ナショナルジオグラフィックのレビュー一覧
-
-
Posted by ブクログ
生命の起源についての本を読んでたら読みたくなったので。
水が発生してから最初の生命が誕生し、カンブリア大爆発を経て哺乳類、恐竜が生まれるまでをわかりやすい文章とビジュアルで見せている。入門書としておすすめしたい。
どうして地球では水が失われなかったのか?どうやって生命体は大きくなったのか?という疑問点もある程度解消しつつ話が進むので素人にとっては非常にありがたい。
眼の誕生についてと、P/T境界大量絶滅を経験しながらも生き残った生物たちについてもっと知りたい。
しかしゲノム重複ってあり得る確率なんだろうか?
古代のことは何が正しいのかは分からない。だからこそ面白いし、今後の研究で今わから -
Posted by ブクログ
地球に生命が生まれてからの進化の流れや、各時代ごとに繁栄した動物たちを概観できる本。3冊シリーズの1冊目らしい。NHKで「ダーウィンが来た!」や「生命大躍進」を作ったディレクターが書いたものなので、専門家の著作に比べると多分わかりやすいとは思う。番組で使われたCGが随所に登場してビジュアル的にも訴求力は高い。
動物が植物の遺伝子を取り込んだ事で視覚を手に入れた話とか、光合成するウミウシの話とか、母乳ができた経緯とか、私は知らないことが多かったので面白く読めた。
とても読みやすい反面、情報量は多くないので、もともと知識がある人には物足りないかも。
内容の正確さについては、私がこのジャンルの基 -
Posted by ブクログ
一目見れば忘れられない、心を揺さぶられる風景がある。そんな地球の瞬間を130点以上集めた、永久保存版の写真集。
ロケーションマップ付き。
■序文(ジョージ・スタインメッツ)
■春
花のじゅうたん/岩の城/極楽鳥/アーサー王伝説の地/氷の世界/ブルーラグーン/崖上の住宅街…など33点
■夏
パラソルの模様/ヒマワリ/古代樹/黄金色のシルエット/秘境にかかる虹/大草原の小さな家/天空の島…など37点
■秋
夕陽の丘/紅葉のアーチ/一本の道/綿の宮殿/大地溝帯/サンゴ礁/金色の朝日…など35点
■冬
オーロラ/雪化粧/朝焼け/氷河/湖面の柳/岩のアーチ/砂漠の命…など33点 -
Posted by ブクログ
信仰の発祥地、永遠の史跡など10に分けて紹介。
○謎の巨大遺構
「ビッグホーン・メディスン・ホイール」ワイオミング州メディスン・マウンテンの頂上にある。先住民が地面に石を並べた。上から見ると自転車の車輪の骨組みのようだ。
「チャコ・キャニオンの集落跡」ニュー・メキシコ州 プエブロ(村)の跡。建物がD字に配置され「キバ」と呼ばれる円形のスペースは儀式に使われたとされる。アナサジ族のもので「アナサジ」とは「他部族の遠い先祖」を意味する。が、アハサジ族は12世紀にチャコ・キャニオンから姿を消し別の土地へと移った。現代のプエブロの民であるホビ族と一部のナハボ族はアナサジ族を祖先と考え、ここを神 -
Posted by ブクログ
知らない絶景たちが、いつの間にかなくなっていく様子に何だか儚い気持ちになりました。
ほとんどの景色は知らなくて、こんなところもあったんだと思いつつ、昔のような心打つ景色がなくなっていくのはやはり残念ですね。
ほとんどは人間の仕業もありますが、地震などの自然災害でもなくなったり、その姿が変わってしまったのもありました。
今まで地球が少しずつ変化してきたようにこうやって絶景もなくなっていくのは自然な流れなのかも(人間が原因だとしても)と心の片隅では思ったりも。まだ残っているものもあるので、人間の手でなくすというのはやめてほしいなと遠くから願うばかり。 -
-
-
購入済み
まぁ
よくある(?)話と言えばよくある話でしょうか。
確かに医学の進歩により死の瀬戸際が曖昧になってきている昨今。
倫理やら人権やらありますが、判断基準は「野生だったら生きているか否か」で良いと思うんですよね。
人間も自然の一部な訳ですから。 -
Posted by ブクログ
性格に関するさまざまな論説のエッセンスが短くまとまっているムック
ナショジオの動画、雑誌に共通する不満として、科学裏づけをどうとったのかとか、リファレンス情報が乏しいことがあるのだけど、このムックもそれは同じ。
だけど、ヒントとしては面白いものも。
特に面白かったのは、ライフストーリーを語る上でキーになる思い出が、文化によって異なるというもの。
ワンショットの出来事を記憶するアメリカ人、
歴史的・社会的出来事を記憶して、社会変化とともに記憶する中国人、
学校での記憶と、年齢的な節目を記憶する日本人、
ストーリー展開も文化によって理解されやすさが違うもよう。
そういえば、英文学の講義で、社 -
-
Posted by ブクログ
結局「我々一般人は動物が心も痛みもあることを感じているけれど、科学者は人間こそ特別な存在だと疑わず、今まで動物の内面に対する研究が進んで来なかった」ということ。
100頁ほど事例を交えて書かれていながら、要約すると、どれも未だ科学的な解明はされておらず研究中みたい。
「本能」と一蹴されてきたことも、もしかしたら彼らなりに感じ、考えた結果の行動であることもようやく研究されはじめているようだ。
「喜びや悲しみ」の項で、ラットが、押すと何もないバーよりくすぐられるバーを押したがる……という実験結果は微笑ましかった。
分からないことだらけで歯切れが悪いけれど、動物の写真が美しく素晴らしいので、そ