あらすじ
ジャイアントパンダ、ゾウ、キリン、アザラシ、ペンギン……。
動物園で見かけるものの、規制があったり飼育が困難だったりして、一般には飼育できない動物たちを、
もしも自宅で飼ってみたらどうなるでしょうか?
あこがれの動物との同居生活を妄想し、いくらかかるのか試算しました。
お金を通して、動物の生態、飼育のコツや大変さを知ることができます。
動物は32種を掲載。比較のために、一般に広く飼育されている動物の飼育費用も見られます。
各動物の基礎データ、月間の支出がわかる円グラフ、動物とお金にまつわるコラムも収録。
コストを通して動物への理解が深まります。
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Posted by ブクログ
とっても面白かったです。妄想で動物を飼うといくらかかるのか、その具体的な金額と内訳まであって、思わず何度もふふっと笑ってしまいました。
お気に入りの1冊になりました。
Posted by ブクログ
いろいろな動物たちを飼ったら、いくらかかるのかを獣医師が妄想満載で算出。
まずは動物が幸せに暮らせることを考えた住まいづくりから始まり、なるべく安く抑えつつ、やはり健康を考えた食事、そして獣医師さんだけあって医療費をしっかり確保しています。
お金がなければまず動物は飼えないけれど、なによりも動物の幸せを願う愛情が大事だなぁと思いました。
カバが敏捷で、ラクダに次いで凶暴など、意外な小ネタが学べるのも面白かったです。
動物たちの医療費を見て、自分自身のメンテナンス足りてなくないか?と思いました。
Posted by ブクログ
もしいろんな動物を飼ったらいくらかかるか?という内容。
当たり前だけどまぁまぁ高い。
個人で飼うのではなく、動物園で楽しむのがいいな。
動物を飼うというのは食事もそうだが、衛生面や病気にならないケアもしっかりしてあげる必要があり、そこにお金が結構かかることがわかった。
Posted by ブクログ
パンダよりコアラかアザラシが飼いたいな
しかしまぁ、どの生き物もお金がかかる
この視点から考えると、少年アシベの父ちゃんは結構稼ぐ大工なのかな?と思って調べてみたら、「実は芦屋商事の社長の御曹司」らしい
なるほど
Posted by ブクログ
書店で平積みされていて、目につくタイトルだったのでずっと気になっていた本。
想像以上に面白く、愛に溢れたおもしろ本だった!
本書は個人で動物を買うなら1日、1ヶ月単位でいくらになるかを解説している。
象やライオン、アザラシ等を買う際必要なものを妄想し、おおよそで計算しているのだが、作者が獣医師で動物園勤務も果たしていることからリアリティを感じた。
巻末近くには犬や猫、ハムスター等も取り扱っている。
それぞれの動物のおもしろい生体もさりげなく語っており、最後まで楽しく読める。
この動物はこういう特性があるから、このぐらいのプールを作りましょう、など現実で考えたら大富豪くらいしか出来ないし、作者も法律や規制でそもそも個人所有が出来ない動物がいると記しているが、実際に飼ったらこんなにお金がかかるのか〜!とびっくり。
パンダなんか一生かかっても買えないし飼えない…。動物園様様だ。
また話の随所に作者の深い知識や愛情を感じることができ、舌を巻いた。
あまり動物に興味がない自分でも苦もなく読み進めることが出来たし、話のタネにもなるので一読することをオススメしたい。
Posted by ブクログ
イルカやシャチは高額として、
カピバラは精巣が体内にある
とかの経験則に基づいた知見から一月いくらかかるかで計算すると、食用の「竹」が異常に安いパンダが異常な値段であるのに対し、殺人毛玉で偏食なコアラは安価(つうても「ユウカリ栽培を理由に飼育を断念」する動物園がある程度の値段なのだが)であった。さういふもんなのか。
アライグマとかは一応破格の値段なのだが、こっちはこっちで困る旨と、飼った際の「メリット」があって面白かった。
Posted by ブクログ
専門的なことが書いてあるわけではないが、筆者の動物へのやさしいまなざしが感じられるいい本だった。お金に換算するとこれくらい、という分かりやすい導入と、笑えるようなあり得ない設定、そして、動物ごとの特徴を知れる内容。小学校高学年くらいから、楽しんで読める一冊だと思う。
Posted by ブクログ
ラクダは思ったより凶暴。
「この動物を飼ったらいくらかかるだろう?」の妄想を獣医師の著者が説明してくれる本。
私は子供の頃から動物が好きで、同じような妄想をしたことがある。
何でも、生き物を飼うというのは大変だ。
お金がかかる。
愛情と責任を持って育てるのはもちろんだけど、いつかはお別れの時が来る。
私は子供の頃にハムスターを飼っていたが、3年で死んでしまって、小学生の私はとても悲しんだ記憶がある。
命に大小はないけれど、10年以上一緒に時間を過ごす犬や猫は、お別れのショックはどの程度のものだろう、と、飼ったこともないのに恐怖していた。
Posted by ブクログ
動物園勤務経験獣医師さんによる、これだけお金があったら、こんな動物が飼えるかも、という想像(妄想?)です。後半の、一般的なペット以外はほぼ無理でしょう。ラクダがギリギリいけそうでしたが、別の重大な懸念事項が。読みやすいので、あまり本を読まない方向けかと思います。
Posted by ブクログ
動物園や水族館で見た、ジャイアントパンダ、コアラ、ペンギン、イルカなどなど。
少年アシベのゴマちゃん、ゴールデンカムイのレタㇻ、あらいぐまラスカルのラスカルなどなど。
無理だとわかっているけど一緒に暮らせたら素敵だなぁ〜と妄想した動物たち。
ライオン、チーター、キリン、シャチ、などなど一緒に暮らすなんてそりゃ無理だろうと妄想も難しい動物たち。
動物園での獣医師の経験を持つ著者が書いた、(妄想ですが)動物たちと一緒に暮らす(もちろん、動物ファーストで!) ための準備や飼育方法そして、1カ月の予算が大変興味深く面白かった。
こんなところにお金がかかるのねぇ。
こんなところに注意が必要なのねぇ。
住環境に、餌に、運動に、病気に、飼い主の安全確保に。
あぁ〜。これは好きでないとできない。いや、好きなだけではできない。
たくさんの動物たちの育て、まもっている動物園、水族館の凄さをあらためて感じました。
Posted by ブクログ
こういう空想や妄想話、嫌いな人っているのでしょうか
昔、動物園や水族館の生き物で家で飼ってみたいと言っていたのはもっぱらペンギンでした
そっか
まぁまぁお金がかかりますね
でも、生き物を飼うということはそもそもお金がかかるんですよ
どこかの保険の人が
動物、生き物を飼うならきちんとお金のことを考えて欲しい、責任=お金です
って言ってたなと思い出しました
可愛いだけじゃ生き物は飼えないんですよ
Posted by ブクログ
動物園で人気のあの動物、実際買うならいくらかかるのか?という趣旨の本。
著者が動物園勤務経験のある獣医師ということで、動物たちの生体もちょっと知れたりして楽しかった。
キリンって立ったまま出産するんだ……が読んでて一番の驚き。野生のキリンの場合落下した赤ちゃんがそのまま亡くなってしまったりしないんだろうか。
Posted by ブクログ
ふふふ、妄想なのでなんでもアリですね。
動物園や水族館で見るお馴染みの動物を、家で飼ったらどんな感じ?っていう、タイトル通りの本です。
夢ありますね♪
動物の生態や、必要となる設備、かかりやすい病気も含めて、面白かったです。
1日あたりの飼育費を算出してくださってるわけだけど、そもそもの事前投資や個体入手も考えたらまぁ有り得ないんですけどね。
そこは無視して、夢見たっていいじゃないってことで。
動物園や水族館のご苦労を、お察しします!