しきみのレビュー一覧

  • 夏休みルーム

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    「奇譚ルーム」が先だったのか…。順番間違えたけど、こちらだけでも楽しめた。
    ルーム、アバター、ホストなどなど・・・この世界観に慣れるまで少しかかったけど、はやみねさんのお話は相変わらずスラスラ読めるなー。ルームに幽霊はいるのかいないのか?気になるところ。

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    2022年07月10日
  • 乙女の本棚2 猫町

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    不思議なイラストと共に名作を読む、乙女の本棚シリーズは気になっていましたがやっと読めた!1回でなかなか理解できなかったが、とても面白かった。

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    2022年04月09日
  • 乙女の本棚8 夢十夜

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    一度読んでその文章の魅惑に虜になった夢十夜を乙女の本棚シリーズで再読。
    いやぁ何度読んでも素晴らしい。「死んだら、埋めて下さい。」から続く女の一連の台詞は、日本で最も美しい言葉の並びだと思ってる。
    第一夜があまりにもお気に入りで、第二夜以降はほとんど記憶がなかったのでとても新鮮な気持ちで読めた。ほかだと第七夜が好きかな。身投げするべく大きな船に乗っている男に話しかける一人の異人。漱石と死と星は相性が良すぎる。

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    2022年02月04日
  • 桜の森の満開の下(乙女の本棚)

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    桜って見方を変えると何だか妖しいような感じがしますね。
    女の美しさと桜が見事に表現されてると思います。
    この男の人は結局、喰われたということなのでしょうか? 美しいものには毒があるってことなんですかね。

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    2021年09月18日
  • 乙女の本棚8 夢十夜

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    司書なのに漱石くらい読んでよ!と子にいわれ…与えられた。
    そうね、坊ちゃんや吾輩は…から入っちゃダメだったんだね。
    内容とビジュアルが良く合ってて、若い人の良い仕事に会えて嬉しい。

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    2021年08月13日
  • 奇譚ルーム

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    テーマが設定された中でチャットを楽しむSNS「ルーム」ある日主人公は奇譚好きのルームに招待される。10人の参加者が集まった時点で急に「マーダラー」と名乗るルームのホストが面白い奇譚を披露しないと一人ずつ殺していくと宣言。アバターと現実をリンクさせた為アバターが消えれば実際に死ぬと説明された中一人ずつアバターが消えていく。10人の中に潜む「マーダラー」は誰だ?無茶な設定だと思ったけどやや飛び道具だが地に足がついた真相に行き着いたのは流石。アイコンに吹き出しがついた横書き形式が実際のSNSを追っている感じで楽しい。奇譚の内容は人形遣いと遊民が良かった。自分の認識している世界と地続きな不思議はやはり魅力的だ。

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    2021年08月05日
  • 夏休みルーム

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    小学生の頃から読み続けているはやみねかおるさんのシリーズ。大人になっても楽しめるというのは、やっぱりすごいですね。

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    2021年07月13日
  • 魔術師(乙女の本棚)

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    ネタバレ

    「乙女の本棚」シリーズ。谷崎潤一郎『魔術師』とイラストレーター・しきみ、編。
    恋人と公園の魔術師の小屋を見に行って、二人して半羊神になっちゃった話。幻想的な小説。正直、よくわかんないけど。イラストがなかったら、全然理解できないかも。ただ文章はやはり美しくて、街の描写とか面白いよね。基本、昔の文学って、そういうのを楽しむもんだと思っている。

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    2021年06月03日
  • 魔術師(乙女の本棚)

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    <乙女の本棚>シリーズの谷崎潤一郎第2弾。今作の絵師はしきみ。妖しい、妖しい。惹きつけられる。そして、狂おしい。これでは魔術師の意のままに操られてしまう。自分も魔術にかかったか。

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    2021年05月13日
  • 桜の森の満開の下(乙女の本棚)

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    『桜』は満開で散っている花びらの美しい顔と人を飲み込む怖ろしい顔を持つ。

    『都で亭主を殺し女をさらう山賊』
    『首で遊ぶ美しい女』
    『満開に咲いた美しい一本の桜の木』
    『桜の元で鬼になった美しい女』
    美と醜の両面がテーマの一つになっている物語に、しきみさんのイラスト‼️


    短編文学×人気イラストレーター『乙女の本棚』
    イラストが純文学のイメージを凄く左右する。
    小説として読んで、画集として楽しめる魅惑の一冊。

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    2021年04月07日
  • 奇譚ルーム

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    このテの推理もの(シチュエーションスリラー?)は多くの作品を見てきた大人になると純粋に楽しめなくなってしまうのが残念。ものすごく楽しそうに読んでいた中学生の子供がうらやましい。ただ、謎の行方やオチについては上記のとおりにしても、それ以外の人物や物語の部分でも十分楽しめた。

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    2020年07月26日
  • 世界の8大文学賞 受賞作から読み解く現代小説の今

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    タイトル通り各文学賞について複数の方たちが好き勝手(?)話をしたものが1っ冊の本にまとめられている。面白かったのは文学賞の背景であったり、審査の仕方であったり文学賞の周辺まで考察したり説明があったりで、なかなか読み越えのある本だった。世の中にはまだまだ知らない本がたくさんあるのでとても勉強になった。

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    2016年12月11日
  • 世界の8大文学賞 受賞作から読み解く現代小説の今

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    芥川賞や直木賞なんて世界の文学賞のうちに入るのだろうか?日本の作家が書いた日本語の小説しか対象になっていないのに。なんてことを思ったけれども、読んでみました。今年も話題になっているのは、もちろんノーベル文学賞。村上春樹さんがとるかどうか、メディアで騒がれました。この本を読むとわかるのですが、その根拠になっているのがカフカ賞。この賞をとった人が二人、ノーベル文学賞をダブル受賞しているんだそうで、まだ受賞してないのが村上春樹なんだそうです。カフカ賞はチェコ語の翻訳が一冊は出ていないと受賞できないそうで、村上春樹がとった2006年は『海辺のカフカ』が翻訳された年。タイトルがよかった?

    そのノーベル文学賞。世界的に開かれているような気しますが、実はヨーロッパの主要言語しか読めない人が選考委員なので、そうした言語で書くか翻訳版が優秀であること、北欧諸国出身だとさらに有利、とのこと。タイトル関連でいうなら『ノルウェイの森』に分がありそうなものだが、どうなっているんでしょう。それはさておき、8大文学賞として取り上げているのは次の賞です(開始年)。ちなみに、受賞対象が作品になっているのが、*のついている賞で、何もついていないのが、作家に与えられる賞です。<>内が本書で取り上げている作家名。

    ノーベル文学賞(1901年)<アリス・マンロー、オルハン・パムク、V.S.ナイポール>
    ゴンクール賞(1903年)*<マルグリット・デュラス、ミシェル・ウェルベック、パトリック・モディアノ>
    ピュリツアー賞(1918年)<ジュンパ・ラヒリ、スティーヴン・ミルハウザー、E・P・ジョーンズ>
    芥川賞(1935年)*<黒田夏子、小野正嗣、目取真俊>
    直木賞(1935年)*<東山彰良、船戸与一、車谷長吉>
    エルサレム賞(1963年)<J・M・クッツェー、イアン・マキューアン、イスマイル・カダレ>
    ブッカー賞(1968年)*<ジョン・バンヴィル、マーガレット・アトウッド、ヒラリー・マンテル>
    カフカ賞(2001年)<フィリップ・ロス、閻連科、エドュアルド・メンドサ>

    この本は、都甲幸治さんを中心に、「小説家や書評家、翻訳家など本にまつわる様々な職業の人々に、一つの賞につき一冊ずつ、合計二四冊読んでもらい、全てを読んだ上、鼎談の形で論じてみたもの」。談話形式なので、口調がくだけていてとても読みやすい。鼎談の間には、都甲さんと、僕が翻訳本を選ぶ時の目安にしている翻訳家のひとりの藤井光さんのコラムもある。外国文学って、よく分からないけど、どんな本があるのだろうと考えている人には役に立ちそう。

    で、はなから外国文学好きの人たちには、もっと面白いんじゃないかな。というのも、それぞれの賞の特徴についてふれたあと、その賞の受賞者たちの小説について三人が語るんだけれど、選ばれている作家の顔ぶれが、いいんです。今までにたくさんの人が受賞しているはずだけれど、この人たちを選んでくるあたりがすごいな。本当に本のことがよく分かっていて好きなんだなあ、と思います。

    それぞれの賞につけたタイトルが、その賞の特徴を表していると思うので、下手に解説するより、それを紹介します(日本の賞は省略)。「これを獲ったら世界一?」(ノーベル賞)、「当たり作品の宝庫」(ブッカー賞)、「写真のように本を読む」(ゴンクール賞)、「アメリカとは何かを考える」(ピュリツアー賞)、「チェコの地元賞から世界の賞へ」(カフカ賞)、「理解するということについて」(エルサレム賞)。

    今年ノーベル文学賞の受賞者に選ばれたボブ・ディランから音沙汰がないので、財団はさぞ気を揉んでいることだろうと思います。それもこれも、この賞の選考基準としていちばん全面に押し出しているのが「人類にとっての理想を目指す、世界でも傑出した文学者」というものだからです。「最近の受賞者の傾向を考えると、どうやらこの「人類にとっての理想」というのは、「人権擁護」や「国内で迫害されている人を描く」という意味」らしい。で、ボブ・ディランなわけです。そんなノーベル文学賞ですが、都甲さんがこう言っています。

    今回紹介する三人はある意味「間違って獲っちゃった」人たちです(笑)。マンローはカナダのド田舎に住んでる普通のおばさんだし、パムクは『無垢の博物館』(早川書房、全二巻)のように変態的な話を面白く書く人だし、ナイポールはそもそもどの国の作家だと言いきれない。ノーベル文学賞を獲った立派な国民文学作家について国別対抗で語り合うんじゃなくて、「ノーベル文学賞獲ったにも関わらず、別の理由でいい作家です」という人たちを紹介したいです。

    すべてにおいてこの調子。マンローもパムクもナイポールも、けっこう読んでいるので、都甲さんの言いたいことはよく分かる。特にマンローはすごい。「短篇一本を読んだだけで、長篇を一冊読み切ったくらいの気持ちにさせてくれる」(都甲)という評がすべてを語ってくれています。本当にその通り。パムクについて訳者の宮下遼さんがいう「それだけで短篇、中篇になりそうな話を、一つの長篇のなかに惜しげもなくいくつも投入していく気前のよさが、僕は好きです。こんなに西欧風な人間のくせに、そこだけトルコ的な御大気質を感じてしまって。ディテールの作り込まれた奇想こそが、物語の要諦だと思います」というのもまさにその通り。

    この調子で紹介していると引用だらけになりそうなので、このへんでやめますが、ブッカー賞のところで、ジョン・バンヴィルの文章についていい話があります。毎日九時から一八時までオフィスで執筆に専念し、一日英語で二百語書けたらその日は成功だというのです。「バンヴィルはベンジャミン・ブラックという別名でミステリーも書いていますが、その時はパソコンを使って書くそうです。そのときは筆が速いらしい。バンヴィル名義は手書きで、極端に遅くなる」(都甲)。このこだわりがあの美しい文章を生むのですね。ブラック名義でチャンドラーの名作の続編を書いた『黒い瞳のブロンド』。チャンドラーには及びもつかないけど、ミステリとしてはけっこういけますよ。

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    2016年10月24日
  • 獏の国 しきみ作品集 WORLD OF THE TAPIR

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    画集としては薄い&小さいのが残念。
    この絵もっと大きく見たいわァ〜ってなる…。
    好きな絵師さんなので内容自体は満足です。

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    2016年02月29日
  • 桜の森の満開の下(乙女の本棚)

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    坂口安吾さんらしい?内容に、絵が美しかった。
    内容と絵が合っているから?何とも言えないゾッとした話だった。

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    2026年08月07日
  • 魔術師(乙女の本棚)

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    ネタバレ

    男は恋人に誘われ、不可思議な魔術師の見世物を見に行く。
    魔術師の元へ行くまでの道のりが長く、不思議な公園内の様子が描かれる。

    「秘密」もそうだったが、主人公が碌でもない男だと思う。恋人の女は魔術師に魅了されないのに、主人公は魅了されて人外になる。

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    2026年07月30日
  • 乙女の本棚2 猫町

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    素敵なイラストがあると読みやすいし、読んでみようっと思ってしまう。
    不思議な猫が存在する町。
    ちょっとジブリちっくな感じ。
    何とも不思議な空間が面白かったです。

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    2026年07月10日
  • 桜の森の満開の下(乙女の本棚)

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    ある日山賊が攫ってた女は他の攫ってきた女達とは違った。一番美しく我儘なその女は、満開の桜の森の下を通る感覚にどこか似ていた。

    人はあまりに美しいものに対して恐ろしさを感じるのだと思う。
    梶井基次郎の「櫻の樹の下には」もそうだが、日本人は桜に対して魔を見出すのだろう。

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    2026年06月24日
  • 乙女の本棚5 押絵と旅する男

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    本作は、読む人によって物語の見え方がまったく変わるところが興味深い。
    兄の行動を"純愛"と受け取る人もいれば、"薄気味悪い狂気"として読む人もいるだろう。
    私は圧倒的に後者だった。

    押絵の中に入り込んだ兄は、一歩間違えばロマンチックにも感じる。
    しかし私には、レンズを通して女に魅入られ、自身の欲望に取り憑かれてしまったように思えた。

    押絵の中で老いていく兄と、若いままの娘。
    その不自然な対比に、胸がざわついて仕方なかった。

    物語全体に漂う静かな狂気。
    語り手である弟の淡々とした口調が妙に不気味で、読めば読むほど、「これは愛なのか、それとも執着なのか」という問いが頭から離れなくなる。

    江戸川乱歩の作品は初めて読んだが、独特な世界観とどこか現実味を帯びた物語がクセになった。これから色んな作品読みたい!

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    2026年06月22日
  • 乙女の本棚2 猫町

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    病と麻薬で現実と幻覚を行ったり来たりする様子が描かれているようだ。

    4頁の複眼の女性の絵がかわいい

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    2026年06月19日