岸本佐知子のレビュー一覧

  • なんらかの事情

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    笑ったわぁ。
    声出して笑った。
    自分の事の様なエピソード満載で「共感」なのか「あるある」なのか分からないけど。
    いやきっと「あるある」なんだろう。
    私は多分少数派ではなかった。

    それから著者の記憶力の凄さたるや。
    おかげで私の忘れていた記憶も呼び覚まされた。
    思い出したところでしょーもない話だっりするのだが。

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    2025年10月16日
  • なんらかの事情

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    ハリセンボンのはるかさんが読売新聞でおススメされていたエッセイ。

    笑いが込み上げてくる。

    中でも、「雪強盗」に出てくるタバコ盗人の「値上げされる前に盗んでおきたかった」というコメントはじわじわ来た。

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    2025年09月30日
  • 『罪と罰』を読まない

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    ドストエフスキー「罪と罰」を読まずに4人の作家が読書会を開き内容を推測し合う話

    4人の作家たちがヒントを手掛かりに自由に推測、思ったままを言い合うのがこの本の面白さ

    ほんの少しの話の断片のヒントから作家流に「わたしならこういう筋書き、こういう流れにする」とか想像力が半端なく広がる

    いったいどんな物語なのか
    期待に胸を膨らませ、夢中になって「ああでもない、こうでもない」と語り合う

    そして読んだあとにまた集まって
    読後座談会

    私は読んだあとにこの本を手にしたが、作家たちの当たらずとも遠くなく、話が横道にそれることもしばしばあるにもかかわらず、ちょっとのヒントで軌道修正してくる様子に感嘆し

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    2025年08月26日
  • すべての月、すべての年 ――ルシア・ベルリン作品集

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    相変わらず独特。なかなか入り込めないんだけど,壁を越えて向こう側に行けると,情景がビビッドに浮かんでくる。しかし,訳は悪くないと思うんだけど,原著で読まないと本当のリズムとか手触りみたいな物は理解できないんだろうな。ある意味では私小説で,想像で書いている部分は少ないのではなかろうかと思わされる。中南米での貴族的生活からアルコール依存症のどん底まで,まさに波瀾万丈の人生。ひとりの人間がこれほど多様な経験をする例はあまりないだろう。それが小説家としての財産になっている。

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    2025年08月18日
  • ねにもつタイプ

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    これがキシモトワールドなのか!?
    初読のためワールドに没入するのに時間を要した。どこから現実でどこから妄想なのか?現実と妄想の往復に目が回る!後半になって慣れてくるとするめのように味が出てきた。挿絵もキシモトワールドをシュールに醸していて素敵。

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    2025年07月25日
  • 掃除婦のための手引き書 ――ルシア・ベルリン作品集

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    とあるブログで激賞されていたので読んでみた。読み始めてみて,正直そこまでではないなと思ったが,途中から引き込まれることになった。
    著者の波瀾万丈な人生と,観察眼が凄い。ドライな諦念が通底している。文体にも魅力があるようだが,これは原著で読まないと分からないなぁ。。。
    短編だけ書いてて評価されるってのが,テッド・チャンと通じるものがある。日本にはあんまりいない気がする。星新一くらいか?

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    2025年06月28日
  • 十二月の十日

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    決して自分の望んだ環境ではない中で生きる主人公たちが、自分のコントロールの外にある大きなうねりに翻弄されながらも不器用に生きてゆく。人生のやるせなさに打ちひしがれながらも懸命にユーモアにあろうとする姿に心打たれるであろう。

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    2025年06月10日
  • わからない

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    ・相変わらず面白い。
    ・そう言えば一番最初に岸本さんの本を読んだのは、翻訳の方ではなくエッセイの方だったかも。
    ・過去の未収録のエッセイを集めた本なのだけど、図らずも?今作は読書のルーツにまつわる話や、より細かい(しょうもない?)日常が書かれている日記も含まれる事で、他の本よりご自身が剥き出しになっている気がする。
    ・でも特に意外性があった訳でもなく、通常運転です。(そんな風に聞こえないかもしれませんが、褒め、のつもりです)

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    2025年06月03日
  • なんらかの事情

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    相変わらず面白い
    関西弁でいうと「オモロイ」
    一人でふふふとワロてまう
    岸本さんは天才や
    次が楽しみで仕方ない

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    2025年05月31日
  • ひみつのしつもん

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    雑誌「ちくま」連載18年目3本目のエッセイ。前作「なんらかの事情」から7年経ち、単行本の発刊から4年で11本追加して文庫化

    この方の翻訳した本は未だ読んでいないが、一度エッセイを読み出したら止まらなくなってしまった。不思議で、面白く、そして文章が上手い。

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    2025年05月30日
  • なんらかの事情

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     職場の、もう辞めてしまった後輩におすすめしていただいた本。エッセイではありますが、岸本さんの発想力、着眼点、そして妄想力が逸脱で、最後まで面白く読める一冊です。個人的にダース考とやぼうが好き。

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    2025年05月26日
  • 十二月の十日

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    「訳者あとがき」で岸本佐知子さんが、「描かれるのはたいてい八方ふさがりの現実で、その現実をなんとかしようとあがく人物たちのドタバタがどうしようもない悲哀と笑いを誘い、最後には彼らへのいとおしさに、不思議としんみりさせられる」とあるが、まさにその通りの読後感の話が多い。様々な奇想も面白い。

    バッドエンド寄りの話も多く(てかほぼそう)、それもいいんだけど、ハッピー寄りの結末を迎えた話にはすごくグッときてしまった。
    「もしも誰かが最後の最後に壊れてしまって、ひどいことを言ったりやったり、他人の世話に、それもすごいレベルで世話にならなきゃならなくなったとして、それがなんだ?なんぼのものだ?」「そこに

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    2025年05月24日
  • 『罪と罰』を読まない

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    ドストエフスキーの『罪と罰』を読んだことがない4人が内容の妄想を繰り広げる。
    1ページ解禁しただけで4人の推理が止まらない。
    で、読むんかい!
    この企画を書籍化、さらに文庫化してくれたことがありがたい。

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    2025年04月19日
  • ねにもつタイプ

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    雑誌「ちくま」に連載されたエッセイなどの短編集

    目玉遊びのように、自分のこども頃を思い出させるようなものから、不思議な世界のショートショートのようなものなど、興味を惹きつけられたり笑わせられたり。
    言葉での表現は、フィクションでもノンフィクションでももっと自由なものであるとみせつけられる文章力。

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    2025年04月14日
  • いちばんここに似合う人

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    世間一般の普通から少しズレた人たちの孤独が描かれていて、そこなら抜け出したいんだけど、結局は孤独な場所に戻ってくる。みたいなお話が多かった。

    映画も凄いけど、小説も凄かったなー。才能豊かな人だなー、と感心。

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    2025年04月14日
  • わからない

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    翻訳家による、単行本になっていない2000年からのエッセイ、書評等、日記

    感性も文章力も素敵で、今までこの著者を知らなかったのが勿体無いと感じた。
    気になるフレーズや本や映画がたくさん。
    面白かった!みんなも読むといいよ!

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    2025年04月12日
  • わからない

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    翻訳家でエッセイストでもある著者の読書感想文 + 翻訳小説食わず嫌いへの読書案内(初心者向け、上級者向け)+ 業界日記&メモ。視点や発想が日本人としてはユニークなので、分厚い本でも飽きずに読めた。
     谷川俊太郎の『ことばあそびうた』に関する部分で、「言葉を発するということは、それ自体が音楽を奏でるようなもので、意味なんかなくたって、ただもう楽しいということだってある」とあり、著者の訳書もきっとリズム感にあふれているに違いないと確信した。
     AIアシスタントに著者の翻訳本を何から読めばよいか尋ねると、ルシア・ベルリン作品集かミランダ・ジュライ作品集のどちらかの短編集から入るのがよいとのこと。それ

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    2025年04月11日
  • ひみつのしつもん

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    普通にエッセイという心構えで読んでいくと、不思議な常識を知らないうちに飲み込まされていて、話を読み終わった後で、それがおかしかったことに気付かされるおそろしい文章群だった。
    夢十夜に近いと思う。

    作者岸本さんは、女性で現在64歳らしいのだが、本全体を通して、年齢や性別を特段感じなかった。
    たしかに老いに関するエピソードや、話にあげられる俳優などには年齢が反映されているとは思う。しかし出来事に対して過去の体験や事件をあまりもちださずに、空想の論理をコロコロと転がしていく話の展開がとても柔軟だからだろうか。

    小さなお婆さんの話が一番好きかも

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    2025年03月20日
  • わからない

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    表紙が良すぎて手にとらないわけにはいかなかった。
    内容は著者のエッセイや書評や日記。あっけらかんに虫を確実に殺す。、本の軽口、ふかい洞察、友人の結婚で腰が抜ける、近くで見てる気持ちになれてめっちゃおもしろいーー
    ウテナ観よう日記書こう

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    2025年03月12日
  • わからない

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    真面目にこの人の書くことと対峙してはいけない、ダメだ、この人死ぬまで面白いんだろう、悔しい。
    風呂ん中で後半の日記を読むと急にまぶたが重くなり眠くなる、が、寝床で読むと急に目が冴えてしまう。不思議な本。この細切れの備忘録みたいなのが逆に気になってほっておけない。

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    2025年03月08日