しきみのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
人生をリセットしたい人たちが集まり、望んだリセット後の生活をバーチャルで体験するというもの。
その中で、それぞれが本当にリセットして望んだ人生を生きたいかを感じていく。
この作品を読んでいる中で、ふと、最近見た『ぼくたちん家』というドラマの作中ワンフレーズを思い出した。
「なくなったってことは、あったってことですからね。」
この本に置き換えると、リセットしたいということは、それまでの体験、感情をちゃんと感じていたということなのだろうと。
きっと、その体験をせずに初めから望む世界になっていたとしたら、また別のリセットを望むのだろうな…
と考えてしまった。
人って欲深い…
本全体に -
Posted by ブクログ
ネタバレイラストと内容が合っているかどうかと言われれば何ともだが、イラスト自体は不思議な感じなので、帯通り画集としても楽しめると思った。
坂口安吾は初読。リアリスト?
バカだとわかっていても恋愛をしてしまう。それが人間……うむ。
「苦しみ、悲しみ、切なさによって、いささか、みたされる時はあるだろう」の「いささか」という副詞にああ……となんか分かるような切ないような。
いささか、つまり多少は、少しは。
多少の慰めにはなるが充ち満ちることないよということだろうか。
詩的な目で見ること云々のところで、現代でいうところのヤリ◯ンメン◯ラを思い出した。
最後に、「孤独は、人のふるさとだ。」
この段落のところで何 -
Posted by ブクログ
ネタバレ乙女の本棚シリーズ。
萩原朔太郎は初めて読んだ気がする。小難しい言葉や言い回しが多いかなという印象。
普段見慣れている景色でも、場所や方角や時間帯等その時の状況によっては全く未知の場所に来たように感じる不思議な感覚。
私も子供の頃に家から割と近場で迷ったことがあるからその感覚はわからないでもない。
でもこのお話についての猫の町は果たして実在したのか幻なのか…?
作者が元々麻薬を常用していたり上記のような近場での迷子もよくあったといったことから考えるとまた幻覚でも見たのではと一蹴されるのがオチだろうけど、
同じものでもみる視点を変えることで受ける印象がガラリと変わる多面性に関して言うなら、一見