中村融のレビュー一覧

  • 愛蔵版 英雄コナン全集1 風雲篇

    購入済み

    色々な剣と魔法の冒険が書かれているが、いささか物足りない。
    だけど、最後に収録されている「魔女誕生」は別。
    この話が面白かったので、星を4とした。

    #カッコいい

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    2024年01月24日
  • 愛蔵版 英雄コナン全集1 風雲篇

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    期待していたより面白かった
    本の構成もうまく読みやすい

    話し的には同じようなパターンの内容なんだけれど
    一気読みせず一日1タイトルずつ読み進めたのもあって
    次巻も読んでみたい本でした。

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    2022年07月24日
  • 万華鏡 ブラッドベリ自選傑作集

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    SFやファンタジーよりも、文学に近い。訳にもよるかもしれないが、言葉選びや表現にハッとする。たまに難解でハァッ?とする。
    起承転結やオチがはっきりしないのもいい意味で文学。鬱展開あり、バカバカしいのあり、全体としてあまり暗くはない。
    万華鏡は名作。霧笛も好き。

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    2022年05月09日
  • エターナル・フレイム

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    読んだ。なんとか読んだ。
    必死に文字を追っているだけの読書なのに、なぜか面白い。
    難しすぎて全然理解できないけど、それでも読もうと努力したくなる作品。

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    2022年04月16日
  • 黒河を越えて

    購入済み

    コナンシリーズはだいたいが、コナンが美女とてんやわんやする話ばかりですが、表題作はヒロインのいない男同士のコンビ物。
    ちょっと頼りないけど、それでもコナンのパートナーとして奮戦するバルトゥスの姿に応援したくなります。
    そんなバルトゥスの視点から見るコナンの超人ぶりも再確認出来る一篇です。

    #感動する #アツい #カッコいい

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    2022年03月08日
  • 黒い予言者

    購入済み

    思い出の作品

    『風雲児コナン』のタイトルで出版された方でだけど、初めて読んだコナンシリーズなので、この【黒い予言者】が一番好きなエピソードでもあります。

    しかし表紙デザインが好みではないので、理不尽を承知で星-1の星4点とさせてもらいました。

    #カッコいい #アツい #ドキドキハラハラ

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    2022年03月02日
  • 太陽系最後の日

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    ハヤカワ文庫収蔵の短編集、その第一巻。他の2巻よりも印象に残る短編がちりばめられている。「守護天使」は「幼年期の終わり」の原型になった短編。「太陽系最後の日」「地中の火」はショートショートのようなシニカルさが、「コマーレのライオン」はいまはやりのメタバースの未来を描くような設定。一読の価値あり。

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    2022年03月02日
  • Genesis 白昼夢通信

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    なんか最近、アンソロジーばっか読んでるような…。
    2019年12月刊行の日本SFアンソロジー。短編7編とエッセイ2編が載っています。

    第1集の『一万年の午後』のレビューで書いたのですが、ちょっと良いレストランで頼む「おまかせコース」がまさにアンソロジーだと思います。
    「おまかせ」とは言え、オードブルからデザートまで全てパイ包み焼きだったらイヤだし、全部がココナッツ風味だったらもっとイヤな訳です(笑 たとえ、どれも単品としては超美味しかったとしても!
    その意味では編集者(本著エッセイで言うところの「アンソロジスト」)の役割は非常に大きく、しかも料理とは違って、「これはケーキだからデザート」的な

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    2021年07月14日
  • 猫は宇宙で丸くなる【電子書籍版/4篇収録】

    購入済み

    猫が好き

    猫が好きなので選びました。
    この手のストーリーは若い頃ハヤカワSFなど好きでよく読んでいたので、懐かしかったです。
    個人的にはもう少し可愛い猫が沢山出てくる物語が好みですが。

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    2020年10月05日
  • 太陽系最後の日

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    Eテレの「100分de名著」のアーサー・C・クラークの1回目「太陽系最後の日」を見て、とても面白そうと思い読んでみた。全部で9の短編と1つのエッセイがおさめられている。どれもおもしろくて、未知の未来の状況を垣間見るわくわく感に、ひさびさに浸った。小松左京の短編を読むおもしろさ、10代後半の新鮮な感情に戻ったようだった。

    ・「太陽系最後の日」(1946) 太陽の新星爆発が迫り、大宇宙の貴族を任じてきたアルヴェロン一族は、地球を救うべく地球に向かうがそこには荒廃した都市と自然があるのみだった。帰途に就くと遥か彼方に無数の宇宙船団を発見する。荒廃した地球を目の当たりに見てきたアルヴェロンはその船団

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    2020年09月09日
  • 死んだら飛べる

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    人は二本足で立った時から、次に空を飛ぶことにあこがれてきた。
    同時に、二本足になったことで感じる「不安定さ」を「不安感」という感情に置き換えて、遺伝子にインプットされてしまった。
    「足元の無い」状態の「落下」に対する不安感は誰にでもあり、ある人は「刺激」として喜び、ある人は「恐怖」として忌み嫌う。

    人類が自力による飛行を諦め、飛行機械を生み出したのは、ほんの120年前の出来事。以降は移動手段として、多くの人が「あこがれ」の空を体験することができた。

    そんな時代だからこそ、この本が生まれた。

    気の利いたスティーブン.キングの序文や、ベヴ.ヴィンセントのあとがきを含め古今の短編が19話。

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    2020年03月31日
  • 2001:キューブリック、クラーク

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    名作「2001年宇宙の旅」の製作過程が克明に記された文章は翻訳の具合で読みづらさは散見するも数々の資料に基づいた当時の雰囲気を垣間見れるので楽しくなる。ああ、あのシーンにはこんな苦労があったのか、キューブリック監督とスタッフやキャストの間に軋轢や親交が交錯する歳月が綴られる。もう一度観たい、もちろん大きなスクリーンで。

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    2020年01月31日
  • 死んだら飛べる

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    飛行機に関するアンソロジー。どれも良かったけど、「第五のカテゴリー」と「落ちてゆく」はあまり合わなかった。お気に入りは「高度二万フィートの悪夢」と「ルシファー!」かな。 作品群にはホラーがあり、戦争物があり、ミステリがあり、SFがあり、ファンタジーもゾンビもあり…こうみると、飛行機というだけでも幅広く読めるなぁ、と。

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    2022年01月16日
  • 死んだら飛べる

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    これたぶん「トワイライトゾーン」で見たよね、と思われるマシスン『高度二万フィートの悪夢』は、やっぱり秀逸だなあ。

    筒井康隆『五郎八航空』も入れていただきたいところ。

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    2019年11月05日
  • 2001:キューブリック、クラーク

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    「人生が無意味であるからこそ、人はみずからの意味を創りださずにはいられない。」スタンリー・キューブリック / 「ひょっとしたら、この惑星におけるわれわれの役割は、神を崇めることでなく、神を創りだすことかもしれない。」「ふたつの可能性が存在する - 宇宙にいるのはわれわれだけか、それともそうではないのか。どちらもおなじくらい恐ろしい。」アーサー・C・クラーク / 「十分に進歩したテクノロジーは魔法と見分けがつかない。」クラークの第三法則

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    2019年10月10日
  • メデューサとの出会い

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    SF。短編集。
    エッセイは興味ないのでスルー。
    短編のテーマは"太陽系めぐり"とのこと。
    SF短編のお手本というような、本格的でかつ分かりやすい、良作揃い。
    「メイルシュトレームII」「太陽からの風」「地球太陽面通過」「メデューサとの出会い」など、情景描写が印象的な作品が多い。
    特に「メイルシュトレームII」の主人公の体験は非常に刺激的。傑作。
    この一冊の中では雰囲気の違う「憎悪」も個人的には好きな作品。

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    2019年02月24日
  • 魔女誕生

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    魔女の名前がサロメ。他の魔道士の皆さんと同じく、魔女サロメさんは水晶球によって通信する。
     そんでサロメさんはどっか東洋の魔道士の人に拾はれ、そこで傀儡の女王になるつもりがお転婆さんなので返される。
     かっこいい。
     古代遺跡の描写がかっこいい。

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    2018年05月13日
  • 真紅の城砦

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    アキロニアの前王の首を物理的にちょん切って、その玉座についたキンメリア人のコナンさんは、
    「たりぃよー、ねみぃよー つうか女抱いて酒飲んで蛮族率いて近隣の村襲ってた頃がいいよー」
     とかぶちぶち言ひつつデスクワークにいそしんでゐた!!
     一方その頃前政権の末裔は、嘗ての覇権を取り戻すべく、謎の商人について怪しいことをやってゐた!!
     といふかっこいいお話が、後の剣と魔法ものの元祖ならしい。かっこいい。

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    2018年05月13日
  • 黒い海岸の女王

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    スペースインドぞうのいろいろが、そこそこ面白い。あと、東アジアをモデルにしたところが何となく蔑視はされてない感じ。
     キンメリアのコナンさんは、実はハーフだったらしい。なかなかかっこいい。

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    2018年05月13日
  • ゴッド・ガン

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    秀逸の一言に尽きる。

    ドラマが展開して心揺さぶられるSF、ヴェールに包まれた全体が明かされるまで、波乱に満ちた仰々しい物語が徐々に進んでいくSFなどもあるが、これは特大のアイディア1発で真っ向からガツンと殴られるような、そんなSF。表題作『ゴッド・ガン』なんぞ出オチもいいトコの超短編なのだが、それ故に「ベイリーが合うか合わないか」の判定としては非常に優れている。これが1作目に配置されてるのは面白い。

    特に惹かれたのは『地底潜艦〈インタースティス〉』の見事なオチ、『邪悪の種子』の完成度の高さ。

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    2017年11月27日