中村融のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
イスラエルSF&ファンタジー界の中心的人物らによる
SF短編選集。
原文が英語の作品[*1]あり、
ヘブライ語→英語→日本語[*2]、
あるいはロシア語→英語→日本語[*3]という重訳もあり。
訳者あとがきを含めると700ページを超す大部。
収録作は、
■ラヴィ・ティドハー「オレンジ畑の香り」
The Smell of Orange Groves(2011年)[*1]
■ガイル・ハエヴェン「スロー族」
The Slows(1999年)[*2]
■ケレン・ランズマン「アレキサンドリアを焼く」
Burn Alexadria(2015年)[*2]
■ガイ・ハソン「完璧な娘」
The Per -
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Posted by ブクログ
★4としたいのはやまやまだけど、これを★4にしたらそれは見栄になってしまう。
難しいんだよ。
面白かったけど。
『クロックワーク・ロケット』読んだ後で変えるかも。
お恥ずかしいながらSFマガジンでグレッグ・イーガンの作品を初めて読み、
これは私の好きなタイプ、
と早速一冊の購入を決意。
調べると見覚えのあるタイトル、『エターナル・フレイム』が。
以前テレビでカズ・レーザーが好きと言っていて、一瞬興味が湧いた本だ。
というわけで購入。
購入後三部作の真ん中だと気づく。
まあでも一作品は一作品だから大丈夫だろう…、
と思ったけどあまり大丈夫じゃなかった。
”物理法則が違う”とは書いてあったけど -
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Posted by ブクログ
中村融編「宇宙生命SF傑作選」は、以下6篇収録。
・リチャード・マッケナ「狩人よ、故郷に帰れ」
・ジェイムズ・H・シュミッツ「おじいちゃん」
・ポール・アンダースン「キリエ」
・ロバート・F・ヤング「妖精の棲む樹」
・ジャック・ヴァンス「海への贈り物」
・A・E・ヴァン・ヴォークト「黒い破壊者」
宇宙生命を取り扱う作品ときくと、どうしても映画「エイリアン」のように、宇宙に進出した人類とグロテスクな容姿をした生命体との手に汗握る攻防…という作品が連想されます。しかし、本書でそのような作品はヴォークトの「黒い破壊者」のみ。それ以外は、編者があとがきで言及するように生態学(エコロジー)に焦点をあて -
Posted by ブクログ
数々の冒険を経て大国アキロニアの王となったコナンであったが、数千年の時を超えてよみがえった古の大魔術師ザルトータンの邪悪な魔術により囚われの身となってしまう。
しかし、ザルトータンは蛮人コナンの強靭な生命力を甘くいていたのだった。
そしてコナンの逆襲が始まる。
ハワードによるコナンシリーズ唯一の長編である本作は、大規模な合戦シーン、邪悪で恐ろしい魔術、人知を超えた超自然的存在、凶悪な怪物、美女、冒険と剣戟といったヒロイックファンタジーで必要なものは全て詰まっているといったサービス満点の作品である。
冒険活劇を求める読者にはお勧めだが、人間ドラマや深い感動を求める人にはちょっと向かないかもしれ -
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Posted by ブクログ
これがヒロイック・ファンタジーの原点なのか。ふむふむ。
第三者の感想など挿入していないところが、まるで遠い昔から言い伝えられてきた神話や物語のような冷淡・残酷・不可思議がつまっているように感じました。
付録にあたるのか、後半のハイボリア時代については理解できるような
できないような別世界で実感がいかなかったのですが
BBCで制作されたメソポタミア黎明期からラムセス2世・3世あたりの
ドキュメンタリーを見て、はじめて得心がいきました。
猿まで退化したり、大陸の形が変わるほどの天変地異は
ないですが、ずーっと日本は日本だった国の者には想像もつかない
国々、民族の移り変わりが実際にあったのだ