あらすじ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
古生代、中生代、新生代を俯瞰し、生命がどのように生まれ、時代を生き抜き、進化したのかを圧倒的なビジュアルとともに見る、壮大なドキュメンタリー。第1集「生き物の原型が作られた」では、地球誕生から古生代、中生代 三畳紀までを網羅。
「ダーウィンが来た!」「NHKスペシャル」などNHKが10年にわたり放送してきた恐竜・古生物関連の番組をもとに、担当したディレクターが書き下ろす。
第1集「生き物の原型が作られた」では、地球誕生から古生代、中生代 三畳紀までを網羅。カンブリア紀のアノマロカリスやオパビニア、デボン紀の巨大魚ダンクルオステウスや海サソリ、陸上への進出を果たしたテトラポッド、大繁栄した単弓類ディメトロドンなど人気の古生物も数多く登場する。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
生命の起源についての本を読んでたら読みたくなったので。
水が発生してから最初の生命が誕生し、カンブリア大爆発を経て哺乳類、恐竜が生まれるまでをわかりやすい文章とビジュアルで見せている。入門書としておすすめしたい。
どうして地球では水が失われなかったのか?どうやって生命体は大きくなったのか?という疑問点もある程度解消しつつ話が進むので素人にとっては非常にありがたい。
眼の誕生についてと、P/T境界大量絶滅を経験しながらも生き残った生物たちについてもっと知りたい。
しかしゲノム重複ってあり得る確率なんだろうか?
古代のことは何が正しいのかは分からない。だからこそ面白いし、今後の研究で今わからないことがたくさん解明されることを願う。
Posted by ブクログ
地球に生命が生まれてからの進化の流れや、各時代ごとに繁栄した動物たちを概観できる本。3冊シリーズの1冊目らしい。NHKで「ダーウィンが来た!」や「生命大躍進」を作ったディレクターが書いたものなので、専門家の著作に比べると多分わかりやすいとは思う。番組で使われたCGが随所に登場してビジュアル的にも訴求力は高い。
動物が植物の遺伝子を取り込んだ事で視覚を手に入れた話とか、光合成するウミウシの話とか、母乳ができた経緯とか、私は知らないことが多かったので面白く読めた。
とても読みやすい反面、情報量は多くないので、もともと知識がある人には物足りないかも。
内容の正確さについては、私がこのジャンルの基礎知識があまりにもないのでなんとも判断しかねるが、でもここ数年の新しい発掘・研究成果も適宜取り入れて紹介しているようだ。