ナショナルジオグラフィックのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
歴史上最も巧妙な詐欺の数々を約200枚の写真とともに掲載。
詐欺を暴く現代科学技術についても紹介している。
・はじめに
CHAPTER 1 偽金 CHAPTER 2 贋作 CHAPTER 3 偽書
CHAPTER 4 考古遺物の捏造 CHAPTER 5 詐称
CHAPTER 6 信用詐欺師 CHAPTER 7 大義のための偽り
CHAPTER 8 怪しげな科学
索引有
騙すのは人。騙されるのは人。そして暴くのも人。
世界の歴史に残る詐欺とその手法。その悪しき情熱や欲望と、
対抗する多くの科学技術の開発についても詳細に紹介。
それらの果てしない欲は金儲けが主だが、
自分の高い技術を示し -
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Posted by ブクログ
昨年2022年は、エジプト考古学にとって、メモリアルイヤーだった。シャンポリオンがヒエログリフを解読してから200年、カーターがツタンカーメン王墓を発見してちょうど100年に当たったのだ。これに合わせて各種イベントが催され、大エジプト博物館もオープンし、盛大に盛り上がる…はずだったが、コロナ禍の影響でなかなか思うようにはいかなかった。(まあ大エジプト博物館は、本来ならもっと前にオープンするはずだったのだけど(^_^;)。さすが悠久のエジプト、数年は誤差の範囲である。今年こそ開館なるか)
本誌はツタンカーメン王墓の発見から100年を記念して刊行された、古代エジプトファンのみならず、歴史を愛する -
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Posted by ブクログ
プラスチックが悪者にされた背景には、海洋生物、特に亀の鼻にストローが刺さっているような刺激的な映像やゴミまみれの海の写真など、視覚的に印象に残るものがあり、冷静に考えると、よく分からない事が多い。例えば、海に捨てるのを止めさせる事を考える方が実際的であり、多くの公害はその放出を抑止し、適切な廃棄を遵守させる事により解決されてきた。何故、プラスチックに関しては、存在そのものが駄目なのか。製造過程で二酸化炭素が排出されるとしても、これは鉄も同じ。しかし、脱プラスチックはあっても脱スチールとは言われない。カーボンシンクの影響も挙げられるが、これもその対象となる海に捨てなければ良いのでは。
「海に廃 -
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Posted by ブクログ
副題は「もう見られない世界の美しい自然」
です。
その大きな要因は当然人間によるか開発が
大きいですが、それだけではありません。
例えば地震でも風景が変わってしまうので
す。意外にも自然災害も風景を変えてしま
うのです。
近年、日本人にも人気のウユニ塩湖。水面
の反射が空と一体化され非常に美しい「映
え」写真が撮られることで知られています。
しかし、ここにも開発の波は押し寄せてい
ます。希少な資源であるリチウムが採掘さ
れるそうで、貧しい国であるボリビアは、
塩湖の開発を経済発展の主柱に挙げている
と言われています。
今後はどうなるのか。未来の行く末を考え
させられる一冊です。 -
Posted by ブクログ
西田賢司さんはコスタリカ在住で昆虫を研究している。日本だって昆虫がたくさんいる方だが、コスタリカは日本の何十倍も昆虫がいる。今回、西田さんが発見した西田ツノゼミが紹介されている。ツノゼミの角もいろいろな形のものがあるが、何のためにあるか分からないそうだ。透明の羽の蝶、透明のゴキブリ、透明の芋虫、凄いなあ。自分の脱皮した殻をトーテムポールのように尾に繋げているジンガサハムシ、ガンダムの球形ロボットのハロのように丸まる緑に輝くマンマルコガネ、ダニで着飾るクチブトゾウムシ、ワックスを噴き出すカツオゾウムシ、透明ピンクのカニグモなど面白い昆虫が目白押し。ハキリアリやナナフシは、いっぱいいて珍しくないよ
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Posted by ブクログ
是非、是非ら一人でも多くの人、読んで下さい。
地球の資源は無限ではないこと。
人間だけの地球ではないこと。
一生のうちにどれだけプラスチックを浪費しているのか。一人ひとりがしっかりと考えて欲しい。
まずはできることからしていきます。
サステナブルに生きていきたい。
人間のせいで命を奪われている鳥たち、海洋生物、ウミガメ、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになる。
・本当に必要な物だけ買うこと。買う前に本当に必要か考える。(簡単に買いがちな衣類もたくさんのプラスチックが使われている)
・サランラップの使用を控える。
・車をはじめ、携帯やパソコンの機器もプラスチックをたくさん使っている。壊れる