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Posted by ブクログ 2019年06月26日
番組解説の要約なれど、さすがにちょくちょく入る論考が素晴らしい。番組だけでは面白さにかまけて、ここまでの情報は得られないかと思う。
第三章の鴻上理論の一丁目である世間と社会についてもかぶる個所もあるが更新している知見もあり、重要。
第九章最終項『「分類」か「関係」か』も孫引きだがわかりやすい文化比較...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年01月16日
事例も、その反応も興味深い。その上で、日本スゲーみたいな浮かれた心情とは、スタンスを異とする著者だから、異文化理解、時代突破の示唆書として、深く読むことができる。
話題の幅広さ、分析の鋭さの両面から見て、5つ星です。
・日本発:アイスコーヒー、ストレートパーマ、スーツケースに車輪。国力よりもこん...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年07月02日
2006年から続くBSのcool japan司会の鴻上尚史が書いた本。クール・ジャパンがクールでないのは周知だが「コスプレはよくてフィギュアはダメ」という文句が気になり読んだ。
日本人はそう思わないが外国人にとってクールなものがあるというのは承知していたが、外国人、特に西洋人が理解できない日本人のセ...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年06月30日
テレビ番組に携わっている著者が、そこで取上げた話題や、更に踏み込んだ外国と日本との着想の違いに関する考察や、“クール・ジャパン”が「日本発の好いモノ」、「日本が誇るべきモノ」という“一般名詞”的な意味を帯びたり、“政策”のようになる中で、「演劇文化を担っている」という立場も交えて思ったことを綴ってい...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年06月28日
脱アンチNHKとなってから、たまに氏の番組を見ていたが、書籍化されたので入手。過去のネタも知り、単なる日本礼賛的内容ではなく、独特の舌鋒で、かつ軽いタッチで突っ込む内容。それが良かった(類似の本や番組は結構好きだったので、本書の内容はほぼトレースでき、ネタ的な新鮮味は特にないのだが、それでもおもし...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年10月24日
テレビ番組を通して外国に住んでいるいろいろな人から意見を聞いてきた著者が、日本の何が「クール・ジャパン」とされているのかを語る。
逆に、私たちがいいと思ったり、日本政府が「クール・ジャパン」と推しているものが、彼らから見たら意味がわからないものだったりもする。
私たちが思いもよらなかったものから...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年11月09日
外国人にとって日本のクールと思うポイントはどこか?よくある電化製品からなぜか大阪人というものまであって幅広くて面白い。そこにクールと感じるのか〜と納得。
特に印象に残ったのは最近テレビで日本人のすごいところとか、外国人が見た日本人の良い印象、世界に誇る日本人や日本の製品!みたいな内容の企画をよく見る...続きを読む
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