しきみのレビュー一覧

  • 乙女の本棚8 夢十夜

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    乙女の本棚シリーズ。
    こんな夢をみた、という一文から始まる漱石のみた夢の話が10篇て構成されている。
    一つ一つの夢の話の繋がりはなく、幻想的だったり、不気味だったり、またはユーモラスなものもある。
    第十夜の情景がシュール、ユーモラスで面白く感じた。

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    2025年07月12日
  • 乙女の本棚2 猫町

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    ネタバレ

    乙女の本棚シリーズ。
    萩原朔太郎は初めて読んだ気がする。小難しい言葉や言い回しが多いかなという印象。

    普段見慣れている景色でも、場所や方角や時間帯等その時の状況によっては全く未知の場所に来たように感じる不思議な感覚。
    私も子供の頃に家から割と近場で迷ったことがあるからその感覚はわからないでもない。
    でもこのお話についての猫の町は果たして実在したのか幻なのか…?
    作者が元々麻薬を常用していたり上記のような近場での迷子もよくあったといったことから考えるとまた幻覚でも見たのではと一蹴されるのがオチだろうけど、
    同じものでもみる視点を変えることで受ける印象がガラリと変わる多面性に関して言うなら、一見

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    2025年07月10日
  • 乙女の本棚8 夢十夜

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    学生時代に習った夢十夜を改めて読んでみた。
    夢だからいまいち理解が及ばないところもあるが、だからこそなのかとても幻想的な雰囲気が全体的に漂っている。
    解説を調べてあぁなるほどそういうことだったのかと合点が行く。
    乙女の本棚シリーズは画集としてもオススメされているので眺めてるだけでも楽しめる✨

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    2025年07月10日
  • 乙女の本棚2 猫町

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    乙女の本棚シリーズ。
    この作品も、作者も今回初めて知りました。

    いつもの風景が、全く違う場所のように見えるという感覚。分かるような、分からないような…。しきみさんのイラストが、作品の不思議さ、怪しさを増加させています。

    一体どういう事だったのか?不思議な気持ちが残る作品でした。

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    2025年06月30日
  • 奇譚ルーム

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    ネタバレ

    真相は分からないと思います…という自信満々な作者からの挑戦状の帯が目を引く一冊。確かに、私自身もなんとなく予想して、かすっている程度でした。けれど、真相が明かされてみれば、各所に丁寧な伏線があったことに気付きます。事件の真相よりも、この奇譚たちの出所を思って、ある意味、一番怖くなりました。

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    2025年06月23日
  • 恋愛論(乙女の本棚)

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    乙女の本棚シリーズの一冊。
    安吾の恋愛論。確かに乙女向きのテーマなのかもしれないが、イラストのテイストと合っているかと言われると、微妙な気がしてしまう。だって、安吾だぜ、無頼派だぜ、というのは、乙女ではない部外者の勝手な独り言。
    安吾なら、「風博士」などどうだろう、というのは、割りと本気。

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    2025年06月21日
  • 乙女の本棚2 猫町

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    私もかなり方向オンチだ。だからいつか猫町にいきたいな。

    それらの話や会話は、耳の聴覚で聞くよりは、何かの或いは柔らかい触感で、手触りに意味を探るというような趣きだった。

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    2025年06月14日
  • 魔術師(乙女の本棚)

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    乙女の本棚シリーズの一冊。
    谷崎もこんな作品を書いていたんだね。
    乙女ではない者からいくつか言わせてもらうと、まずは現代の読者が読むのに、難しい言い回しがある。なんとなく意味はわかるものも多いので、このままでもいいといえばいいのだけど、これは新字体にしたほうがいいのではないかなとか、ルビをふったほうがいいのではないかなとか、読んでいる間にちょっとだけ気が散ってしまう時間ができてしまったかと。
    二つ目。表紙で魔術師の容姿を見せてしまうのはどうなのか。魔術師という言葉から受ける印象と、実際に魔術師を見たときのギャップも、登場人物の心理に関わっているはず。読者にもそのギャップを感じさせたほうがよかっ

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    2025年06月14日
  • 奇譚ルーム

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    奇譚ルーム
    2017.08.30

    小学生の頃読み、最近再読。
    小学生は結末の意味がわかるのかなと疑問に感じたが、読みやすくワクワクする本であるのは確か。
    (奇譚というタイトルすら意味のわからない人が多いのではないか。)

    横向きの本というアイディアは新鮮でよい!

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    2025年06月09日
  • 詩集『青猫』より

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    乙女の本棚シリーズの一冊。
    中原中也よりはわかる言葉が多い。が、言葉がわかっても共感できるかは別。どうやら朔太郎とはあまり合わないようだ。いや、詩というジャンルが合わないのかもしれない。
    乙女はこの本を詩集として楽しむことができるのか。画集として楽しんでいるのか。
    このシリーズ、他にも詩集があるが、読むかどうか迷うところ。

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    2025年06月08日
  • 夜叉ヶ池(乙女の本棚)

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    乙女の本棚シリーズの一冊。
    泉鏡花の戯曲に、今風のイラストをつける。
    いくらかは読みやすくなっているのかな。大人が普通に読んでも、わかりにくいからな。イラストでもないと、このシリーズのターゲットである乙女にはかなり読みづらいだろう。
    このシリーズは多分、注釈はつけないことにしているんだと思うけど、解説くらいはあってもいいのかもしれない。

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    2025年06月01日
  • 桜の森の満開の下(乙女の本棚)

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    乙女の本棚シリーズの一冊。
    題名の美しさに引かれて手に取ると、大変なことになる。とんでもない展開に呆気にとられてしまうだろう。
    乙女の方々はこの話をどう感じるのかな。特に中盤の異常さ。よくこんな話を思いつくものだと思うし、思いついたとしても、よく作品にしようと思ったもんだ。これが安吾の安吾たるところか。

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    2025年05月31日
  • 文字禍(乙女の本棚)

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    あれ、なんか前に読んだときと印象が違うような気がするなあ。イラストに引っ張られているのかな。乙女の本棚としては、このテイストは正解なのだろうけれども、初老の読者にとっては、中島敦っぽくない感じがするんだよ。イラストなしで読むとどうなるか、試してみてもいいかもしれないな。

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    2025年05月23日
  • 桜の森の満開の下(乙女の本棚)

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    乙女の本棚シリーズ。山賊が自分の八人目の女房として、力ずくで奪った美しい女に狂わされていく物語。

    いくら美しくても、こんな女嫌だし何なら放っておけばいいのに…と思ってしまいますが、それがこの女の魅力であり、山賊の弱点なのでしょう。
    表紙では、女は鬼のツノを生やした姿で描かれていますが、本当に鬼だったのか?山賊自身が、桜の花に惑わされてしまったのか。
    一体どういうこと?という疑問と、一抹の寂しさが残るような、何とも言えない読後感でした。

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    2025年05月11日
  • 乙女の本棚2 猫町

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    乙女の本棚シリーズ。シリーズ名に乙女のとあるわけで、乙女が読めばそのよさを感じるのだろうが、残念ながら乙女でもなんでもない自分には、文章だけのほうがよかったかもと思ってしまうのであった。これは、本のせいではない。最初から「乙女の」って謳っているのだから、乙女でもないのに手に取った私の責任です。乙女がこのシリーズから日本文学に興味をもってくれたら、それでいい。教科書から文学がなくなっていく傾向にあるなか、「乙女の本棚」が果たす役割は決して小さくはないぞ。

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    2025年05月06日
  • 乙女の本棚8 夢十夜

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    これは読む人の年代で評価は大きく分かれそう。絵が若い人向け。
    漱石の「夢十夜」を初めて読む人にはいいのか。いや、よくないようにも思えるな。もっと美しかったり、不気味だったり、ユーモラスだったりするもんな。

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    2025年05月06日
  • 奇譚ルーム

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    最近名探偵コナンに興味を持ち始めた小学校5年の息子が読みたくて借りた1冊。1日で読み終わり、面白かった!と勧めてくれたので読むことに。横書きで、イラストありで、吹き出しのセリフみたいになっててテンポよく読め、なんとなく結末こうかなぁと思ったのに、最後の最後でえー!?となるミステリー。面白かった!

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    2025年05月03日
  • 夜叉ヶ池(乙女の本棚)

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    乙女の本棚シリーズ。読みにくくてビックリ。戯曲風の構成と昔の文体のおかげで、読むのが大変でした。
    それでもかわいらしい絵のおかげで、少し理解しやすくなっています。特に白雪の眷属達の姿が描かれていたのがありがたかったです。

    それにしても、こんなお話だったとは。村人の身勝手さに呆れ、展開に驚きました。
    原典で読むのは難しそうなので、このシリーズで読めて良かったです。

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    2025年04月13日
  • 文字禍(乙女の本棚)

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     乙女の本棚シリーズから、中島敦さんとしきみさんのコラボ作品『文字禍』です。この作品、難しいっ!!

     ストーリーは、アッシリアの碩学ナブ・アヘ・エリバ博士が「文字の精霊」に関する研究をすすめるうちに、文字がもたらす恩恵とともに災いにもたどり着く…。アッシュールバニパル王に進言するものの聞き入れてもらえず、悲惨な最期を迎えてしまうというもの…。

     『…文字の無かった昔…歓び(よろこび)も智慧(ちえ)もみんな直接に人間の中に入って来た。…文字が普及して、人々の頭は、もはや、働かなくなったのである。』

     なんか、この一文が刺さりました。文字に頼り過ぎているのかな…とか、思ってみたり…だけど、文

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    2025年04月10日
  • 乙女の本棚2 猫町

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    道一つ、曲がり角一つ違うところにある異世界。そういや、昔ほんの気まぐれでいつもと一本違う道を自転車で通ってみたことがあったな。ただ遠回りしただけで終わったけれど。静かな街の描写に、ちょっと行ってみたくなったけれど、大体この手の”異界”はロクな目に合わないからなぁ…。一瞬垣間見えるだけ、くらいがいいのかも。私のような凡俗人間は。
    「私がそれを「見た」ということほど、私にとって絶対不惑の事実はない」という一節。その通りだと思う。自分で見たものくらい信じたいよな。

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    2025年03月14日