ナショナルジオグラフィックのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
それは絶景。鮮やかな光景。名勝地や観光地も含まれる。
だが、潜むのは危険。そう、絶景と危険は隣り合わせ。
そんな世界各地にある60の場所を、鮮やかな写真と共に紹介。
・序文 ・世界危険旅行マップ
予測できない危険 死を招く絶景 有毒物質のわな
顕微鏡サイズの脅威 突然訪れる不運 天と地の気まぐれ
それは自然の脅威。
火山ガス、水、嵐と無風、氷山、酷暑の砂漠、洞窟、
落石、海底、ジャングル、落雷、竜巻、台風など。
バミューダ・トライアングルにドラゴン・トライアンクル。
日本を襲う台風街道。火山の脅威は富士山にも繋がるもの。
それは人為的な脅威。
船の事故、無法地帯、海賊船もあるが、化学物質によ -
Posted by ブクログ
マダムMは、周囲の人間が皆すり替えられた、とおもっている。
シャルル6世は、自分の体がガラスでできていると思っている。
レア=アンナ・Bは、国王に寵愛されていると思っている。
なんだ、頭がおかしい人間の話か、そう考え、話を単純化して終わらせてしまうなんてノンノン。
彼彼女らは本当にそうだと信じているのだ。
私が見る世界とあなたが見る世界が異なるように。
妄想は楽しい。
夢女子(アニメや漫画等のキャラクターや現実の人物のうち「推し」(好ましく応援したい者)を愛し空想の中で楽しむ女性のオタクの一)と何が違うのか?
マインドワンダリングとの明確な違いはあるのか?
私はそれを知りたいと思った。
本書 -
Posted by ブクログ
自分が騙す側にも騙される側にもなりたくないが、偽物、詐欺、嘘というものは話としてはとても興味深い。
映画だと『スティング』『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』は今でも好きな映画だ。
邦題に訳せないところがまた趣深い。
『捕まえられるもんならやってみな』、じゃあイマイチだもんね。
さて、本作はナショナルジオグラフィック社刊で、写真も豊富、事例も豊富。
先に挙げた映画の元ネタとも言える詐欺ももちろん載っている。
第二次大戦前のものもあれば、ごく最近のものまでバランスよく網羅されている。
お気に入りのニセモノは、偽金、贋作、詐称。
NHKの番組「ダークサイドミステリー」で登場した、ポルトガル通貨 -
Posted by ブクログ
書店で平積みされていて、目につくタイトルだったのでずっと気になっていた本。
想像以上に面白く、愛に溢れたおもしろ本だった!
本書は個人で動物を買うなら1日、1ヶ月単位でいくらになるかを解説している。
象やライオン、アザラシ等を買う際必要なものを妄想し、おおよそで計算しているのだが、作者が獣医師で動物園勤務も果たしていることからリアリティを感じた。
巻末近くには犬や猫、ハムスター等も取り扱っている。
それぞれの動物のおもしろい生体もさりげなく語っており、最後まで楽しく読める。
この動物はこういう特性があるから、このぐらいのプールを作りましょう、など現実で考えたら大富豪くらいしか出来ないし、作 -
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最初に値段の割に薄っぺらいことに驚き。でも写真が綺麗だから仕方ないか。
内容も薄いが、新たに学べたこともあった。
例
・信頼できるブリーダーは、事前に成犬の遺伝子検査を行い、問題遺伝子を持つ犬を避けて交配させている
・研究の結果、犬を飼うと血圧が下がり、循環器疾患の発症リスクが低下することがわかった
・生後2~3カ月の間に数多くの経験をさせると肝の据わった子になる
⇒ワクチン接種済みの成犬やほかの子犬と遊ばせる、ドッグランや繁華街へ連れて行く、クルマに乗せる、花火大会へ連れて行く。嫌がりそうな場面では、おやつを与えていい想い出にする
トータルで買ってよかった。 -
Posted by ブクログ
ナショジオの環境本、フルカラーで視覚にも訴える。豊かな現代の生活がどれだけ環境を犠牲にしたプラスチックに依存しているか改めて考えさせられる。解決策も提示されているが、大企業に対して持続可能なサイクルをやらせていけないとダメだと感じた。個包装の60%はネスレ、ユニリーバ、P&Gなどわずか10社によって製造されてるという。CO2と同じくらい海洋プラスチック汚染は深刻だと認識させられる。大量消費、経済至上主義などどう考えても持続可能な社会ではない。SDGsを掲げている企業など、おしなべてホワイトウォッシングといえる。増収増益を目指しているということはさらに作って捨てることになる。必要最低限の
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Posted by ブクログ
珍しく「読むべき」自己啓発本だと思う。自己啓発を10種類に細分化して、それらについてどのような自己啓発が行われてきたかを歴史を絡めて説明する本。注目すべきは、自己啓発本にありがちな読者の行動を縛ろうとしない事だろう。各項目における自己啓発の方法論を複数紹介し、それをあくまで中立的に俯瞰している。それが自己啓発本が鼻につく自分でも読めた理由だった。
自己の評価を下げがちな自分のような人間にもきちんとフォーカスしており、勇気づけられたとまでは言わないが安心することができた。第5章の「謙虚になる」は長年自身が疑問を持っていた「謙虚」という概念をかみ砕いて説明し、誤解を解いてくれたことはとてもありがた -
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