岸本佐知子のレビュー一覧

  • 短くて恐ろしいフィルの時代

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    短くて面白かった。読んだことのない話。こういうユーモア好き。
    「まともな国はふつう縮んだりしないよな」
    ぶっ飛んでいる。

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    2026年07月02日
  • あれは何だったんだろう

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    ネタバレ

    エッセイストランキングとかつくったら東海林さだおさん亡き後、①村上春樹 ②岸本佐知子 ③椎名誠 次点 三谷幸喜 と思うのだけどどうだろう。

    ということで、たまにやってくる岸本佐知子タイム。

    彼女のエッセイは妄想変化球系だと思う。斜め方向からの異端の視座がコミカルです。

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    2026年06月24日
  • ねにもつタイプ

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    著者のへんな視点が面白かった。細かいことに注目してそこから妄想を膨らませていくのだけど、そのぶっ飛び具合がとんでもない。
    読んでいるときは笑って読んでいるんだけど、読み終わるとあまり覚えていない。不思議な感覚になった。

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    2026年06月20日
  • あれは何だったんだろう

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    ネタバレ

    今回も最高です。

    オリンピック嫌いなので悲哀も感じさせる「宇宙船」にはすごく共感する。
    この部分には声を出して笑った。
    「①ゴジラを召還する
    ②アキラを召還する
    ③巨神兵を召還する」

    アキラを召還したい。

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    2026年06月17日
  • あれは何だったんだろう

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    エッセイというより上質なショートショートを読んでいるかんじ
    独特の表現に吹き出してしまう箇所もたくさんあった

    いとまき
    糸巻きの歌ってそんな歌詞だったの?
    ちょっと怖い

    きのこのスープ
    きのこに対してこんな豊かな表現ができるってすごい

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    2026年06月14日
  • 最初の悪い男

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    日常のマンネリ化、人生の退屈さ、生きづらさを感じている人におススメな一冊。

    システム的な独自ルールで外的な要因や自分の気分でさえも乱されることのない、自分だけの快適な生活を営む独身女性の主人公シェリルだが、異常なほどの妄想力と自己保身力の強さに、最初は「関わりたくない人だな」という印象を抱き読み始めた。

    しかし、上司の娘と同棲するという思いがけない展開から彼女の平穏と思えていた生活が一変し、彼女がもがき、苦しみながらも幸せに感じる意識さえ変わっていく彼女に惹かれ、自分もいつしか応援している感情に変わっていることに気付いた。

    ヴァイオレンス、性的、ぶっ飛んだ妄想の描写もあるので避けたくなる

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    2026年06月07日
  • あれは何だったんだろう

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    2年ぶりの岸本佐知子さんのエッセイ。
    なんでこんなに面白いんだろう(^o^)

    例えば、腑に落ちない慣用句を羅列してブツブツつぶやくエッセイ。
    「人のふんどしで相撲を取る」…素肌に身につけるのはちょっと嫌だ。
    「尻の穴が小さい」…たいていの人は小さい。大きかったら問題だ。
    「首の皮一枚でつながっている」…どう見ても、生き残ったり立ち直ったりするのは無理だ。
    こんな感じで3ページ。どれも岸本さんの思いに共感。

    疲れて何もしたくない時、猿のように無限に見続けてしまう動画に触れていた。
    それは「ピンセットで角栓を取る」動画。
    この動画の愛好家は多いらしく、角栓除去動画は山のようにある。
    数分から数

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    2026年06月02日
  • 短くて恐ろしいフィルの時代

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    ネタバレ

    短くエンタメっぽいのに、気づけばフィルの姿が歴史上の独裁者に重なる。独裁者の誕生の流れ、衆愚政治やメディアの機能不全の怖さこういったものがコンパクトに知れるおとぎ話。面白こわいディストピア。時を経て読んでもその時々に思い浮かべる独裁者が異なりそうなのは現実世界の悲しいところ。

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    2026年05月31日
  • ねにもつタイプ

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    今まで読んできた日常を綴るエッセイと違って、日常のささいな一コマから急にファンタジーで妙な世界に投げ出される感覚が新鮮で面白かった。こういう発想が欲しい。

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    2026年05月26日
  • ねにもつタイプ

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    読んでいて著者の世界に一気に引き込まれた
    行くとゾンビ化してしまう町
    郵便局での剣闘
    50mある赤い化け物
    どの話も満足する一冊

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    2026年05月16日
  • あれは何だったんだろう

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    『そもそも売り手はどんな人たちだろうか。極度に対人恐怖症のしいたけ農家とかだろうか。夜明け前にこっそり収穫したしいたけをロッカーに入れて、町が寝静まってからまたこっそりお金を回収に来るのだろうか。それとも森のクマだろうか。この世のどこかには、硬貨の代わりにどんぐりを入れる自販機も存在するのだろうか。あの自販機があそこに設置されるにいたった経緯も気になる。特にしいたけとは関係なさそうな、普通の民家の軒先だった。もしかしたら、この世にはしいたけ自販機のセールスマンなるものが存在して、一軒一軒民家を訪ね歩き、自販機を置かせてくれるよう持ちかけるのだろうか』―『森の自販機』

    岸本佐知子のエッセイを読

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    2026年05月14日
  • なんらかの事情

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    「これはエッセイ?ショート・ショート?それとも妄想という名の暴走?」という紹介文がぴったりの一冊。

    くすっと笑える、元気をもらえる、不思議な気持ちになる…素敵な本でした!さくらももこさんとか朝井リョウさんのような楽しいエッセイが好きな人にはよさそう!

    最初はわかるわかると読んでいたんですけど、だんだん暴走が止まらなくなっているような…?(それも含めて面白い!もちろんほめています)
    最後は何を読んでいたんだという感覚になりました。

    才能、運、物言う物、雪強盗、D熱、瓶記、ハッピーニューイヤー、雨季がお気に入りでした!

    なぜかいつも自分の並んだレジが遅い。
    スプレー運がない、ボタン運がない

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    2026年05月12日
  • あれは何だったんだろう

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    目次を見てるだけでも楽しいけれど、ひとつひとつのエッセイがまた、どこかちょっと変わってたり、一筋縄でいかない感じ。あるある〜!ドンマイ!とか、そんなバカな!と笑ったあとに、ふと奇妙な世界をのぞき見したような、置いてけぼりにされてたり。何気ない日常がいちばんおもしろくて、怖いのかもね。ホントに、あれは何だったんですか⁈

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    2026年05月12日
  • あれは何だったんだろう

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    エッセイ集なのか短編SFなのか?と悩むくらいのぶっ飛び具合で大変面白い。
    けどイモムシかわいい説だけは賛同できな・・・いや、見ているだけならなんとか。
    キノコスープ食べたくなります。

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    2026年05月10日
  • わからない

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    初めてこの著者の本を読んだ。
    どこかのコンテンツでオススメされてたので読んでみた。
    物事の捉え方が独特で、書評もその本のことではないことに色々発散してしまったりするが、最後にまとめの一言でオチがつくみたいな感じで、全体的に面白い。
    短い文章が多いので、スキマ時間でパラパラ読めるのも良かった。
    他の作品も読んでみたい。

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    2026年05月09日
  • ねにもつタイプ

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    翻訳家のエッセイ?というか妄想?
    読んでて、この人大丈夫かな?と不安になる数ページの連載小編が、てんこもり。
    どこまで本気なのか判別し難い、とぼけた文章が連綿と続く。
    それだけなら、ただの奇書なのだけど、何がすごいって、その文章が端正なこと。
    軽妙なリズム、絶妙な言葉選び、なんだかよくわからないのだけど、なんだか読み続けてしまう魅力。
    技術と人間性が見事に結実した作品。
    御本人に会いたくなること必至な一冊。

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    2026年04月22日
  • 掃除婦のための手引き書 ――ルシア・ベルリン作品集

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    ネタバレ

    めちゃくちゃ良いじゃん!!
    小説を読む喜びが詰まっている。行ったこともない土地の空気、匂いを感じ、経験したことのない痛みや喜びをわが身に感じられる。
    アメリカ/南米…

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    2026年04月20日
  • なんらかの事情

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    スーパーでレジに並ぶという日常。そして自分の並んだ列の進みが遅く、隣りの列が早く進むという『あるある』。こんな『あるある』がつまっている本。『あるある』と共感できるものが面白おかしくなっていく。1エピソード3ページ。とても読みやすい。『あるある』こんなこと、と読み進むと、時に『えっ』と思う終わり方もある。飽きさせない。

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    2026年04月16日
  • あれは何だったんだろう

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    岸本さんのエッセイを読むといつも「文章ってこんなに自由でいいんだ」と気持ちが軽くなる気がします。それは「どんな発想だって面白がっていい」と言われているような、そんな肯定感を与えてくれるように思えます。

    本作はこれまでのエッセイより、創作の要素が強かったような気がしますが、日常と非日常の境目をぐにゃりとさせ、不思議な感覚に読み手を引きづりこむ手腕は見事です。

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    2026年04月07日
  • あれは何だったんだろう

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    作品紹介・あらすじ

    大人気、不条理日常エッセイ集4度目の襲来!
    虚実のへだてを乗り越えてどこにも行かずにどこまでも行く。
    PR誌『ちくま』名物連載「ねにもつタイプ」待望の第四弾!
    「毎日びっくりするぐらい仕事がはかどらない。
    それは毎日びっくりするぐらい集中力がないからで、なぜそんなに集中力がないかといえば、そんなびっくりするぐらい暑いからだ。
    誰かが言っていたが、昔の仮面ライダーで、悪の組織が人工太陽を作って人類を滅ぼそうと企んだ回があり、そのときの設定温度が三十八度だったのだそうだ。ちょうど今の気温だ。私たちは悪の組織の想像力の限界を生きている。」(「エボシ」より)

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    岸本

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    2026年03月31日