なんらかの事情

なんらかの事情

小説・文芸
671円 (税込)

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これはエッセイ? ショート・ショート? それとも妄想という名の暴走? 翻訳家岸本佐知子の頭の中を覗いているかのような「エッセイ」と呼ぶにはあまりに奇妙で可笑しな物語たちは、毎日の変わらない日常を一瞬で、見たことのない不思議な場所に変えてしまいます。人気連載、待望の文庫化第二弾。今回も単行本未収録回を微妙に増量しました。イラストはクラフト・エヴィング商會。

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なんらかの事情 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「これはエッセイ?ショート・ショート?それとも妄想という名の暴走?」という紹介文がぴったりの一冊。

    くすっと笑える、元気をもらえる、不思議な気持ちになる…素敵な本でした!さくらももこさんとか朝井リョウさんのような楽しいエッセイが好きな人にはよさそう!

    最初はわかるわかると読んでいたんですけど、だんだん暴走が止まらなくなっているような…?(それも含めて面白い!もちろんほめています)
    最後は何を読んでいたんだという感覚になりました。

    才能、運、物言う物、雪強盗、D熱、瓶記、ハッピーニューイヤー、雨季がお気に入りでした!

    なぜかいつも自分の並んだレジが遅い。
    スプレー運がない、ボタン運がない、傘運もないがなぜかビニール傘運だけは強力にある。
    デパートのトイレの便器や車が喋る話。

    書き始めたら止まらなくなるほど面白いエピソード盛りだくさんでした!!

    0
    2026年05月12日

    Posted by ブクログ

    スーパーでレジに並ぶという日常。そして自分の並んだ列の進みが遅く、隣りの列が早く進むという『あるある』。こんな『あるある』がつまっている本。『あるある』と共感できるものが面白おかしくなっていく。1エピソード3ページ。とても読みやすい。『あるある』こんなこと、と読み進むと、時に『えっ』と思う終わり方もある。飽きさせない。

    0
    2026年04月16日

    Posted by ブクログ

    笑える
    というよりまるで自分のことを書かれているような気分になるエッセイ
    岸本さんの頭の中の発想が
    たぶんみんなそうだったよな
    と、思えるはなしばかり
    それらを文章にできてしまえるのは
    さすが!
    ほとんどはその場限りで忘れてしまう
    ほっこりとまったりと
    たまにはこんな本を読んでみたくなる
    いや、いつでもかも‥

    0
    2025年08月08日

    Posted by ブクログ

    月刊『ちくま』の連載コラム「ネにもつタイプ」、第2輯。
    どのエッセイがどう面白いかは、ネタバレになるので書けない。各エッセイのタイトルをちょっと曖昧にしてあるのも、おそらくそういう理由からだ。一例だけ挙げると、「ダース考」というエッセイ。わたしは10ではなく12でまとめる話かと思って読み始めたが、気がつくとダース・ベイダーになってものごとを考えていた。なるほどね、彼も結構つらいのだ。
    粒ぞろいの53篇。適当に開けたページから読み出せる。

    0
    2025年05月06日

    Posted by ブクログ

    めっっっっっちゃすき笑笑

    きっとこの人には全ての物にいのちを感じてるんだろうなあって感じ共感の嵐

    特に好きなのはひらがなの話笑笑
    たしかにお互いぴりぴりかもしれない、「ん」はめちゃめちゃプライドたかいかもしないって考えると面白かった~

    面白い人だなぁーこの人

    0
    2024年09月14日

    Posted by ブクログ

    本当に大好き。
    すごく面白いので、こんなことを言うのもおこがましいけど、自分の感覚に似ているから共感できることが多い。

    話を面白くするための文章がとてもうまいと思う。
    どんどん読める。どんどん読めるけど、何言ってるんだ?この人、と思うこともしばしば。それが楽しい。

    『ねにもつタイプ』に引き続き、読んでる最中に笑ってしまうような作品だった。

    瓶記とやぼうが好き。

    0
    2024年09月02日

    Posted by ブクログ

    前作『ねにもつタイプ』よりさらに妄想世界へのジャンプ幅が大きくなっている気がする今作。読んでいると世界がぐらつく。でも個人的には現実世界に軸足を置いている項が好きかなあ。たとえば「物言う物」「マシンの身だしなみ」「レモンの気持ち」「やぼう」など。

    0
    2024年08月11日

    Posted by ブクログ

    [1]今回も笑うのを抑えようとして「ぶひっ!!」という音を立ててまう一冊。他人がいる場所で読むのはとっても危険です。ホンマ、マジで。
    [2]なんやろう、このヘンな気持ち。人生の参考にはまったくなりそうにないんやけど、生きていくうえですごく大切な何かが書かれているんやという妙な確信。
    [3]もちろん、笑えるという点では人生の役にすごく立っているとは思うんやけど、それとは別に。

    ■簡単なメモ

    《もしもこの世にレジで一番遅い列に並んだ人が優勝する競技があったら、私は確実に国体レベルで優勝する自信がある。ひょっとしたらオリンピックでもメダルを狙えるくらいの才能ではないかと思う。》p.11。おそらく全人類がそう思ってるかも?

    《ダース・ベイダーも夜は寝るのだろうか。》p.15。ダース・ベイダーの自室についてはぼくも考えたことがあります(詳細は省略)。

    「変化」ええ話やなあ…? 布団に顔を埋め「ぐひぐひぐひぐひ……」と苦しんでました。

    《世界の進化を司る当局が、私というセンサーを使って人類の将来にとって不必要で後ろ向きなものを探知し、それらを選択的に絶滅に追いやっているのだろうか。》p.36。ぼくが「これ好き」と思った缶飲料は次から次に自販機からなくなります。

    《アロマでごわす。》p.58。あらゆるお洒落で素敵なものを破壊する「ごわす族」の恐怖。「ごんす」「がんす」「やんす」「でげす」など仲間もいるらしい。「でげす族」は強力そう。

    《たぶん私は「役に立たないもの」が好きなのだ。》p.84

    《そもそも私は〝劣化した食品〟というジャンルを愛好していた。》p.104。柔らかい「ミルキー」はぼくも愛好してました。

    《本当の私はまだあの雪の中に埋まったままなのではないだろうか。》p.126

    《もし犬や猫やウサギやパンダに人間の耳がついていたらどうだろう。壊滅的にかわいくなくなる。だが逆に人間に動物の耳をつけると、むしろかわいくなる。人間の耳の一人負けだ。》p.209

    0
    2024年06月10日

    Posted by ブクログ

    目の付け所が人とは少し違う。
    自分も似たような部分があるので、共感しながら読めるのも楽しかった。
    もっとも、同じような感性でも、その鋭さと文章のうまさには到底かなわない。
    妄想の世界に入り込んで止まらなくなる部分もあった。悪ノリが過ぎて、やや滑っている箇所もあったかな。

    0
    2026年07月13日

    Posted by ブクログ

     何が書いてあったのか、ほぼ思い出せない。潔いほど、実用性から遠い。脳の凝りをほぐす特効薬ではある。

    0
    2026年03月28日

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