感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2013年12月30日
素晴らしい,の一言に尽きる.中身は世界中の仕事(と仕事の間の休憩など)の風景の「写真集」で,なにも,職業選択の参考になるようなことが書かれているわけではない.その意味では「WORK」というタイトルをこのように訳した出版社(企画者)のセンスはどうかしている.でも,写真の数々は本当に素晴らしい.100年...続きを読むも前の写真(アメリカの工場で働く10歳にも満たない少女)なんてのは,それはそれでその当時のアメリカがそんな世の中だったことを知るための歴史的な価値はあるのだが,それよりも現代の世界中の国々の本当の様子を知るのに,こんな貴重な資料はない.自分のように何十カ国と訪れたり,また実際に行ったことが無い場所でもテレビやインターネットによって,世界の様子を知ることができたような気がしていたが,そんなものよりも何倍も本当の姿,様子を語ってくれている.
Posted by ブクログ 2010年02月17日
あまりに貧しくて、あまりに裕福で。あまりにつらそうで、あまりにしあわせそうで。
生きてきて、初めて写真で涙を流した。
ここにあるのは生きるために働く、命の姿でした。
Posted by ブクログ 2013年02月18日
就活中に本屋で見つけ、購入した一冊。
働くことについて疑問とか感じた時に見るといいかも。
まずは文章を読まずに、写真だけ見るのがオススメ。
写真から感じることは人それぞれ。
そのあと、文章を読んでみるとまた新しい発見があると思います。
Posted by ブクログ 2009年10月20日
この地球上には、どれだけの人間が暮らし、どれだけの人間が生きるために働いているのか。
ページをめくる度に、解説や言葉なしに、その現実を痛感させられる。
改めて、「人間は生きるために働くのだなぁ」と思う。
この本に載っている写真も、非常に何かを訴える力のある、素晴らしい写真ばかりだ。
「働くこ...続きを読むと」に疑問を感じている人、就活に疲れている人に特に読んで欲しい。
ちなみに、私の一番のお気に入りは、犬の品評会に並ぶヨークシャーテリアだ。全く内容と関係ないが。
内容と関係して一番印象に残っているのは、子どもが働く写真だった。
あの真っ直ぐな眼差しが痛い。
Posted by ブクログ 2018年09月26日
写真の力は偉大なり、その中に人々が生活している様を余すところなく伝えてくれる すべてのものに美はあるが、誰もがそれを見るわけではない 頭にトマトでいっぱいのカゴを載せて田舎道を歩いていく1人の男性。明るい日の光を受けて地面にくっきりと浮かび上がる細長い影は、頭の部分が大きな球のように膨らんであたか...続きを読むも天空を肩に担いだ巨人神アトラスを思わせる。その肩に複雑で葛藤に満ちたアフリカ大陸の重みを背負っているかのようだ 本章に登場する多くの写真は、生存をかけた戦いとしての仕事、自分と家族が食べていくだけがやっとと言う人々の生活を映し出す 世界がなすべき仕事は、彼らに食料を与えることである
Posted by ブクログ 2018年06月05日
労働は今も昔も、生きるために行う物事、日々の糧と健全な魂を養い生きる喜びを維持する為のものであるのは変わらないのに、いつから 奪うものと奪われるものができたのだろう。
誰かが得して、誰かは捨てられる。物乞いをする子供も、ギャンブルに励む老婆も、就活で自殺する若者も同じ身分の人間であるはずなのに
Posted by ブクログ 2012年08月26日
映画「眠れぬ夜の仕事図鑑」を観るので、久しぶりに本棚から出してみた。
ナショナルジオグラフィックが写した世界の人々の生きるための働き。
しかし、邦題がいけてない。そして帯も余計だ。
Posted by ブクログ 2010年04月19日
木造船をつくっている写真は印象的だった。
また、牛や豚を解体している写真があったが
今食べている肉はこうしたものを通して
自分たちのもとに届いているんだと改めて
実感できた。
Posted by ブクログ 2010年03月23日
世界中の仕事。
人は生きるために働く、という事を強く実感する。
仕事といっても千差万別で、予想だにしない仕事や、考えもしない方法が見られる。
地域ごとに分けられているのだが、劣悪な環境の労働者の次に椅子にゆったりと座るホワイトカラーがいたりと、その対比に色々と考えてしまう。
どの仕事にも良さがある...続きを読むというが、誰もが望んでやりたくない仕事というのも存在すると思う。
選択の幅が広い日本も一般的ではないのか、と思ったり。
「働きたくても働けない人もいる」というのはよく聞くが、「働きたくなくても働かなければいけない」という事はあまり聞かない。
あまりに一般性があるからかもしれないが。