しきみのレビュー一覧

  • 乙女の本棚2 猫町

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    私もかなり方向オンチだ。だからいつか猫町にいきたいな。

    それらの話や会話は、耳の聴覚で聞くよりは、何かの或いは柔らかい触感で、手触りに意味を探るというような趣きだった。

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    2025年06月14日
  • 魔術師(乙女の本棚)

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    乙女の本棚シリーズの一冊。
    谷崎もこんな作品を書いていたんだね。
    乙女ではない者からいくつか言わせてもらうと、まずは現代の読者が読むのに、難しい言い回しがある。なんとなく意味はわかるものも多いので、このままでもいいといえばいいのだけど、これは新字体にしたほうがいいのではないかなとか、ルビをふったほうがいいのではないかなとか、読んでいる間にちょっとだけ気が散ってしまう時間ができてしまったかと。
    二つ目。表紙で魔術師の容姿を見せてしまうのはどうなのか。魔術師という言葉から受ける印象と、実際に魔術師を見たときのギャップも、登場人物の心理に関わっているはず。読者にもそのギャップを感じさせたほうがよかっ

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    2025年06月14日
  • 奇譚ルーム

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    奇譚ルーム
    2017.08.30

    小学生の頃読み、最近再読。
    小学生は結末の意味がわかるのかなと疑問に感じたが、読みやすくワクワクする本であるのは確か。
    (奇譚というタイトルすら意味のわからない人が多いのではないか。)

    横向きの本というアイディアは新鮮でよい!

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    2025年06月09日
  • 詩集『青猫』より

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    乙女の本棚シリーズの一冊。
    中原中也よりはわかる言葉が多い。が、言葉がわかっても共感できるかは別。どうやら朔太郎とはあまり合わないようだ。いや、詩というジャンルが合わないのかもしれない。
    乙女はこの本を詩集として楽しむことができるのか。画集として楽しんでいるのか。
    このシリーズ、他にも詩集があるが、読むかどうか迷うところ。

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    2025年06月08日
  • 夜叉ヶ池(乙女の本棚)

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    乙女の本棚シリーズの一冊。
    泉鏡花の戯曲に、今風のイラストをつける。
    いくらかは読みやすくなっているのかな。大人が普通に読んでも、わかりにくいからな。イラストでもないと、このシリーズのターゲットである乙女にはかなり読みづらいだろう。
    このシリーズは多分、注釈はつけないことにしているんだと思うけど、解説くらいはあってもいいのかもしれない。

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    2025年06月01日
  • 桜の森の満開の下(乙女の本棚)

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    乙女の本棚シリーズの一冊。
    題名の美しさに引かれて手に取ると、大変なことになる。とんでもない展開に呆気にとられてしまうだろう。
    乙女の方々はこの話をどう感じるのかな。特に中盤の異常さ。よくこんな話を思いつくものだと思うし、思いついたとしても、よく作品にしようと思ったもんだ。これが安吾の安吾たるところか。

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    2025年05月31日
  • 文字禍(乙女の本棚)

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    あれ、なんか前に読んだときと印象が違うような気がするなあ。イラストに引っ張られているのかな。乙女の本棚としては、このテイストは正解なのだろうけれども、初老の読者にとっては、中島敦っぽくない感じがするんだよ。イラストなしで読むとどうなるか、試してみてもいいかもしれないな。

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    2025年05月23日
  • 桜の森の満開の下(乙女の本棚)

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    乙女の本棚シリーズ。山賊が自分の八人目の女房として、力ずくで奪った美しい女に狂わされていく物語。

    いくら美しくても、こんな女嫌だし何なら放っておけばいいのに…と思ってしまいますが、それがこの女の魅力であり、山賊の弱点なのでしょう。
    表紙では、女は鬼のツノを生やした姿で描かれていますが、本当に鬼だったのか?山賊自身が、桜の花に惑わされてしまったのか。
    一体どういうこと?という疑問と、一抹の寂しさが残るような、何とも言えない読後感でした。

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    2025年05月11日
  • 乙女の本棚2 猫町

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    乙女の本棚シリーズ。シリーズ名に乙女のとあるわけで、乙女が読めばそのよさを感じるのだろうが、残念ながら乙女でもなんでもない自分には、文章だけのほうがよかったかもと思ってしまうのであった。これは、本のせいではない。最初から「乙女の」って謳っているのだから、乙女でもないのに手に取った私の責任です。乙女がこのシリーズから日本文学に興味をもってくれたら、それでいい。教科書から文学がなくなっていく傾向にあるなか、「乙女の本棚」が果たす役割は決して小さくはないぞ。

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    2025年05月06日
  • 乙女の本棚8 夢十夜

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    これは読む人の年代で評価は大きく分かれそう。絵が若い人向け。
    漱石の「夢十夜」を初めて読む人にはいいのか。いや、よくないようにも思えるな。もっと美しかったり、不気味だったり、ユーモラスだったりするもんな。

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    2025年05月06日
  • 奇譚ルーム

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    最近名探偵コナンに興味を持ち始めた小学校5年の息子が読みたくて借りた1冊。1日で読み終わり、面白かった!と勧めてくれたので読むことに。横書きで、イラストありで、吹き出しのセリフみたいになっててテンポよく読め、なんとなく結末こうかなぁと思ったのに、最後の最後でえー!?となるミステリー。面白かった!

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    2025年05月03日
  • 夜叉ヶ池(乙女の本棚)

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    乙女の本棚シリーズ。読みにくくてビックリ。戯曲風の構成と昔の文体のおかげで、読むのが大変でした。
    それでもかわいらしい絵のおかげで、少し理解しやすくなっています。特に白雪の眷属達の姿が描かれていたのがありがたかったです。

    それにしても、こんなお話だったとは。村人の身勝手さに呆れ、展開に驚きました。
    原典で読むのは難しそうなので、このシリーズで読めて良かったです。

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    2025年04月13日
  • 文字禍(乙女の本棚)

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     乙女の本棚シリーズから、中島敦さんとしきみさんのコラボ作品『文字禍』です。この作品、難しいっ!!

     ストーリーは、アッシリアの碩学ナブ・アヘ・エリバ博士が「文字の精霊」に関する研究をすすめるうちに、文字がもたらす恩恵とともに災いにもたどり着く…。アッシュールバニパル王に進言するものの聞き入れてもらえず、悲惨な最期を迎えてしまうというもの…。

     『…文字の無かった昔…歓び(よろこび)も智慧(ちえ)もみんな直接に人間の中に入って来た。…文字が普及して、人々の頭は、もはや、働かなくなったのである。』

     なんか、この一文が刺さりました。文字に頼り過ぎているのかな…とか、思ってみたり…だけど、文

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    2025年04月10日
  • 乙女の本棚2 猫町

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    道一つ、曲がり角一つ違うところにある異世界。そういや、昔ほんの気まぐれでいつもと一本違う道を自転車で通ってみたことがあったな。ただ遠回りしただけで終わったけれど。静かな街の描写に、ちょっと行ってみたくなったけれど、大体この手の”異界”はロクな目に合わないからなぁ…。一瞬垣間見えるだけ、くらいがいいのかも。私のような凡俗人間は。
    「私がそれを「見た」ということほど、私にとって絶対不惑の事実はない」という一節。その通りだと思う。自分で見たものくらい信じたいよな。

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    2025年03月14日
  • 夏休みルーム

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    前作がとても面白かったので、続編も読みました!

    はやみねかおるワールドを今回も楽しめました!
    面白かったですが、個人的には前作のほうが好みでした。続編が出るのであればぜひ読みたいシリーズです。

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    2025年03月11日
  • 乙女の本棚2 猫町

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    現実か頭の中だけの出来事か分からなくなる
    不思議で綺麗で張り詰めた危うい世界に迷い込む話だった

    しきみさんの絵も幻想的で美しくより世界が曖昧になる

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    2025年02月28日
  • 恋愛論(乙女の本棚)

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    坂口安吾文学忌、安吾忌

    1947年発表の 恋と愛の坂口安吾定義
    恋す:いまだ所有せざるものに思いこがれるような
      ニュアンス
    愛す:落ち着いてすでに所有したものを慈しむよう 
      な感じ
    これは納得します
    恋愛を「一時の幻影であり、醒めるもの」
    そして 大人はそれを知っていると論ずる

    今だと 推し活なるものがあり
    推しを 恋すとなるのか愛すとするのか
    時代で定義も変わるのかもしれない

    恋愛論としながら
    「恋愛とはいかなるものか私は知らない」とはじまり 一生文学に探し続けると続く
    だから難解なのではなく 結論を持っていないのではないかと思われる
    だって熟読したけどわからない

    恋愛には常

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    2025年02月17日
  • 文字禍(乙女の本棚)

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    アッシリヤの碩学ナブ・アヘ・エリバ博士が、「文字の精霊」が人間に及ぼす災いについて研究するうち、分析的思考や文字そのものへの否定にまで陥り、アッシュールバニパル王に進言するものの認められない。
    やがて大地震で自家の書架が倒れ、"文字共の凄まじい呪の声"とともに落ちかかってきた書籍(当時の粘土板)の下敷きとなり、圧死してしまうという最期を迎える。

    「文字ノ害タル、人間ノ頭脳ヲ犯シ、精神ヲ痲痺セシムルニ至ッテ、スナワチ極マル。」

    文字を精霊に見立て、文字を学び言葉を手に入れた者たちはつぎつぎと狂わされる、とする見解には思わず頷かされるばかりだった。
    文字を使っているだなんて

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    2025年02月10日
  • 奇譚ルーム

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    ネタバレ

    奇譚の話かと思って読み始めた。でも奇譚は登場人物の語りとして出てくるけど中身はミステリーだった。
    現実の人間が殺されているって思いながら読んでいたので、オチが期待していたものと違った。
    スラスラ読みやすかった。

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    2025年01月30日
  • 悪魔 乙女の本棚作品集

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    しきみさんのイラストは、シンプルだけど可愛くて、怪しさもあり、どこか不安も感じる。しきみさんのイラストを見ながら古典文学が読める「乙女の本棚」シリーズは贅沢でとても良い企画だと思います(もちろん他の方がイラストの本も素晴らしいです)。

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    2025年01月13日