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のちにキャプテン・フューチャーの名で太陽系八惑星に知られるカーティス・ニュートンと三人の仲間、フューチャーメンが挑んだ最初の事件! デネブ人のものとされる月面の遺物が観光用に保存されると決まった式典で、演台に立った月共和国選出の有力議員コルボ。この男こそは、カーティスの幼年期に天才科学者の両親を虐殺した張本人だった。復讐を果たそうとするカーティスたちを、惑星警察機構のエズラとジョオンはマークする。ヒューゴー賞・星雲賞受賞作「キャプテン・フューチャーの死」の著者が、正典を入念に読み込み、完全リブート!
...続きを読むPosted by ブクログ 2020年07月18日
#日本SF読者クラブ ℍ・G・ウェルズやジュール・ベルヌの作品なら古典として読めば面白い。キャプテン・フューチャーは古典というには、まだ新しすぎるだろう。
その80年前のスペースオペラの名作を「リブート」したのが今作。ドローン、遺伝子工学、テラフォーミングなど現代の科学やアイテムによる裏付けがある...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年11月25日
冒険小説は無条件に楽しい。
スペース・オペラの大家エドモンド・ハミルトンの代表作〈キャプテン・フューチャー シリーズ〉は、1940年代に刊行された。
これはその始まりの物語を2017年に完全リブート。
悪人に両親を殺された遺児が、その存在を隠したまま特殊な才能の仲間に育てられ、やがて、自分の生...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年05月23日
キャプテン・フューチャーもレンズマンもジョン・カーターも読んだことがなかった。(アニメも観てない)
で、今回のリブート作はフラットな気持ちで読めたのだけど、唐突なデネブ生物の登場が、そういう都合なのね、というのも最後に気付くことになる。
途中に登場する光子帆船の名前が「リイ・ブラケット」で、何で...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年05月08日
9歳(小学校4年)の時だった。埼玉県K市のとある古本屋でキャプテン・フューチャーに出会ったのは。3冊100円だかそのくらいの値段で、表紙もない『透明惑星危機一髪!』を手に入れ、読めない漢字に手こずりつつも、手に汗握る冒険に熱中した。本書は同じような体験をした作者による完全新作だ。80年も前の作品を現...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年04月26日
リブート作品としては問題なく、素晴らしいと思うがストーリーが詰まらない(涙)
何が詰まらないかと言うと、都合が良すぎる(笑)
主席閣下の暗殺を未然に防げた事も、その後エズラやジョオンに信頼される過程においても、明確な理由も無く、なんとなく信頼されたり、はたまた悪党の首領たるウル・クォルンが、何故か勝...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年05月03日
最近流行りのリブートもの。
「恐怖の宇宙帝王」あたりの話をベースにオリジナルのキャプテン・フューチャー誕生が描かれている。
翻訳が野田さんから中村さんに変わったことで全体が今風にマイルド(オットーのべらんべい口調等)になって読みやすい。
全体的にカーティスが未熟な若者として描かれている面が強い...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年10月06日
かの名作、キャプテンフューチャーのリブートシリーズ。思い出せば、オリジナルの翻訳版は高校時代にキャプテンフューチャー大ファンの友人から絶賛にお勧めされて読んだのが最初。その後創元推理文庫で再版された版は全館購入し、自分が読んだ後、娘も読み継ぎ…と一家あげてのお付き合い的なファンなのである。
このリ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年03月06日
キャプテン・フューチャーは如何にして誕生したのか。原点回帰の作品。エドモンド・ハミルトン作、野田昌宏訳を読み耽ったSF小僧にはたまらない作品と言える。本作に登場するフューチャーメンはもちろん、敵役も現れて、今後の展開を期倒させる「始まり」の一作。
原作ではスペースオペラのヒーローとして現れたが今回は...続きを読む
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