夜叉ヶ池(乙女の本棚)
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夜叉ヶ池(乙女の本棚)

1,980円 (税込)
990円 (税込) 12月18日まで

4pt

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人気シリーズ「乙女の本棚」第29弾は、文豪・泉鏡花×イラストレーター・しきみのコラボレーション!
戯曲としても画集としても楽しめる、魅惑の1冊。全イラスト描き下ろし。

人の生命のどうなろうと、それを私が知る事か!
......恋には我身の生命も要らぬ。

竜神が住むといわれる夜叉ヶ池。1日3回鐘を撞かなければ、池から津波が起こり、村は水の底に沈んでしまうという言い伝えがあった。

泉鏡花の名作が、有名ゲームのキャラクターデザインなどで知られ、本シリーズでは萩原朔太郎『猫町』、『詩集『青猫』より』、江戸川乱歩『押絵と旅する男』、夏目漱石『夢十夜』、坂口安吾『桜の森の満開の下』、谷崎潤一郎『魔術師』を担当する大人気イラストレーター・しきみによって描かれる。
名作文学と現代の美麗なイラストが融合した、珠玉のコラボレーション・シリーズ。
自分の本棚に飾っておきたい。大切なあの人にプレゼントしたい。そんな気持ちになる「乙女の本棚」シリーズの1冊。

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夜叉ヶ池(乙女の本棚) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    夜叉ヶ池には龍神が封じ込められている。自由を求める龍神は、遠い昔に人と約定を交わした。麓の鐘を必ず日に三度、撞き鳴らすこと。一度でも忘れたら、夜叉ヶ池から津波が起こり、村も里も水底に沈むであろう。

    文学士で僧の山沢学円は越前琴弾谷で旧友の萩原晃に再会する。晃は、妻の百合と共に鐘楼守をしていた。

    0
    2024年03月09日

    Posted by ブクログ

    舞台の台本のような本だった。
    少し見慣れない単語が出てくるので、辞書を引き引き読んだ。結構面白い。
    夜叉ケ池という池の麓から帰ってこない晃を訪ねて学円が村にくる。晃は百合という女性と暮らしていて、村で鐘をつく仕事をしているのだと言う。代々、鐘を1日に三度鳴らさねば、村が山津波で滅ぶのだと言う。
    村人

    0
    2025年10月10日

    Posted by ブクログ

    このシリーズにしてはページ数が多くどちらかと言うと絵というより文字という感じ。
    最後ってハッピーエンドなのか?
    姫様の天真爛漫?自由な発言が姫って感じで良かった。

    0
    2025年05月05日

    Posted by ブクログ

    はい、三十五オネエ

    まさかの戯曲!

    そして戯曲と『乙女の本棚』って相性いいんではなかろうか

    だいたい泉鏡花の世界観なんて簡単に分からんのだからね
    しかも意味もなく戯曲になんかされた日にゃちんぷんかんぷんに決まってます(いや意味はあるだろ)

    そこで『乙女の本棚』ですよ

    こうなってくると話は変

    0
    2024年10月29日

    Posted by ブクログ

     乙女の本棚シリーズから、泉鏡花さんとしきみさんのコラボ作品「夜叉ヶ池」です。しきみさんのイラストは、「夜叉ヶ池」らしく青緑を基調としたもので雰囲気出てます。が…戯曲??何??しかも、今回も難しい…ってところから(^-^;)

     竜神が住むといわれる夜叉ヶ池。1日3回鐘を撞かなければ、池から津波が起

    0
    2023年07月27日

    Posted by ブクログ

    乙女の本棚シリーズの一冊。
    泉鏡花の戯曲に、今風のイラストをつける。
    いくらかは読みやすくなっているのかな。大人が普通に読んでも、わかりにくいからな。イラストでもないと、このシリーズのターゲットである乙女にはかなり読みづらいだろう。
    このシリーズは多分、注釈はつけないことにしているんだと思うけど、解

    0
    2025年06月01日

    Posted by ブクログ

    乙女の本棚シリーズ。読みにくくてビックリ。戯曲風の構成と昔の文体のおかげで、読むのが大変でした。
    それでもかわいらしい絵のおかげで、少し理解しやすくなっています。特に白雪の眷属達の姿が描かれていたのがありがたかったです。

    それにしても、こんなお話だったとは。村人の身勝手さに呆れ、展開に驚きました。

    0
    2025年04月13日

    Posted by ブクログ

    泉鏡花文学忌、死因は肺腫瘍

    泉鏡花の戯曲 1913年
    戯曲を読むのは難しく

    夜叉ヶ池の龍神との約束の鐘
    日に三度鳴らす役目を負った青年と美しき妻
    夜叉ヶ池の主、白雪姫は人間との約束を守り池を守るが剣ケ峰の恋人の所に行きたくて仕方ない
    激しい日照りに村人は、雨乞いの生贄に美しい妻を選ぶ
    それを知っ

    0
    2024年09月07日

    Posted by ブクログ

    線がくっきりしているからか、キャラクターの顔が今どきすぎるからか、私の中の泉鏡花作品のイメージとは合わなかった。蟹と鯉は可愛い。

    話の内容もなんとなく分かるのだが、やはり昔の書き方のままなのでいくらか読みにくく、解説のあった方がありがたい。

    雨乞いの生贄として美女の裸体というのが如何にもだが、私

    0
    2024年07月12日

    Posted by ブクログ

    舞台の台本のような書き方で、読み慣れていないからか、場面転換についていけず、疑問ばかり浮かび、よくわからないところが多かった。

    伝承に縛られるって、すごく息苦しい。
    ウソかホントかも分からないことに、人生を捧げて、他の人の命を楯に、自分の自由を奪われてしまっている鐘守の感じは、憐れな気がした。

    0
    2024年06月27日

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