鴻上尚史のレビュー一覧

  • 何とかならない時代の幸福論

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    日本とイギリスの違いを社会学の目線から分析するのが面白かった。
    キーワード

    世間と社会、アナキズム、エンパシーとシンパシー、同調圧力、

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    2025年11月20日
  • 親の期待に応えなくていい(小学館YouthBooks)

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    鴻上さんが読者の相談に応える本は何冊か読んでいて、とても素晴らしい考え方をされる方だなと感じていたので、こちらの本も読んでみた。
    心にとどめておきたい言葉がたくさんあり、親との関係に悩む人は一読の価値があると思う。心がスッと楽になった。

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    2025年10月25日
  • 鴻上尚史のほがらか人生相談 息苦しい「世間」を楽に生きる処方箋

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    物事をすごく深く考えていて、それを言語化しているのが凄い。

    自分の悩み関係なく、質問への回答を読むたびに、そういう考え方があったのか、と色々と気づかされる事が多く、次の質問を読むのが楽しみになってしまった。悩んでいる質問者には悪いけど。

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    2025年10月21日
  • 不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか

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    特別攻撃隊、多くの勇敢な若者が戦った
    特攻飛行なのか処刑飛行なのか
    悔しい気持ち
    「命令する側」「命令される側」どちらの立場もわからない僕は、日本のために戦った全ての人に感謝します
    感謝という言葉でいいのかもわからない

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    2025年10月13日
  • 「空気」と「世間」

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    ネタバレ

    名著。
    学者的に少々難しく書かれている。若干古さも感じる。
    世間と空気。なるほどと思わされつつ、そうかなあとも思う。
    世間が壊れつつある現代だけど人との繋がりを無くしては生きていけない。少しづづ、緩く、社会に参加する。

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    2025年10月04日
  • 不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか

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    「9回出撃して、体当たりしろという上官の命令に抗い、爆弾を落として、9回生きて帰ってきた人」佐々木友次さん。
    鴻上さんの凄さは、特攻の真実を明らかにするために、消え入りそうな声に耳を傾けて丹念に取材したところ。
    佐々木さんは、生きて帰ったことは寿命だと語る。軍神になったことになっている佐々木さんは、「今度こそ死んでこい」と処刑飛行?を命じられるが九死に一生をえたりして生き延びる。仲間が台湾に渡った時は、死んだことになってるからとフィリピンに残されて飢えと闘って生き抜く。戦争が続いていたら日本兵に殺されていたかもしれない。
    佐々木さんは、反骨の人ではない。飛ぶことを愛し、飛ぶことに誇りをもって、

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    2025年09月16日
  • 演劇入門 生きることは演じること

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    演劇の基本的な構成要素が、よく分かる良本。
    演技とは、目的と障害を動きで表現すること。自然な感情を意図的な演出の動きに乗せる高等な技術。すごい。

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    2025年09月06日
  • 鴻上尚史のほがらか人生相談ベスト

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    やっぱり鴻上さんの人生相談は読んでいて深みがある。
    過去の著作で触れた人生相談のベスト版なのだが、どの相談も色んな人に当てはまりそうで、それでいて重いものばかり。
    それに対する鴻上さんの答えもまた、真剣で優しさに溢れていて、非常に具体的。
    今回はそれだけではなく、過去の質問者のその後もいくつか載っていて感慨深い。

    何回も読んで、自分の中に刻み込みたい内容が詰まっているので万人におすすめ!

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    2025年09月01日
  • 君はどう生きるか

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    なんど検索しても君たちはが
    でてきてしまう。AIも困ったもんだなぁ
    同僚が教えてくれた本、おもしろいみたい
    よみたい、と思っていたら貸してくれた

    まず読みやすい、そして語りかけるような口調。
    やさしいなぁ、と思いながら読みはじめた。
    だいだいの悩みはこの一冊で完結、というかんじ。
    10代だけじゃなく大人にも役立つ。

    ・「論破より対話がかっこいい」
    子どもたちの間でも流行ってきたのか
    SNSでもよく聞く「はい、論破!」
    すごい嫌な感じがしたのは勝ち負けとか白黒とか
    そこに対話がないからなんだなぁ

    ・「分かり合えることは奇跡」
    エンパシーとシンパシーの違い。
    シンデレラのことを可哀想と思うの

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    2025年09月15日
  • 君はどう生きるか

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    ネタバレ

    ラジオでの悩みの相談からその回答を考えてそれをまとめたものである。自分の体験だけではなく、いろいろな周囲の人への対応なども回答している。相談自体が、コミュニケーション、考えること、スマホ、いじめなど児童生徒の身近にある問題で、自分で対処法を考えるように促しているので、スマホで対処を求めるよりもいい本である。

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    2025年08月06日
  • 鴻上尚史の具体的で実行可能!な ほがらか人生相談 息苦しい「世間」を楽に生きる処方箋

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    シリーズ6冊目、相談はネットでも読めるらしいですが毎回購入しています。今回もほがらかじゃない相談が多数、どう回答すんの?と思いながら読みすすめました。回答の出だし、共感の言葉からはじめるのは大事だよなあ、とあらためて思う。

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    2025年07月29日
  • 鴻上尚史のほがらか人生相談ベスト

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    「大切なのは、学校に地味な格好をして行く時『負けた』とか『悔しい』とか『本当はこんな格好したくない』とかネガティブな思いにならないことです。それは、」同調圧力から「生き延びるために選んだ戦い方のひとつだと、娘さんと話すのです。」(p.24)

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    2025年07月01日
  • 同調圧力 日本社会はなぜ息苦しいのか

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    54ページの社会と世間を対比した表、およびこのページ前後の二人の対談による解説が大変、参考になった。
    欧米と日本では時間に対する意識が異なるようだ。他の本では、日本は「連続的」、欧米は「不連続」と整理されていた。本書によると日本は「共通の時間意識を持つ」、欧米は「個々の時間意識を持つ」のだという。

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    2025年06月14日
  • 「空気」と「世間」

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    空気は読むけど従わない。
    これが今までもこれからも、私のスタンス。

    日本人は神を信じていない?無宗教?
    とんでもない。
    日本人は「世間教」の熱狂的な信者だ。

    ただ、その宗教は崩壊を始めている。
    「世間教」の教義の二つである「長幼の序」と「相互互酬関係」が、年功序列と終身雇用システムの崩壊によって脅かされているからだ。

    所与のものとしてありもしないのに臨在感をもって我々の祖先を支配してきた「世間」と、それらが壊れかけた「空気」の支配は、令和の現代において確実に弱まってきている。

    人々が、「無条件に世間のルールやしきたりに従うことはおかしい」と気づき始めている。

    日本においても「神は死ん

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    2025年04月30日
  • 鴻上尚史のもっとほがらか人生相談 息苦しい「世間」を楽に生きる処方箋

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    前作に引き続き一気読み、
    悩みは様々あるけれど、その立場から何かできることを見つけて伝えられる能力は凄いと思う。
    人に押し付けるのではなく、何か聞かれたときに、そのようなアドバイスができる人物に自分もなりたい。

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    2025年04月29日
  • 鴻上尚史のほがらか人生相談 息苦しい「世間」を楽に生きる処方箋

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    文庫になっていた本が気になって単行本を購入。
    悩みについてリアルだし切実さが伝わる。
    その悩みに前向きに本人の立場に立ってできることを伝える著書の能力は凄いと思う。

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    2025年04月29日
  • 同調圧力のトリセツ(小学館新書)

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    私にとっては学びが多すぎる。
    言われてみれば、同調圧力というタイトルで本が一冊かけるんだってこと自体にビックリ。

    時々遭遇してしまう事がある
    考え方の根幹を揺るがしてくるタイプの本。

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    2025年03月28日
  • 鴻上尚史のおっとどっこいほがらか人生相談 息苦しい「世間」を楽に生きる処方箋

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    ネタバレ

    作家、演出家の鴻上尚史氏が
    34の相談に答えるシリーズ五冊目

    相談13では
    「選択的夫婦別姓」が実現していないことが不思議でしようがないのです
    と6ページにわたり詳細に書かれている

    日本人が「波風が立たない結論」を
    選びがちで
    変わることを嫌い、同じことを続けていくことが一番重要だとおもってしまう感覚「世間」や「所与性」

    この相談の回答には
    何度も頷き、膝パーカッション!

    相談14より抜粋
    相手の発言をちゃんと受け止める親は毒親にならないのです。

    相談22より抜粋
    「考えることと悩むこと」は確実に分けるのです。
    考えることは研究し実践すること

    悩むことは
    ウダウダすることです

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    2025年03月25日
  • 学校ってなんだ! 日本の教育はなぜ息苦しいのか

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    大学の教育学部・教職課程の課題図書にするべき一冊。

    ◯何のために教育はあるのか
    ◯そのために絶対にやらなければいけない事は何か
    ◯違いを受け入れるための対話
    ◯意見の相違と感情の対立
    ◯子どもの失敗する権利
    ◯13の優先順位リスト

    教育は子どもたちのもの。
    それを再認識した。
    また読み返したい。

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    2025年03月13日
  • 親の期待に応えなくていい(小学館YouthBooks)

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    社会と世間は違うで日本の特殊性が少しわかった気がした。私はフェミニストで女性が自分で自由に決められたらいいなと思っているが、世間が思う女性の常識は、自分で考えず言いなりになる女性がいい女性だ。社会が言っても世間が変わらない限り空気感は変わらないだろう。
    親とこどもは少しずつ他者になっていくというのが素敵だと思った。肝に銘じて子育てしたい

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    2025年03月07日