岸本佐知子のレビュー一覧

  • 『罪と罰』を読まない

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    もの書き4人による「罪と罰」の宴席読書会

    まず、本について読まないで推測するという遊びが面白い。面子が楽しそうだからかもしれないが。
    また、素人にはできない、書く立場の人々からの視点が興味深い。
    どうやら本は面白そうであることを知れて良かった。そろそろ食わず嫌いで放って置いた名作に取り掛かろうという気持ちにさせてくれる。

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    2025年07月05日
  • わからない

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    翻訳家岸本佐和子さんのエッセイ本。
    これまで読んだ岸本さんのエッセイ本の中で一番面白かったような。
    特に最初の方の旧約聖書の話とかすごい。まじか~。
    途中で言及されていた片岡義男さんの本が読んでみたくなった。
    25年ほどの時間軸で書かれているので同時代の雰囲気がわかる人は特に興味深いかも。
    後半の日記は岸本さんファンの方向けかな。

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    2025年05月16日
  • 掃除婦のための手引き書 ――ルシア・ベルリン作品集

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    オシャレな雰囲気の表紙とは逆でオシャレ感はなく、只々現実があるのみ。おそらく1人の女性(作者?)の人生が時系列バラバラに短編集としてまとめられているのかなと思うんだけど、幼少期の虐待、学生時代のいじめやアル中の描写などがリアルすぎて未来にいい事があると思えず、子育て真っ只中の自分には読み進めるのがキツかった。人生積み重ねて50代ぐらいに読み返したら感じ方も変わっているかもしれない。

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    2025年05月04日
  • ひみつのしつもん

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    岸本さんの翻訳とエッセイのギャップはご健在。

    この人にだけはなりたくないなぁと思う(いい意味で)

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    2025年04月07日
  • ねにもつタイプ

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    ニヤリとさせられる。
    面白い。

    しかし、エッセイなので面白かったなぁとは思うが、それ以上でもそれ以下でもない。

    著者の違うエッセイも読もうと思う。

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    2025年04月07日
  • なんらかの事情

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    独特の世界観炸裂。勝手にしろ的な内容だけど面白い。おぉぉ、うんうん、はぁ?、ん?、ぷぷぷー、うーむ、と読者は一話ごとに忙しい。次はどんな話かとページをめくる。タイトルは「あとがき」。あれ?もう終わり?

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    2025年04月03日
  • わからない

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    (Ⅰ)今回は書評メインでどっか行く(Ⅱ)地球人のふりをしている宇宙人の気持ちp.8/ずっと男だったんならしょうがないなあ。p.12/アメリカの町名の謎p.19/オカルトという「窓」/私の垢ちゃんp.26/『ノリーのおわらない物語』/私にとって生きることとは「何かわからないことが襲ってきて右往左往すること」の連続p.37/G殲滅/KISSを世襲制に/「オー! マイキー」と「カラー・オブ・ライフ」/「少女革命ウテナ」/トルシエ/『HAIKU Generator』/ブータンとブースカ/わかってしまうことは、どこか怖い。p.173/実用書は偉人伝ないしはおとぎ話/パワーミッドナイター/『海のおばけオーリー』/『にんじん』『小僧の神様』『銀の匙』/『最驚! ガッツ伝説』/リディア・デイヴィス/わからないことの面白さと不安p.240/異形の魔力を秘めた文章p.244/『ことばあそびうた』/『小生物語』『真実真正日記』『原稿零枚日記』/おでんの大根本(Ⅲ)今回の岸本佐知子さんは妄想度が低いと思っていたら最後の日記の部分が日記なだけにそこはかとなく怖かったりする。

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    2025年03月15日
  • サミュエル・ジョンソンが怒っている

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    ネタバレ

    本当に短い、一行や二行で終わる作品もあり面食らった。かと思えばグッと引き込まれるような少し長めの(とはいっても一行に比べれば長いという話だが)読み応えのある短編作品がポンと出てくるので気が抜けない。
    「植字工アルヴィン」「北の国で」「ボイラー」「ミセス・イルンの沈黙」が好みだった。これらはすべて長めの作品。
    ユーモアやひらめきに満ちているこの作家のおもしろみをすべて楽しみきるためには、もう少し私に人生経験が必要な気がする。

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    2025年03月14日
  • わからない

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    面白かったけど紹介文に「危険防止のため電車の中で読むことはお控えください」と書かれていた様な感じの面白い感じとはまた違っていました。
    しきりにご自身のことを「出来が悪い」、「他の人と同じようにできない」というような意味のことを書かれていたけれどご職業が翻訳家だけに文章はとても面白いし、とても知的で気さくでくだけた雰囲気、とても親しくしている友達や仕事関係者も多そうな、どちらかと言えばご自身を評するそれとは真逆な人の印象。
    大爆笑エッセイとかでは無いけど分厚さの割にさくっと読めるしこれから読みたいと思える本がたくさん増えた。
    三木道三のくだりが一番笑った。

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    2025年02月20日
  • なんらかの事情

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    旭川 zenjiro でゲット

    何もすることのない土曜日に完読

    中盤から、岸本節、岸本さんの頭の中の空想に踊らされた
    ミステリー調のものもあり、読む手が止まらなかった

    でも、思ったほどハマらなかったな

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    2025年03月08日
  • 掃除婦のための手引き書 ――ルシア・ベルリン作品集

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    最初は読み慣れず休み休み読んでいたが、途中から一気に進み読み終わった。
    劇的な展開があったわけではなくて、著者の文体のリズムに自分が合ってきたようだった。
    犯罪、依存症と共存して酷く辛い生活なのかと同情を誘うのではなくて、それも含めてユーモアに変えて、すました顔でたばこを吸う著者の姿が浮かぶ。

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    2025年02月07日
  • わからない

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    「気になる部分」「ねにもつタイプ」「ひみつのしつもん」とおかしすぎて電車で読めない系エッセイスト、もとい翻訳家の最新刊。とは言え併載の日記は2000年からのもので、筆者はトルシエに夢中!この破天荒な私生活こそが、数々の名作を生む(翻訳ではなく、エッセイです)秘訣かと。

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    2025年02月01日
  • わからない

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    アンソロジーという分野で異彩を放つひとなんだと思いました。
    初めは、なんで手に取ったか「わからない」感じでしたが、アンソロジストとして見たら、興味深い部分の多い本かな。

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    2025年01月15日
  • すべての月、すべての年 ――ルシア・ベルリン作品集

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    記録。キャラクターが多種で、魅力的。未熟な人たちの苦しい日常の中でもがく生命力が描かれている感じでした。

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    2025年01月01日
  • すべての月、すべての年 ――ルシア・ベルリン作品集

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    作品によってスッと入るものとそうでないものがある。『メリーナ』『カルメン』『BFとわたし』は描写が丁寧で心地よい

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    2025年01月01日
  • すべての月、すべての年 ――ルシア・ベルリン作品集

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    前作にブコウスキーのようなパンクを感じていたので読んだが、
    今作はパンチが弱いと感じた。
    読後感はとても普通だ。なので、何も入ってこない気がする。
    訳者あとがきを読んでようやく、各作品を見出しぐらいの短さでまとめてくれていて、ハチャメチャ感を知ることになり、星2つから星3つにした。
    しかしやはり、この作品には作者の女性らしい優しさを感じるので、他にはない特長が消えたと思う。それは訳者にもせきにんあるとおもう。

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    2024年12月25日
  • 掃除婦のための手引き書 ――ルシア・ベルリン作品集

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    3度の結婚と離婚を繰り返し、4人の子どもを育て、アルコール依存症にも陥った。そんな著者の壮絶な人生をベースにした「オートフィクション(自伝的虚構)」。とても評価の高い本だったけど、ついていけなかった…。いろんなエピソードが時系列でなくつづられていて、登場人物もそのたびに違うし…。楽しめてる人がなぜ楽しめているか知りたくてくらいついてみたのですが。コインランドリーで色とりどりの服がまわる描写など、端々にきらりと輝く表現がある感じはわかったけれど…。いつかもう一度チャレンジしてみたい。

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    2024年12月18日
  • ねにもつタイプ

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    妄想を思考する著者の脳内がドバーっと溢れ出たような作品。風変わりで理屈抜きのとりとめのなさが面白い。
    本書に何かを求めてはいけない。ひたすら五感で味わうのがよい。時折り共感すると何故かイラっとする、説明のできない気持ちに見舞われる。

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    2024年11月26日
  • エドウィン・マルハウス

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    ネタバレ

    なるほどね。エドウィンの伝記という形をとった主人公ジェフリーの小説なのね。最後にそれがわかったから読んだ甲斐があったものの、ここにこれがあって、これがあって、、という情景描写が多すぎるのと、特別なところがそれほどない人物エドウィンの普通の日常を大量に読むのに疲れてしまい、何度も途中で離脱したくなった。翻訳が読みやすかったので何とか頑張れた。
    素直に感動する伝記小説を期待して読んだのがいけなかった。実験的な小説なのね。

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    2024年11月16日
  • 十二月の十日

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    不思議な読み応えの作品ばかりでした。

    特に印象的だったのは、著者の決して親切とは言えない文章でも、読んでいくと意味が繋がって感じられるところです。

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    2024年10月31日