鴻上尚史のレビュー一覧

  • 鴻上尚史のほがらか人生相談 息苦しい「世間」を楽に生きる処方箋

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    励まされる、とはちょっと違う、楽になる視点や捉え方を提案されてなるほどと納得したり、実践してみようと思えたり、すでにできていることにほっとしたり、あのモヤモヤはそういうことだったのかと言語化してもらえたり。
    読めてよかった。

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    2024年12月14日
  • 君はどう生きるか

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    ネタバレ

    日本以外はじゃんけんはあまり有名ではない。日本人が対話が苦手なのは、じゃんけんがあるから。大切な問題はじゃんけんに任せてはいけない。
    多数決もどうか。最終的にはそうするにしても、対話が先にあるべき。数の暴力を防ぐ。
    シンパシーとエンパシー。同情、共感、と客観的な立場で相手の気持ちを考えること。シンデレラの継母は、なぜシンデレラをいじめたのだろう、と考える能力がエンパシー。
    被災地に折り鶴を送る人はシンパシーが強い人。しかし相手の立場では考えていない。シンパシーよりエンパシーを育てる。

    進路、良いもの、ベター、がわからないときは、最悪じゃないもの、を選ぶ。どちらがいいか、ではなくどちらが避けた

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    2024年11月01日
  • 孤独と不安のレッスン

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    安定の鴻上本。
    この人の書く文章は常に気づきを与えてくれる。リフレーミング効果がある。同じような事象に対して異なる角度からの視点や、解釈の方法を教えてくれる。


    ★★★★
    本当の孤独」とは、自分とちゃんと対話することなのです。

    ★★★★
    本当に何が食べたいかを知るためには、一定時間、ちゃんと空腹になることが必要なのです。

    ★★★★
    頭は、一瞬で旅行日程を理解します。が、体の理解は遅いのです。体は簡単には変わりません。体が変わらないから、旅行を実感として楽しめないのです。

    ★★★★★
    あなたが有能なセールスマンであるほど、あなたは自分との対話が苦手です。有能なセールスマンとは、「他人の欲

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    2024年10月30日
  • 「空気」を読んでも従わない 生き苦しさからラクになる

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    勉強をなぜするの?コップを指して「国語なら『透明なコップに入った濁ったお茶』、算数なら『200mlのコップに半分以下残っているお茶』、社会なら『中国産のコップに入った静岡産のお茶』と色々な視点が持てる。多様な視点や価値観は心を自由にする」と親が答えた。

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    2024年10月30日
  • 何とかならない時代の幸福論

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     どうしても日本とイギリスを比較して、イギリスの教育羨ましいとなりがちだが、まだまだ伸び代があるとも言える。コロナ禍でのブレイディさんの息子君の宿題が非常に興味深い。校則で決まっているから金髪の留学生が来ても黒髪に染めさせる、と息巻く先生がいるような学校には、絶対に子どもを通わせたくないが、少しずつ変わってきているのではないかと感じている。演劇の授業は是非日本でも取り入れてほしい。世間に優しく、社会に厳しい日本人。誰かが困っている場面に出くわすと、できない理由とやらない理由を延々と脳内で列挙し続けてしまう。そういう所だよなぁ、と反省。

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    2024年10月20日
  • 「空気」を読んでも従わない 生き苦しさからラクになる

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    我々日本人が普段読んでいる「空気」や、これを生む「世間」とはどのようなものかを平易な言葉で説明する。
    岩波ジュニア新書は一見難しい題材でもわかりやすく説明してくれるので、活字慣れしていない社会人にもオススメ。
    空気が読めるか、読めないか。誰かと会話するたびに生まれる悩みだ。だが、「空気を読んだうえで従わない」という第3の選択肢を選び取ろうとすること。それこそが、自由な人生を送ることにつながるのだろう。

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    2024年10月12日
  • 君はどう生きるか

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    鴻上先生の本何冊か読んでれば新しい発見はない、簡単な言葉で書かれた総集編って感じの本
    令和の教科書に鴻上先生の文章載ってるの希望しかない

    マジで鴻上さんのすごいところは、語り手が受け取りやすい語り口のパターンがたくさんあるところ
    あの人生相談ができる経験の厚みと寄り添える器のデカさよ
    分厚い大人になりてえなという最近のテーマ
    もうちょっと考えたい

    それはそれとして、大人になった今も実践がうまくできてないことばっかだわ〜
    思考の癖を矯正するのにはまだまだトライアンドエラーよ

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    2024年09月29日
  • 「空気」を読んでも従わない 生き苦しさからラクになる

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    ジュニア文庫だから、さらっと読めた。自尊感情を高める教育してほしいなぁ、そういうとこで育ってほしいなと思った。逆に日本らしい学校に通いながら自尊感情を高める子育てってどうやってやればいいんだろう?

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    2024年09月24日
  • 学校ってなんだ! 日本の教育はなぜ息苦しいのか

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    「服装や頭髪の乱れが心の乱れにつながる」というなんの根拠もない迷信を信じて止まない多くの学校現場において、その表面的な問題に取り込まれ教師の掌の上で踊らされることのないよう、子どもたちは優先して取り組むべき課題を見極めることが必要だと感じた。

    千代田区立麹町中学校において革新的な学校改革を行なってきた工藤勇一さんは、純粋な疑問に骨太に向き合い、立ち向かっていくバイタリティに溢れた人だと感じた。

    鴻上尚史さんの言う「世間」や日本社会全体に蔓延る同質性に対しては、工藤氏の言う「自律」や鴻上氏の言う「健康的な自立」を行なっていくしかないと感じた。またその際、当事者意識を持ち、感情を出さず「対話」

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    2024年09月23日
  • 同調圧力のトリセツ(小学館新書)

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    自分とは異なる価値観や考え方を持つ他人の立場に立って相手が何を考えどう感じているのかを想像する力であるエンパシー。エンパシーを高めて行くことでコミュニケーション能力が高まり人との信頼関係に結び付いて行く。優れたアート作品を観ることによって世界の多様な見方を知ることが出来る。アートが自分の見方の世界を広げてくれる。美の追求は見極める目を育ててくれる。

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    2024年09月19日
  • 何とかならない時代の幸福論

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    「世間」と「社会」の違いを説く鴻上さんと、「ぼくはイエローで〜」の著者のブレイディさんの対談形式の本。

    イギリスの教育の紹介などを中心に、日本人が今後どう変わるべきかという方向性が示されています。

    「エンパシー」という、その人の立場を想像する能力が多様性には重要という指摘や、機会平等としての「equality」など、数々の指摘が染み入ります。

    やはり、子どもの教育って大切だなあと感じました。イギリスが実施している教育が全てとは思いませんが、日本の教育も教師と生徒の相互信頼の下で、自分の頭で考える機会が必要なのではと感じました。

    個人的には、ブレイディさんの息子さんが言った「日本人は、社

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    2024年08月31日
  • 何とかならない時代の幸福論

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    社会と世間の違い。私が今まで「社会」と考えていたものが、実は「世間」だったようだ。ちゃんと規則に則って動いているはずなのに、なぜこんなにチグハグなんだろう?と長年悩んでいたのは、「世間」を相手にしていたから。なるほど。

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    2024年08月15日
  • 孤独と不安のレッスン

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    さすがの鋭い指摘の数々。
    ただ、一般向けに書かれているので、鴻上さんの本や戯曲を読み慣れている人は、前半は物足りないかも。

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    2024年08月10日
  • 親の期待に応えなくていい(小学館YouthBooks)

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    江戸時代の話に遡って同調圧力などの説明があるけれど、これだけ時代が変わった中で本当にそうなのか?と思った。タイトルにある親の期待に応えなくていいというのは、自分は自分である自覚を持つことが大切で、それと同時に親も1人の人間としてみる視点を持つことが大切なのだと思った。
    易しい文章で書いてあって読みやすかったが、もっと心理的なことを掘り下げて欲しかった。

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    2024年08月06日
  • 孤独と不安のレッスン

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    鴻上さんの本は何冊か読んだが、多いに共感できる。ランドセルとリクルートスーツを日本の同調圧力の象徴として挙げていて興味深かった。

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    2024年07月31日
  • 「空気」を読んでも従わない 生き苦しさからラクになる

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    10代、20代頃の悩み8割くらいが、だいたいこの本で分かるんじゃないだろうか。

    「世間」…自分に現在・将来関わりある人たち。
    「社会」…自分には関わりを持たない人たち。
    ⇒現在は"世間"が中途半端に壊れ「空気※」になった。※空気感、雰囲気、ムードなど

    "世間体"という言葉があるように、日本は文化的に周りからの目を意識したり、同調する圧力(良く言えば"協調性")を重んじる環境で育った国なんだなと思った。


    学生時代の友人関係、会社勤めてしていた頃の職場関係、親戚付き合い、モヤモヤしていた原因が具体的にわかった気がしました。


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    2024年07月27日
  • 「空気」を読んでも従わない 生き苦しさからラクになる

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    日本の良いところもあれば、自分自身が生きづらいと感じるなと思いながら読んでました。

    社会、空気、世間、同調社会、村八分…
    そんな国の中でも自分らしく生きていきたいと思いました。

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    2024年07月24日
  • 君はどう生きるか

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    鴻上さんによる10代に向けてのメッセージの決定版的一冊。「51対49」の説得を目指すこと、シンパシーとエンパシーを育むこと、ジャンケンと多数決の使い所を考えること、ベターとワースで選択すること、「普通」という返答を禁ずること、などは心に留めておきたい。

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    2024年07月15日
  • 学校ってなんだ! 日本の教育はなぜ息苦しいのか

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    工藤校長が、部活動をPTA主催にし、部活動を指導する教員はPTAに入って指導することで、保護者からは文句の代わりに感謝の言葉をかけられるようになったと言うのは、凄まじい発想の転換。部活動以外の様々なことに応用できそうである。
    演出家の鴻上さんが「このシーンで1番大切なことは何か?」を俳優とともに話して「何を表現すれば良いのか」を俳優が自分で気づくかたちで導くことができるのが1番良い演出家というのは、良い教師と重なると感じた。
    「社会のために学校は何ができるのか?」を常に意識していくことが大切だと感じた。その為には教員や大人達が常に社会にアンテナを立てていなくてはならない。

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    2024年07月01日
  • 「空気」と「世間」

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    「空気が読めない」などの空気とは、所謂、世間を形づけるルールに合致した状態の様な強固なもので無く、流動性が高い状態の事を言う。
    要するに、この先何かの事情で状況が変わる可能性(流動性)が高い場合に用いられる。さらに「空気」には潜在的に畏怖や圧力を感じる何かが存在しており、これらは人を拘束する。日本人は「空気」に目に見えない畏怖するものを感じている。
    実は「空気」がルール化させると「世間」へと変貌する。ここで「世間」と「社会」の違いは何かと問われると世間とは自身のコミュニティに近い場合であり、社会とはその以外である。
    例えば、近所の行きつけのお店(世間)の人への態度とコンビニ店員(社会)への態度

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    2024年06月02日