ナショナルジオグラフィックのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ナショナル・ジオグラフィック「一生に一度だけの旅」シリーズの1冊。
世界の市場をめぐる、色鮮やかな旅。
写真260点はいずれもカラーである。
ご当地感満載の取り取りの品が目に眩しい。市場のざわめきまでも写し混んだような写真からは、売り声や値段交渉の会話が聞こえてきそうだ。
写真が多いのでさらさらっと読めそうだが、見た目よりも読み応えがある。
アフリカ・ヨーロッパ・アジア・アメリカに大別し、それぞれ10カ国以上の市場を取り上げている。紹介されている市場の総数は240以上。
国の位置を示す地図、どんなものが買えるかを記したメモ、主な市場の名称、その国の市場に関する各論、ある商品をテーマにしたコ -
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Posted by ブクログ
世界中の仕事。
人は生きるために働く、という事を強く実感する。
仕事といっても千差万別で、予想だにしない仕事や、考えもしない方法が見られる。
地域ごとに分けられているのだが、劣悪な環境の労働者の次に椅子にゆったりと座るホワイトカラーがいたりと、その対比に色々と考えてしまう。
どの仕事にも良さがあるというが、誰もが望んでやりたくない仕事というのも存在すると思う。
選択の幅が広い日本も一般的ではないのか、と思ったり。
「働きたくても働けない人もいる」というのはよく聞くが、「働きたくなくても働かなければいけない」という事はあまり聞かない。
あまりに一般性があるからかもしれないが。 -
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Posted by ブクログ
さすがナショナルジオグラフィックの本、写真がすごい!
色鮮やかなサンゴの海、深海の不思議な生物、海面から顔を出して泳ぐホッキョクグマ…どれも大迫力。
iPad Proをお持ちの方はぜひ電子版を購入してほしい。紙の本と違って見開きページの写真が、ノドの部分に邪魔させることなくちゃんと平面で見られる。
…ただ、文章は事典的というよりはエッセイの寄せ集め的な感じだし、ナショジオ独特の思想の強さが私には鬱陶しかったし、なによりも翻訳がこなれていなくて読みにくかった。途中で文章を真面目に読むのをやめて、写真とキャプション、たまに興味のある章だけつまみ食いして読んでいた。
写真集として眺めるのであれば -
Posted by ブクログ
最近よく聴くポッドキャストで紹介されていた本。こんどお会いすることになっている学者センセイの頭の中の深いところを探るのに役立つかと思って読んだ。
やはり興味深く読んだのは、このところどっぷり浸かっている鳥類関係のはなし。川上先生は軽妙な語り口で、キャッチーな論文を紹介してくれた。恐竜学者の小林先生の項では、鳥類の祖先が恐竜だったことが学会の主流になったのは
1998年の論文発表からだった、と知った。1985年生まれの私は、子どもの頃から始祖鳥の存在は知っていたが、それが鳥と恐竜とを繋ぐ存在だという認識は薄く、あくまで鳥の祖先だ、という理解だったのだが、それが当時はふつうの解釈だったようだと再 -
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Posted by ブクログ
AIに聞いたところ、オタクとは、アニメ、漫画、ゲーム、アイドルなど特定の趣味分野に強烈なこだわりを持ち、時間や金銭を極端に費やして深い知識や情熱を持つ人を指すらしい。趣味、ではないが特定の分野に強烈なこだわりを持つ面では研究者もオタク気質なのだろう。オタク達が自分の推しを語る際の勢いは凄まじい。5W1Hを駆使して推しの尊さを押し出してくる。多分、相手に伝えたいのではない、語りながら自分の中で推しの尊さを整理している。この本に登場する研究者達もそんなオタク達だ。自分の愛する分野での推し論文をピックし、尊さを語っている。研究分野も、文章から覗く著者の性格も、どれも多様だけど、愛する論文のために筆を
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Posted by ブクログ
ナショナルジオグラフィック社が、世界の謎を5つのカテゴリーで計99個選び、それぞれ謎の背景と2017年時点で分かっていることをベースに解説。
もともと分かっていないからこそ「謎」なのであって、オチはほぼ「現在も分かっていない」なのだが、それはそれで納得。こういうことは分からないままにしておいて、推論していく方がオモシロいのだ。
とはいえ、そこはナショジオ。知らんけどだけでは済ますことなく、一応科学的・演繹法・帰納法を用いて、なんとか解を導こうとしているような気はした。
しかし、「次のパンデミックはどこで起きるか?」に対しては、「次のパンデミックはエイズやSARSの原因となったのと同じRNAウ -
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Posted by ブクログ
・バイキングは1000年頃にアメリカ大陸に達していた。
・マルコ・ポーロと同時期に、ウイグルのキリスト教僧ラッバーン・バール・サウマがヨーロッパの各地を訪問し、バグダッドで没した。
・本初子午線と赤道が交わるところに仮想のヌル島がある。ブイのみが浮かんでいる。
・ベトナムのソンドン洞窟は世界最大の地下空間
・米国とカナダの国境線を巡って、かつて紛争になりかけた。今は、幅6mの通路をつくる活動が進んでいる。米国バーモンド州ダービーラインとカナダのケベック州スタンステッドは一つの集落で、複数の住居の中を国境線が貫通している。ハスケルフリー・ライブラリー・アンド・オペラハウスの床には黒い線が走って -
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ラクダは思ったより凶暴。
「この動物を飼ったらいくらかかるだろう?」の妄想を獣医師の著者が説明してくれる本。
私は子供の頃から動物が好きで、同じような妄想をしたことがある。
何でも、生き物を飼うというのは大変だ。
お金がかかる。
愛情と責任を持って育てるのはもちろんだけど、いつかはお別れの時が来る。
私は子供の頃にハムスターを飼っていたが、3年で死んでしまって、小学生の私はとても悲しんだ記憶がある。
命に大小はないけれど、10年以上一緒に時間を過ごす犬や猫は、お別れのショックはどの程度のものだろう、と、飼ったこともないのに恐怖していた。