鴻上尚史のレビュー一覧

  • クール・ジャパン!? 外国人が見たニッポン

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    番組解説の要約なれど、さすがにちょくちょく入る論考が素晴らしい。番組だけでは面白さにかまけて、ここまでの情報は得られないかと思う。
    第三章の鴻上理論の一丁目である世間と社会についてもかぶる個所もあるが更新している知見もあり、重要。
    第九章最終項『「分類」か「関係」か』も孫引きだがわかりやすい文化比較論。
     最重要なのが実はエピローグから最後までのポリティカルな発言。クールジャパンを取り巻くまったくクールじゃないもやもやをある程度緩和してくれた。

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    2019年06月26日
  • そんなとき隣に詩がいます

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    ネタバレ

    2018年刊。
    帯にはこう記されています。
    鴻上尚史が選ぶ谷川俊太郎の詩。
    「さみしくてたまらなくなったら」
    「毎日しかめっつらだらけになったら」
    「家族に疲れたら」
    「生きるパワーがほしくなったら」
    ・・・人生の折々に読みたい谷川俊太郎の詩を、劇作家・鴻上尚史がセレクトし、エッセイを添えた、谷川&鴻上版「人生処方詩集」。

    他の谷川さんの文庫のあとがきに、どなたかが、書いていらっしゃいましたが、谷川さんの詩集の所有率は日本人においては、かなり高いだろうということでした。
    でも、まだ谷川さんの詩を教科書やCMではみたことがあるけれど、本を持っていない方がいたら、最初に持つ一冊にこの本はかなりお

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    2019年03月20日
  • 不死身の特攻兵(2)

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    効果が上がらないから体当たりって…なんか今の会社の内情と照らし合わせても如何に馬鹿々々しいか分かる。操縦の腕の立つ者が育成されるまでにどれだけの鍛錬が行われているか、それを一撃で死ね、って…人間は資産、と言う事が解ってない企業と凄く似てる。不定形労働時間で搾取してる会社も同じだ。「貴様は何故社畜にならんのだ!!」って言う会社と同じ。

    昨日、人事と面談が合ったのだが、自分にとって合理性に欠ける事はやらん、と言い切れたので、それは間違いではなかった、と後押しを貰った気がする。

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    2019年02月18日
  • そんなとき隣に詩がいます

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    ケストナーという詩人の「人生処方詩集」なるものがあるそうで、それの谷川俊太郎版。

    おそらく、自分の中でも生涯大切にしたい本の予感。

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    2019年01月14日
  • そんなとき隣に詩がいます

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    演出家の鴻上尚史さんが、谷川俊太郎さんの詩をテーマごとに紹介していく一冊。

    詩は本当は私たちの身近にあるもので、日々の言葉にならない思いをお腹の底にストンと落としてくれるもの。

    そういう観点から、鴻上さんが谷川医院の受付として、心の症状にあわせて薬という名の詩を処方してくれる本。家庭薬局、民間医療、詩をそんな風に取り上げるなんて、新鮮で面白くて、好き。そして、たしかに詩は薬になると思った。

    もうだめだと思った時に、聴く曲。その詩に力をもらう、そんな経験は結構ある。詩に馴染みのない人もそんな風に詩を捉えてもらえたら、と語る鴻上さんの言葉が優しくてわかりやすい。

    症状の項目は
    さみしくてた

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    2018年11月12日
  • 「空気」と「世間」

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    息苦しさの理由がよくわかる。世間の流動化と、その現れとしての「空気」。今は作り損ねた「社会」を作り始める時期か。

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    2018年11月02日
  • 不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか

    購入済み

    想像以上に興味深い

    タイトルと内容はあっていないかもしれません。ただ、鴻上氏が「この人の話を書きたかったんだ」という気持ちが根底にあります。戦争の話なんて、特攻の話なんて、と思わずに、読んでみる価値は大いにあります。迷うなら、読んでみて。

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    2018年10月13日
  • そんなとき隣に詩がいます

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    鴻上尚史の流石が光る。各項目ごとのエッセイもだが、セレクトと構成セットリストが完全にいい意味で作為的でうならされる。

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    2018年09月19日
  • ロンドン・デイズ

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    この本が単行本で出版されたのが2000年、何故か18年後に文庫化。とっくに文庫化してると思っていた、小学館の文庫新刊一覧で見つけたときはてっきり新装版かと(笑)39歳で英語もイマイチ話せない著者が、ロンドンの演劇学校での一年間の留学を綴ったエッセイです。出版された2000年に読んだ時の笑いと、鴻上さんの留学時の年齢を超えてしまった今現在の自分とでは笑いが変化していることに気が付いた。39歳で留学とは体力的にも脳みその皺的にもすごいです。いい本です、とにかくいい本です。ちょっと大英帝国に行ってみようかしらって気になりました(個人的に)。

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    2018年02月25日
  • 赤塚不二夫生誕80年企画 バカ田大学講義録なのだ!

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    内容はいたって真面目(と思える)。もっと凄まじい内容を想像したが、これかこれでよいと思う。バカを語っていることには間違いはないのだけれど。

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    2017年06月08日
  • クール・ジャパン!? 外国人が見たニッポン

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    事例も、その反応も興味深い。その上で、日本スゲーみたいな浮かれた心情とは、スタンスを異とする著者だから、異文化理解、時代突破の示唆書として、深く読むことができる。

    話題の幅広さ、分析の鋭さの両面から見て、5つ星です。

    ・日本発:アイスコーヒー、ストレートパーマ、スーツケースに車輪。国力よりもこんなところを誇りの根拠にするのも悪くない。
    ・大阪発:回転寿司、カラオケ、インスタントラーメン。大阪人の気質は、外国人のお気に入り。
    ・一番の違いは日本人はストレスを忘れようとする。でも、イタリア人はストレスの原因を解決しようとする。
    ・定年退職したお父さんがボランティアする姿に、「社会と付き合う前に

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    2017年01月16日
  • コミュニケイションのレッスン

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    コミュニケイションは技術だと定義し、また社会、世間、独り言におけるコミュニケイションにその考え方を分類しており、非常に明快。今までなんだかコミュニケイションに心地悪さを感じていた原因がわかって、すっかりした。あとは、本書のとおり、話す、聞く、交渉するを実践してみたいと思う。

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    2015年08月27日
  • クール・ジャパン!? 外国人が見たニッポン

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    2006年から続くBSのcool japan司会の鴻上尚史が書いた本。クール・ジャパンがクールでないのは周知だが「コスプレはよくてフィギュアはダメ」という文句が気になり読んだ。
    日本人はそう思わないが外国人にとってクールなものがあるというのは承知していたが、外国人、特に西洋人が理解できない日本人のセンスに少なからずショック。たとえば、仔牛の時から育てた牛を加工場に送り出した高校生が涙する(食用なのに泣くことはないだろう)、とか、赤ちゃんとつきっきりで寝る(親は別室でセックスするだろう)、とか。
    文化と意識の違いが国によってあること、というか、自分たちの常識が世界ではそうでないことを知り得ること

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    2015年07月02日
  • クール・ジャパン!? 外国人が見たニッポン

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    テレビ番組に携わっている著者が、そこで取上げた話題や、更に踏み込んだ外国と日本との着想の違いに関する考察や、“クール・ジャパン”が「日本発の好いモノ」、「日本が誇るべきモノ」という“一般名詞”的な意味を帯びたり、“政策”のようになる中で、「演劇文化を担っている」という立場も交えて思ったことを綴っている一冊だ。なかなかに興味深い!!
    「一寸したネタ」を愉しむような感で、意外に深く、日頃の暮らしや感覚に関して考え直してみる契機になりそうな…そんな一冊である。

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    2015年06月30日
  • クール・ジャパン!? 外国人が見たニッポン

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     脱アンチNHKとなってから、たまに氏の番組を見ていたが、書籍化されたので入手。過去のネタも知り、単なる日本礼賛的内容ではなく、独特の舌鋒で、かつ軽いタッチで突っ込む内容。それが良かった(類似の本や番組は結構好きだったので、本書の内容はほぼトレースでき、ネタ的な新鮮味は特にないのだが、それでもおもしろいので)。
     政府の文化支援の的外れ性の指摘は素晴らしい。有識者は沢山近所にいるのだから、積極的に民間に委託すれば良いのにと思う。せっかくのコンテンツを曲解されることが一番悔しいものであるので。

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    2015年06月28日
  • 八月の犬は二度吠える

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    読んでる途中で、夏目漱石の『こころ』を思い浮かべた。勿論、ストーリーは全く違うのだけど。
    私よりひとまわり以上上の先輩達は、こんなに面白い青春をおくっていたのか。
    大泣きはないが、途中鼻がむずむずするよ。

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    2014年12月10日
  • コミュニケイションのレッスン

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    オーソドックスなコミュニケーションスキルを一通り紹介しています。コーチングを一通り勉強した者にとっては、当たり前のことばかりです。

    しかし、全く飽きることなく、いえ、むしろ大変面白く読ませて頂きました。人との関わりのなかで、「どういう言い方をしたらいいんだろう」という場面に出っくわすことはよくあることです。そのような時にどのような気持ちや態度で人と向き合うか、具体的で示唆に富んでいます。

    演出家の著者が体験を基に、有用なコミュニケイションの方法をまさにご自身の言葉でまとめていますので、大変説得力があります。

    この「伝え方」もとても勉強になりました。

    我が身を振り返り、足りないなー、意識

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    2014年08月29日
  • 八月の犬は二度吠える

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    この方をテレビで見ますが、こうも素敵な感性と文才のある方だと思いませんでした。社会的はマナーはちょっと抜きにして、心を打つ内容で感激しました。

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    2014年08月20日
  • 不安を楽しめ!~ドン・キホーテのピアス16~

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    ネタバレ

    本当に久しぶりに鴻上さんの本を手に取った。
    鴻上さんの書く芝居もエッセイも大好きだったことを
    思い出した。
    この本を手に取ったのは5章の創作に関する話を読みたかったからなのだけど、全編楽しく読んだ。
    この国の文化の地位が低い(国内において)ということを私は常々感じていて、そのことも見事に明文化されていて、そうそう、
    そうだよねと共感せずにいられない。
    多くの人がおかしい、とおもっていることについて
    分析・言語化されていて、どの項目に反応するかは
    人それぞれだけれど何かしら共感すところがあるので
    はないだろうか。
    10年間書けずにいるという、脚本創作に関する本、
    是非書いてください!

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    2014年06月13日
  • コミュニケイションのレッスン

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    「社会」と「世間」という切り口はとても有効だと思う。コミュニケイションがうまくできるようになれば、議論も進むし、無意味な対立も減らせるだろう。できるだけ多くの人に読んでもらえるといいと思う。

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    2014年06月02日