しきみのレビュー一覧

  • 桜の森の満開の下(乙女の本棚)

    Posted by ブクログ

    この季節にぴったりな一冊。
    私はとにかく昔から桜が大好きで、高校生のときの図書委員会便りでも「桜の小説」特集を組み、この作品を紹介していた覚えがある。
    桜の美しさはほんとうに不可解といっても過言ではなく、このような恐ろしい逸話の上に咲いているのだと言われたらつい納得してしまいそう。
    見目麗しければ人妻でも平気で連れ去る野蛮な山賊が此度捕らえてきたのは、わがままで、生首をおままごとに使って遊ぶような狂った女。
    暴君な彼女に振り回され都会に引っ越したものの、ますます疲弊するばかりの男は取り憑かれるように桜の森の満開の下を訪れるが……。
    ラストの描写の美しさは圧巻。散り積もった桜の花びらを目にしたら

    0
    2023年03月20日
  • 乙女の本棚2 猫町

    Posted by ブクログ

    「猫町」という作品自体がとても好きだと感じたのだけどそれだけではなくて、巻末エッセイの最果タヒさんの言葉にも惹かれた。


    言葉を読むあいだ、遠いものと近いものとがぐるぐると回転をしながら目の前を通り過ぎていくような感覚に溺れる。

    自分の体内に消化が難しい食べ物が急に飛び込んできたような感覚。

    知っている、とすら思い、自分の「知っている」という感想に、あとでちょっと首をかしげる。

    そんな経験はないのに、そんな経験を思い出したような心地がした。
    描写された音もされない音も、私には聞こえているとどうしてか思いこんでいて…

    読書っていうのは言葉を追いかけ回すことではないのかもしれないな。

    0
    2023年01月16日
  • 乙女の本棚8 夢十夜

    Posted by ブクログ

    学生時代の教科書に載ってるもの以外読んだことがないけど、この歳になって文豪触れてみたい…と思いこのシリーズで最近文豪を読み始めました。

    その中でも一夜の話に惹き込まれ購入し、そのままあとの話もスラスラ読めました。
    綺麗なイラストと共に読めるのは、今まで海外文庫ばかり読んでいて、文庫本のあらすじなどを読んでも「読みたい」とは思わず文豪の本を読まなかった私にとってとてもありがたいです……!

    10個の夢の中で1番印象強く残ってるのはやっぱり三夜です。

    0
    2022年10月04日
  • 夏休みルーム

    Posted by ブクログ

    ひとまずの謎解きのあとに、秘密の謎解き。

    これぞ、はやみねかおるだと思った。

    画はしきみだけど、絵の幅がひろくて、しきみだとわからなかった。

    0
    2022年09月05日
  • 奇譚ルーム

    Posted by ブクログ

    夏休みルーム読後、こちらも気になって。
    ここで探偵とボクは知り合ったのか〜。いろんなアバターがいたけど、意外とすんなり読み込めた。最後はそういうことかと思ったけど、ルームはなかなか不思議な空間だなぁ。

    0
    2022年07月24日
  • 夏休みルーム

    Posted by ブクログ

    「奇譚ルーム」が先だったのか…。順番間違えたけど、こちらだけでも楽しめた。
    ルーム、アバター、ホストなどなど・・・この世界観に慣れるまで少しかかったけど、はやみねさんのお話は相変わらずスラスラ読めるなー。ルームに幽霊はいるのかいないのか?気になるところ。

    0
    2022年07月10日
  • 乙女の本棚2 猫町

    Posted by ブクログ

    不思議なイラストと共に名作を読む、乙女の本棚シリーズは気になっていましたがやっと読めた!1回でなかなか理解できなかったが、とても面白かった。

    0
    2022年04月09日
  • 乙女の本棚8 夢十夜

    Posted by ブクログ

    一度読んでその文章の魅惑に虜になった夢十夜を乙女の本棚シリーズで再読。
    いやぁ何度読んでも素晴らしい。「死んだら、埋めて下さい。」から続く女の一連の台詞は、日本で最も美しい言葉の並びだと思ってる。
    第一夜があまりにもお気に入りで、第二夜以降はほとんど記憶がなかったのでとても新鮮な気持ちで読めた。ほかだと第七夜が好きかな。身投げするべく大きな船に乗っている男に話しかける一人の異人。漱石と死と星は相性が良すぎる。

    0
    2022年02月04日
  • 桜の森の満開の下(乙女の本棚)

    Posted by ブクログ

    桜って見方を変えると何だか妖しいような感じがしますね。
    女の美しさと桜が見事に表現されてると思います。
    この男の人は結局、喰われたということなのでしょうか? 美しいものには毒があるってことなんですかね。

    0
    2021年09月18日
  • 乙女の本棚8 夢十夜

    Posted by ブクログ

    司書なのに漱石くらい読んでよ!と子にいわれ…与えられた。
    そうね、坊ちゃんや吾輩は…から入っちゃダメだったんだね。
    内容とビジュアルが良く合ってて、若い人の良い仕事に会えて嬉しい。

    0
    2021年08月13日
  • 奇譚ルーム

    Posted by ブクログ

    テーマが設定された中でチャットを楽しむSNS「ルーム」ある日主人公は奇譚好きのルームに招待される。10人の参加者が集まった時点で急に「マーダラー」と名乗るルームのホストが面白い奇譚を披露しないと一人ずつ殺していくと宣言。アバターと現実をリンクさせた為アバターが消えれば実際に死ぬと説明された中一人ずつアバターが消えていく。10人の中に潜む「マーダラー」は誰だ?無茶な設定だと思ったけどやや飛び道具だが地に足がついた真相に行き着いたのは流石。アイコンに吹き出しがついた横書き形式が実際のSNSを追っている感じで楽しい。奇譚の内容は人形遣いと遊民が良かった。自分の認識している世界と地続きな不思議はやはり

    0
    2021年08月05日
  • 夏休みルーム

    Posted by ブクログ

    小学生の頃から読み続けているはやみねかおるさんのシリーズ。大人になっても楽しめるというのは、やっぱりすごいですね。

    0
    2021年07月13日
  • 魔術師(乙女の本棚)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「乙女の本棚」シリーズ。谷崎潤一郎『魔術師』とイラストレーター・しきみ、編。
    恋人と公園の魔術師の小屋を見に行って、二人して半羊神になっちゃった話。幻想的な小説。正直、よくわかんないけど。イラストがなかったら、全然理解できないかも。ただ文章はやはり美しくて、街の描写とか面白いよね。基本、昔の文学って、そういうのを楽しむもんだと思っている。

    0
    2021年06月03日
  • 魔術師(乙女の本棚)

    Posted by ブクログ

    <乙女の本棚>シリーズの谷崎潤一郎第2弾。今作の絵師はしきみ。妖しい、妖しい。惹きつけられる。そして、狂おしい。これでは魔術師の意のままに操られてしまう。自分も魔術にかかったか。

    0
    2021年05月13日
  • 乙女の本棚2 猫町

    Posted by ブクログ

    萩原朔太郎さんもっと読みたいなあ。しきみさん絵はとてもすきだけど、文章にアニメ塗りはあまりしっくりこなかった。

    0
    2021年04月19日
  • 桜の森の満開の下(乙女の本棚)

    Posted by ブクログ

    『桜』は満開で散っている花びらの美しい顔と人を飲み込む怖ろしい顔を持つ。

    『都で亭主を殺し女をさらう山賊』
    『首で遊ぶ美しい女』
    『満開に咲いた美しい一本の桜の木』
    『桜の元で鬼になった美しい女』
    美と醜の両面がテーマの一つになっている物語に、しきみさんのイラスト‼️


    短編文学×人気イラストレーター『乙女の本棚』
    イラストが純文学のイメージを凄く左右する。
    小説として読んで、画集として楽しめる魅惑の一冊。

    0
    2021年04月07日
  • 桜の森の満開の下(乙女の本棚)

    Posted by ブクログ

    山賊の女房は8人。
    連続殺人事件!1番新しい女房の夫を切り殺し、その美しい女房を自分の山に連れて帰り、
    その美しい女房の言いなりで、
    古い女房を6人一気に斬殺。
    びっこの古い女房は殺さずに残す。
    しかし、サイコパスなのは新しい女で、
    我儘放題。
    京に移り住み、首をコレクションする。
    集めた首で、ままごとのようなことをする。人形遊びのようなこと、首遊び。
    恐ろしい。
    山賊は都ではなく山で暮らしたい。
    女もついて行くと言う。
    真実なのか?
    再び女をおぶって山に帰る途中、
    女の正体がわかる。
    これは激しい恋愛ストーリー。
    ラストが美しすぎる。
    グロい話なのに美しい。

    0
    2021年03月31日
  • 奇譚ルーム

    Posted by ブクログ

    このテの推理もの(シチュエーションスリラー?)は多くの作品を見てきた大人になると純粋に楽しめなくなってしまうのが残念。ものすごく楽しそうに読んでいた中学生の子供がうらやましい。ただ、謎の行方やオチについては上記のとおりにしても、それ以外の人物や物語の部分でも十分楽しめた。

    0
    2020年07月26日
  • 乙女の本棚5 押絵と旅する男

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    男性の見る夢ってモノクロなのって本当なのか?

    VRなのかと思ったらオタクの夢が詰まっていた…!

    25歳は少年なのだろうか。

    0
    2018年04月11日
  • 世界の8大文学賞 受賞作から読み解く現代小説の今

    Posted by ブクログ

    タイトル通り各文学賞について複数の方たちが好き勝手(?)話をしたものが1っ冊の本にまとめられている。面白かったのは文学賞の背景であったり、審査の仕方であったり文学賞の周辺まで考察したり説明があったりで、なかなか読み越えのある本だった。世の中にはまだまだ知らない本がたくさんあるのでとても勉強になった。

    0
    2016年12月11日