巻。

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    2014年06月05日
  • 火怨 上 北の燿星アテルイ

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    坂上田村麻呂が出てる本が読みたい…と思って手にした本でしたが、いい意味で期待を裏切って頂いた!!

    痛快な会話の数々は、明るく、希望や活気にあふれている。
    蝦夷と呼ばれ、蔑まれた暗い話では決してない。
    むしろ、こっちまで元気になるような話でした!

    登場人物たちも、それぞれがとってもいい味を出してる!
    剛の者、知の者…彼らは確かに生きて、戦っていたんだな…と
    確かに『いたんだな』と不思議と感動を覚えました。


    …私が東北出身者だからかな???

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    2012年12月05日
  • 炎立つ 伍 光彩楽土

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    かなり昔に読んだ本だが、未だに記憶に残っている。
    とても面白く、最後は泣けた。
    本で実際涙が出たのは初めてかもしれない。

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    2010年07月20日
  • ドールズ

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    ホラーで、ある日突然女の子に別人格芽生えるってあらすじだけみるとどんな陰惨な事件に発展するんだろうってかんじですけど、これはすごく優しいラスト。
    人に薦めるときはほのぼのホラーと言ってます(^w^)

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    2010年12月09日
  • だましゑ歌麿

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    全く中だるみせず、ストーリー展開も登場人物も完璧でした。
    一気に読めた一冊。
    時代物の背景が結構好きなことに気付けました。

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    2010年04月14日
  • 天を衝く 秀吉に喧嘩を売った男九戸政実(1)

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    「火怨」「炎立つ」に続く、奥州、つまり今の東北地方の武将のお話。どのシリーズも非常に読ませるのだが、このシリーズは九戸政実のファンになってしまうほど。ただ、どうにも歯がゆい思いを何度もさせられる。
     これ程までの武将がいながら学校の日本史には出てこないというのも不思議な話だ。兎に角、きっとまた何年後かに読みたくなる本の一つ。

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    2010年04月03日
  • 竜の柩(1) 聖邪の顔編

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    小説ってのは、どれだけ読み手に
    「読んでいる時間、嘘を信じさせるか」
    ってのがキモなんだろうと信じて疑っていない私の原点。
    とにかく嘘が鮮やかすぎる。
    冷静になると「んなアホな!」と思うんですが
    読んでいる間は頷いている不思議!

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    2010年02月20日
  • 時宗 巻の弐 連星

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    高橋克彦さんの歴史小説は涙無くては読めません。
    哀しい時代の積み重ね…
    文体が好きな作家の一人です。

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    2010年01月15日
  • 時宗 巻の壱 乱星

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    登場人物が「得宗」やら「時頼」やら「経時」やら「実時」やら「泰盛」やら「盛重」やら「光時」やら「時氏」やら…
    最初の30ページで似たような名前がいっぱい。
    覚えられない。
    家系図か相関図を載せて欲しい(笑)

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    2010年01月15日
  • 総門谷

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    高橋克彦著で一番初めに読んだのがこれでした。
    友人に薦められたのがきっかけでしたが、こんな長い話どんだけ時間掛かるかしら・・・などと思ったのに、全然!
    多分二日か三日で読んだと思う。
    地球上のあらゆる不思議を集めて解説してくれています。
    本気で「月は宇宙船」だと思うと思います。

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    2009年11月25日
  • ドールズ 闇から招く声

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    これは多分、今のところシリーズ中一番ホラーという言葉が合っていると思う。
    ここまで描写してくれると、中途半端にされるよりは気持ちがいい。
    面白いです。

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    2009年11月25日
  • ドールズ 闇から覗く顔

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    8歳の少女の体に魂だけ入り込んでしまった江戸時代の人形師「目吉先生」
    現代の日本に戸惑いながらも、周囲に支えられて恩返しをと考える義理人情に厚いお方です。
    その「目吉先生」が、人間の厚みと推理でもって事件を解決していきます。
    でもただの推理物ではなくて、かなりホラーです。怖いです。
    でも一気に読んでしまいます。

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    2009年11月24日
  • ドールズ

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    生まれ変りという事なんだろうと思うが、6歳の少女の体の中に
    江戸時代の人形師の魂が同居している!
    二重人格的な感じで入れ替わるんだけど・・・・・・

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    2009年10月24日
  • 総門谷

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    あっ、そうか、そうだったわ。

    どなたかの高橋克彦の本の感想を読んで、強く思い当たり、思わず声を上げてしまいました。

    まったく、今までの私は、看板に偽りありだったと気づきました。そうですね、好きな作家として挙げている本をほとんど出していませんでした。

    反省しています。そして、これは、言い訳になりますが、私が好きと言って名指しで挙げている人たちについては、単に何となく好きなのではなく、ましてや、まったりと好きなのでもなく、あるいは、ほのぼのと好きなのでもなく、それはそれは熱狂的に好きなのであって、徹底的にとことん読み尽して精通しているということで(好きで好きで、そうせざるを得ませ~ん)、そし

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    2011年08月12日