高橋克彦のレビュー一覧

  • 天を衝く 秀吉に喧嘩を売った男九戸政実(3)

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    著者の郷土に対する強い思いを感じさせる陸奥三部作最終章『天を衝く』最終巻。このシリーズの主人公は変らず熱くて惚れる。

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    2009年10月07日
  • 前世の記憶

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    直木賞受賞作品【緋い記憶】に続く、「記憶シリーズ」第二弾。8つの作品が収録されています。基本的には、心の奥底に封じこめていた記憶が、ふとしたきっかけで甦るというパターン。この甦る記憶というのがどの作品も結構ドロドロしたものなので、読んでいるとつい気分が暗くなってしまいます(^^;しかし、ジワジワとした恐怖がなんともいえず、今回3回目の読み直しでした♪ちなみに高橋克彦さんは、私と同じ東北在住です☆

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    2009年10月04日
  • 前世の記憶

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    受賞した「緋色の記憶」よりもこちらの方が私の好みです。
    最近のホラーは品がないので嫌ですが、これはぞくっと来ました。高橋克彦はこういう感じの短編が好きです。

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    2009年10月04日
  • 風の陣【天命篇】

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    2007/7/15アシーネダイエー甲南店にて購入。
    2014/5/23〜5/30

    風の陣シリーズ第三弾。道教の増長とあの有名な宇佐八幡の宣託事件が描かれる。歴史小説は結構読んでいるほうだが、奈良時代はほとんど読んでいなかった。真相はもちろん分からないけど、然もありなんという内容。続きが楽しみ。

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    2014年05月31日
  • 炎立つ 四 冥き稲妻

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    今までの3巻の歴史があるので、出てくる人物にいちいち感情移入して泣きまくり、さらには読む手が止まらなかった。
    しかし…清衡の決断と運命は哀しい。

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    2009年10月04日
  • 炎立つ 参 空への炎

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    頼義はあきれるほどむかつくが一周してその執念に舌を巻いてしまう。
    瑞乃も流麗や貞任の弱さと強さがなんというかもどかしさと供にとても愛しかった。とくに厨川に行ってからの。貞任と経清のラストは蝦夷の鑑!!
    読んでから、大河ドラマのこのシーンを思い出しました。炎立つだったのか!と今分かる。

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    2009年10月04日
  • 総門谷

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    私が高橋作品にはまった最初の作品。この世界観は当時衝撃であった。周りに薦めたが、周りの人たちも絶賛してくれた。現在も続編が続いているが、多少マンネリ気味ではある。

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    2010年02月13日
  • 竜の柩(1) 聖邪の顔編

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    とにかく面白い。

    すっごくハマッて、何度読み返したかわからないくらい大好き。読み出したら止まらない!!

     「神話」「SF」「ミステリー」「遺跡」・・・私の好みが全て詰まったツボ中のツボ!

     作者の推論がかなり入ってる(そこが面白い!)ので、「神話」が好きで頭の軟らかい人にはかなりオススメ!

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    2009年10月04日
  • だましゑ歌麿

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    北町奉行所、千に一つも目こぼしのないと言われる仙波が遭遇した絵師・歌麿。
    殺された歌麿の愛妻の謎を追う先で、もう一つの歌麿の顔が明らかに・・・!
    浮世絵三部作を読んでからだとより楽しめます。津田の北斎隠密説を匂わせる、春朗(後の北斎)も登場。

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    2009年10月04日
  • 刻謎宮(2) 光輝篇

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    歪められた歴史の影に日本の歴史を動かしたあの男が。
    意外な人物の登場に沖田は・・・。
    次々と出てくる歴史の大物に目が放せません。

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    2009年10月04日
  • 天を衝く 秀吉に喧嘩を売った男九戸政実(1)

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    1〜3巻。
    時代は下って戦国時代の東北が舞台。
    「九戸政実」という名前に馴染みのない人は多いだろうが、この男の反骨精神は凄い。死を持って何とするか。

    高橋氏の東北愛ぶりが伝わってくる。

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    2009年10月04日
  • 総門谷R 白骨篇

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    購入詳細不明。
    恐らく10年ものの積読本。
    2015/10/6〜10/10

    久しぶりの総門谷シリーズ。思えば、この最初の作品が高橋克彦さんにハマるきっかけであった。この作品はメフィストで読んでいるはずだが、10年寝かせたおかげか、良い感じで忘れてた。将門編が続くはずなのだが、未だ音沙汰なし。是非、続編を!

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    2015年10月10日
  • 竜の柩(1) 聖邪の顔編

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    世界各地に散らばる龍伝説の謎を追い求めるうちにとんでもない仮説が実証されていく!!
    第1巻はヒノモト編です。
    津軽、諏訪、出雲を旅し龍に近づくにつれある組織が妨害を企ててくる!!そしてついに龍に辿り着いた!?

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    2009年10月04日
  • 炎立つ 弐 燃える北天

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    黄金の輝きが招いた戦乱を制した安倍頼良・貞任父子だが朝廷は源氏の総帥頼義を陸奥守として任命した。安倍一族と源氏の永い宿命の戦いがいま始まる。朝廷側に身を置きながらも、蝦夷たちの真実に触れ、藤原経清はもののふの心を揺さぶられる。後に「前九年の役」と歴史に記される戦いへと時は流れる。

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    2009年10月04日
  • だましゑ歌麿

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    おいしいお出汁でお茶漬けをいただくように、さらさらさらさら〜っと読み終わってしまいました。面白かったです。版画の技法だとか、当時の政治とかお役目のこととかの説明もたくさん出てくるのに、リズムが良くて、本当にさらさら〜っと読めました。

    舞台は田沼意次〜松平定信の頃の江戸、ドラマチックな時代です。登場人物も松平のご老中をはじめ、鬼平こと長谷川平蔵、美人画の歌麿、風景画の北斎(北斎を名乗る前の売れない頃の設定)、日本史だとか時代劇だとかでお馴染みの実在の人がたくさん出てくるので楽しい。

    そして!
    主人公がとてもいい男でした。腕っぷしは強く、正直で曲がったことが大嫌いな世渡り下手、でも人の情のわか

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    2009年10月07日
  • だましゑ歌麿

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     いやはや、参りました。最後まで息も吐かせぬストーリー展開で、堪能しました。歌麿や北斎が御用を預かる者だったのでは、というのは実しやかに囁かれていることですが、そこにこれだけの創作を絡めて大作に仕上げるというのはやっぱりすごい。この人の作品、陸奥3部作や『竜の柩』も大好きですが、浮世絵ものも本当におもしろい。
     高橋克彦氏の作品でいつも思うのは、父子の情の深さ。本作の千波は、堅いと言われながらも作中ではかなりの軽さを持っているキャラクター。それでも、父親の左門とのシーンでは、お互いの深い愛情が伝わってくる。父が子を思うのは当然ながら、子の父を慕う思いというのは往々にして描かれないし、描かれるな

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    2009年10月04日
  • ドールズ 闇から覗く顔

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    ドールズ2作目。
    怜の中に甦った江戸時代の人形師・泉目吉センセーが事件の謎を解く推理物短編集。
    4つのお話のどれもが面白いし、何より目吉センセーの視点や言葉が優しくて暖かい。
    とにかく目吉センセーが好きだ。

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    2009年10月04日
  • 炎立つ 四 冥き稲妻

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    小さな火花も、機会を過たずに風を送ればそれは再びの炎と化す。たとえ燃えるべきその時を待つ間に、多くを失っても。失って、そしてまた、得る。

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    2009年10月04日
  • 炎立つ 参 空への炎

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    そして炎は一度、燃え尽きる。安倍の栄華は源氏の下に。けれど、本当に『勝った』のは、果たして源氏なのか、それとも…?

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    2009年10月04日
  • 炎立つ 弐 燃える北天

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    頼義には、武門としての源氏の名。頼時には、実質奥州の支配者であるという誇り。どちらも譲れるものでなく、譲れないが故に、源氏と安倍の運命が絡む。

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    2009年10月04日