岸本佐知子のレビュー一覧

  • 『罪と罰』を読まない

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    めちゃくちゃおもしろかった
    作家さん4人が罪と罰読む前にまず適当なページを少しだけよんで話を想像していく
    最終読んでから感想を言い合う

    作家さん目線なのが新鮮だった
    だし、罪と罰に修造とか愛之助が登場しているなんて笑
    親近感しかない笑
    罪と罰読むの怖かったけど読みたくなった

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    2026年08月02日
  • ひみつのしつもん

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    幻覚的、妄想的エッセイ。
    今回も炸裂していました。
    どうしたらこんなに楽しい妄想が出来るのでしょうか?
    ひとつひとつは短いですが堪能しました。

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    2026年07月22日
  • あれは何だったんだろう

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    さいっこうに面白かった!
    この本を読んで本当に良かった〜〜!
    ほっこりやしふふっともなるしあったかい気持ちになる。
    また中身を忘れた頃に読み返したい!
    この本は今年出会った本ベスト10に入るだろうなあ〜!

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    2026年07月22日
  • あれは何だったんだろう

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    岸本さんのエッセイが大好き人間、今作も楽しみに待っていた。期待を裏切らない1冊だった。

    読み終えて、奇しくも今作のタイトルと同じく「あれ(エッセイ)は何だったんだろう…」と思う。大体毎回そうだけど。

    各章、読み始めはいい。うんうん、なるほどね、そうだよねと思う。ところが早ければ4行目くらいで、なんでそうなる??と急カーブでドリフトをキメるのが岸本佐知子ワールド。

    "太陽の塔とスカイツリーが闘ったらどうなるだろう。"

    なんでこんなこと思い浮かぶんだよ。
    しかもこう続く。

    "大阪から歩いてきた太陽の塔がスカイツリーと対峙する。
    にらみあう両者。と、突如スカイツリーの頭部から青白い光線が発射される。浴びたものすべてを凍らせる氷のビームだ。"

    これをどんな顔で打ち込んでいるのか知りたい。
    次作も楽しみに待っています。これも文庫化されたら書き下ろしいっぱい読めるのかな。

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    2026年07月16日
  • ひみつのしつもん

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    初めて岸本佐知子さんのエッセイを読んだ。想像力がとにかく豊かで、自分も「変わっている」とよく言われるが、自分なんかよりはるかに上をいく変人っぷり。何気ない日常の出来事に独特の想像を膨らませ、まったく予想もしないエピソードへと展開していくのがたまらなく面白かった。他のエッセイも読みたい!

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    2026年07月13日
  • あれは何だったんだろう

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    面白すぎて、毎日少しずつ読んでいた。いまだにお気に入りのものを読み返す。
    子どもがしばしば「お母さんこれ読んで」とこの本を持ってきた。機嫌の悪いときに限ってそういうことをするのでうっとおしく思っていたら、「なんで持ってくるの!!」と問いただしたら、「これを読んでるときはいつも笑ってるでしょ?これ読んで笑って」と言った。怒っている私の機嫌を直そうとしていたのだった。
    と、書いて、大笑いしたお気に入りの話に付箋をつけることにした。
    「言い回し」「いとまき」「新年の誓い」「眠者たち」「器」「キャッシュ」「前身」⋯。
    これで私の不機嫌はもう大丈夫。

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    2026年07月11日
  • あれは何だったんだろう

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    オチがよめないまるでSFのようなエッセイ。
    頭の中を覗く、とはこのことか。


    他の本も読むことにしました。
    引き込まれます

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    2026年07月10日
  • あれは何だったんだろう

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    「言い回し」がドツボにハマる。ツッコミが秀逸!
    だんだん夢想の世界に入っていく思考が心地よくて、気分転換に読みたくなる一冊。

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    2026年07月16日
  • 短くて恐ろしいフィルの時代

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    短くて面白かった。読んだことのない話。こういうユーモア好き。
    「まともな国はふつう縮んだりしないよな」
    ぶっ飛んでいる。

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    2026年07月02日
  • あれは何だったんだろう

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    ネタバレ

    エッセイストランキングとかつくったら東海林さだおさん亡き後、①村上春樹 ②岸本佐知子 ③椎名誠 次点 三谷幸喜 と思うのだけどどうだろう。

    ということで、たまにやってくる岸本佐知子タイム。

    彼女のエッセイは妄想変化球系だと思う。斜め方向からの異端の視座がコミカルです。

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    2026年06月24日
  • ねにもつタイプ

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    著者のへんな視点が面白かった。細かいことに注目してそこから妄想を膨らませていくのだけど、そのぶっ飛び具合がとんでもない。
    読んでいるときは笑って読んでいるんだけど、読み終わるとあまり覚えていない。不思議な感覚になった。

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    2026年06月20日
  • あれは何だったんだろう

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    ネタバレ

    今回も最高です。

    オリンピック嫌いなので悲哀も感じさせる「宇宙船」にはすごく共感する。
    この部分には声を出して笑った。
    「①ゴジラを召還する
    ②アキラを召還する
    ③巨神兵を召還する」

    アキラを召還したい。

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    2026年06月17日
  • あれは何だったんだろう

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    エッセイというより上質なショートショートを読んでいるかんじ
    独特の表現に吹き出してしまう箇所もたくさんあった

    いとまき
    糸巻きの歌ってそんな歌詞だったの?
    ちょっと怖い

    きのこのスープ
    きのこに対してこんな豊かな表現ができるってすごい

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    2026年06月14日
  • ねにもつタイプ

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    <poka>
    このタイプの人には気をつけよう
    <だいこんまる>
    そんなこと言われたら、だれだってねにもつと思います。

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    2026年08月22日
  • 最初の悪い男

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    日常のマンネリ化、人生の退屈さ、生きづらさを感じている人におススメな一冊。

    システム的な独自ルールで外的な要因や自分の気分でさえも乱されることのない、自分だけの快適な生活を営む独身女性の主人公シェリルだが、異常なほどの妄想力と自己保身力の強さに、最初は「関わりたくない人だな」という印象を抱き読み始めた。

    しかし、上司の娘と同棲するという思いがけない展開から彼女の平穏と思えていた生活が一変し、彼女がもがき、苦しみながらも幸せに感じる意識さえ変わっていく彼女に惹かれ、自分もいつしか応援している感情に変わっていることに気付いた。

    ヴァイオレンス、性的、ぶっ飛んだ妄想の描写もあるので避けたくなる読者もあると思うけど、バランスよくユーモラスな描写もあり、笑ってしまう場面も多い。

    しかし、この独特な主人公の殻をぶち破った先にある希望みたいなものを、一層際立たせてくれるアクセントになっているところにこの作品の魅力を感じた。

    作中「ヒステリー球」とあり作者の造語かと調べてみたら、実際にこうした症状があることを初めて知り学びにもなった。

    作者は、独特の個性を持った人を鋭く際立たせ、その生きづらさと救いを描くことが上手く素晴らしいなと感じる。

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    2026年06月07日
  • あれは何だったんだろう

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    2年ぶりの岸本佐知子さんのエッセイ。
    なんでこんなに面白いんだろう(^o^)

    例えば、腑に落ちない慣用句を羅列してブツブツつぶやくエッセイ。
    「人のふんどしで相撲を取る」…素肌に身につけるのはちょっと嫌だ。
    「尻の穴が小さい」…たいていの人は小さい。大きかったら問題だ。
    「首の皮一枚でつながっている」…どう見ても、生き残ったり立ち直ったりするのは無理だ。
    こんな感じで3ページ。どれも岸本さんの思いに共感。

    疲れて何もしたくない時、猿のように無限に見続けてしまう動画に触れていた。
    それは「ピンセットで角栓を取る」動画。
    この動画の愛好家は多いらしく、角栓除去動画は山のようにある。
    数分から数十分、ただ延々と角栓が抜かれていくのだそう。
    気になったので、YouTubeで探して見てみた。
    岸本佐知子さんの言う通り、のめり込むように見てしまう(⊙ꇴ⊙)
    他に、ごみ屋敷お片付け映像にもハマったようだ。
    こんな事は普通は秘密にすることなのに、見ている時の気持ちまで詳細に語る岸本さんに親近感が沸く。

    アボカド?アボガド?問題も出てきた。
    アボカドが正しいことになっているが、言いやすいのでアボガドを使う人も多い。
    そこで話す際には、相手に正しい方を選んでもらうのだそうだ。

    岸本佐知子さんは翻訳家なのだが、私が読んでいるのはエッセイ。
    読書する楽しみの一つになっているのでエッセイは全部読んでいる。
    翻訳本は絵本の「遠い町から来た話」しか読んでいない。
    なので、何か小説を探してみようと思っている。

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    2026年06月02日
  • 短くて恐ろしいフィルの時代

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    ネタバレ

    短くエンタメっぽいのに、気づけばフィルの姿が歴史上の独裁者に重なる。独裁者の誕生の流れ、衆愚政治やメディアの機能不全の怖さこういったものがコンパクトに知れるおとぎ話。面白こわいディストピア。時を経て読んでもその時々に思い浮かべる独裁者が異なりそうなのは現実世界の悲しいところ。

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    2026年05月31日
  • ねにもつタイプ

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    今まで読んできた日常を綴るエッセイと違って、日常のささいな一コマから急にファンタジーで妙な世界に投げ出される感覚が新鮮で面白かった。こういう発想が欲しい。

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    2026年05月26日
  • ねにもつタイプ

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    ネタバレ

    読んでいて著者の世界に一気に引き込まれた
    行くとゾンビ化してしまう町
    郵便局での剣闘
    50mある赤い化け物
    どの話も満足する一冊

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    2026年05月16日
  • あれは何だったんだろう

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    『そもそも売り手はどんな人たちだろうか。極度に対人恐怖症のしいたけ農家とかだろうか。夜明け前にこっそり収穫したしいたけをロッカーに入れて、町が寝静まってからまたこっそりお金を回収に来るのだろうか。それとも森のクマだろうか。この世のどこかには、硬貨の代わりにどんぐりを入れる自販機も存在するのだろうか。あの自販機があそこに設置されるにいたった経緯も気になる。特にしいたけとは関係なさそうな、普通の民家の軒先だった。もしかしたら、この世にはしいたけ自販機のセールスマンなるものが存在して、一軒一軒民家を訪ね歩き、自販機を置かせてくれるよう持ちかけるのだろうか』―『森の自販機』

    岸本佐知子のエッセイを読む愉しみは、この人の翻訳した作品を読む愉しみとはまた違った楽しさを与えてくれるもの。普段はなるべくカタカナ言葉ではなく可能な限り日本語で言葉を置きたいと思っているのだけれど、そういう無駄な堅苦しさを一気に解放してくれる心地よさ。それにこれを随筆と呼ぶには妄想が天骨盛り過ぎる。彼女の公共媒体で発信された写真も随時眺めているのだけれど、オーパーツのようにそこに存在することが異質なものに敏感に反応し、それを切り取る超能力のようなものをこの人は持っている。

    巷間「ギャップ萌え」という言葉(そう言えば、ギャップ萌え、なんて言葉も無かった時代に、正にギャップ萌えでファンをがっちり惹きつけたのは中島みゆきだったな、と思考は脱線する)が流布しているようだけれど、岸本佐知子という人から出て来る言葉の世界の厳密さと自由さの乖離のようなものに惹かれる気持ちは、ひょっとするとその言葉で言い表すのが適切なのかも知れない。もちろん、本書に収められた「雪原」という短文で著者が吐露しているような文章を産み出す苦しみは、翻訳でもエッセイでも同じなのかも知れないけれど、この稀代の文筆家が発想する世界の自由奔放さは、妄想、と一言で片付けることは出来ない、ひょっとすると緻密な計算に基づく表現なのかとすら思ってしまうような文章表現だ。

    もちろん「気になる部分」からの追い駆けとしては、そんな計算されたかも知れないような妄想をとことん愉しんでいるのだけれど、ふと、冒頭に引用した文章を読んでいて、この人もまた頭の中が常にうるさい人なのかな、と思い至る。そう思ってしまうと、妄想の向こう側に見えて来る著者の姿に、一段と生真面目さの気配が濃厚になってくる。そう言えば公共媒体でも時々「尻 on fire」と締め切りに苦しむ心情が吐露されているけれど、あれも決してふざけている訳ではないということを深く認識するに至る。まあ、至る必要などそもそもないのではあるけれど。

    翻訳とエッセイのギャップというようなことを強調し過ぎると間違った誘導になりかねないので急いで付け加えるけれど、この稀代の翻訳家が選択する小説家もまた、氏のエッセイの中で取り上げられるエピソードに似て、いずれも少々変わった作家だということは改めて強調しておきたい。それは本書の奥付にある著者の略歴に並んでいる訳書を見ても解るし、詞華集の題名「変愛小説集」にも表れている通り。そう言えばこの翻訳家と初めて出会ったのはニコルソン・ベイカーの「中二階」だったなと思い起こす。

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    2026年05月14日