演劇入門 生きることは演じること

演劇入門 生きることは演じること

ビジネス・実用
968円 (税込)

4pt

【鴻上尚史、渾身の一作!】
「演劇は劇場にだけあるものではありません。あなたがいて、目の前にもう一人の人間がいれば、またはいると思えば、そこに演劇は生まれるのです。もし、あなたが目の前にいる人に何かを伝えたいとか、コミュニケートしたいとか思ったとしたら、演劇のテクニックや考え方、感性は間違いなく役に立つでしょう」――鴻上尚史
日本人が、「空気」を読むばかりで、つい負けてしまう「同調圧力」。でも、その圧力を跳ね返す「技術」がある。それが演劇。「空気」を創る力は、演劇的な思考と感性によって磨くことができるのだ。なにも舞台に立ったり、俳優を目指したりする必要はない。本書で、演劇の基礎に触れて、日常の生活で意識するだけ。長きにわたるコミュニケーション不全の時代に、人間らしい交感の喜びを取り戻し、他者とともに生きる感性を育てる方法を具体的に説く画期的な指南書。

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演劇入門 生きることは演じること のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「演劇入門」とあるが、この本の本質は生活するために「自分をより良くみせる」だけでなく、「人目を気にしすぎずに生きる」ノウハウが書かれた一冊だ。

    他者の評価に左右されがちな全ての日本人にお勧めしたい。

    0
    2026年06月08日

    Posted by ブクログ

    ・演劇とは俳優と観客

    ・お互いの構造を理解している意識の共通性も必要

    ・リアクションショット

    ・俳優の感じた感情は観客に伝わる。

    ・演劇はインタラクティブ性がある。

    ・セリフは言うものでもあり、聞くものでもある。

    ・スタッフワークもインタラクティブ

    ・喜劇と悲劇は同時に存在している。

    ・月曜夜→重い
    土曜昼→軽い

    ・小説は「自分と向き合う」メディア。
    個人的な行為であり、じぶんとであうこと。

    ・幻の共同体。

    ・何が大事か、ということを観客が選べることもまた、演劇が映像に比べて感情移入しやすくなる理由。

    ・演劇は情報量は豊富だが、伝わる意味はあいまい。

    ・リアリティの幅は、小説>マンガ・アニメ>演劇>演劇

    ・それぞれのジャンルでしか見れないものに観客は感動する。

    ・演劇は社会の鏡である。

    ・「芸術は、『あなたの人生はそれでいいのか?』と挑発するものであり、芸能は『あなたの人生はそれでいいのですよ』と肯定するものである」。
    ただし、優れた作品には、どちらの要素も含まれていると、僕は思っている。

    ・予想できないものは面白い。

    ・予想を裏切り、期待に応える

    ・プロ、アマ問わず俳優の仕事は傷つくこと。

    ・稽古場は安心して自分の恥ずかしいところを差し出せる場所、失敗が許される場所でなければならない。

    ・演技もまたインタラクティブ

    ・演技は考えることと感じることを両立すること。

    ・自意識を無視しようとするのではなく、与えられた状況に集中する。

    ・目的を意識する。ただし事前準備。

    ・所詮暇つぶし、しかし人間は命がけで暇つぶしをしている。

    ・アートには、山の頂点を引き上げる方向と、裾野を広げる方向がある。

    0
    2026年01月24日

    Posted by ブクログ

    演劇の基本的な構成要素が、よく分かる良本。
    演技とは、目的と障害を動きで表現すること。自然な感情を意図的な演出の動きに乗せる高等な技術。すごい。

    0
    2025年09月06日

    Posted by ブクログ

    演劇は触れて来なかったけど、もしかして自分が感じている今の閉塞感を打破するのに必要なのかも?!と思い、手に取ってみた。
    演劇と映像作品の違いや、観客の重要性がよく分かり、来年は実際に見てみたいと思った。

    0
    2024年12月31日

    Posted by ブクログ

    どうして演劇を観るの?演劇って面白いの?
    今までそう問われたことが何度かあり、自分の中で時々振り返って気持ちを整理していた。この本には、自分なりに考えていたことや、考えもしなかったことが書かれており、膝を打つような気持ちになった。
    また、演劇と映画、ドラマの表現の違いもとても興味深かった。

    0
    2023年04月10日

    Posted by ブクログ


    同じ舞台でも観客によって変わる、映像より生々しく感情が伝わるなどは授業に似ていると思った。私も教師という役を演じているから。
    他人を生きてみる楽しさ、他人になりきる大切さがある。
    なんとなく演じるんじゃなく、「こう演じる目的」を明確にするのも大事だという。そうじゃないと演劇ではなく演劇っぽい何かにしかなり得ない。ただそれを演技中は忘れるのだそう。綿密に計画を立てておけば想定外にも対応できる。相手やその時の状況を察しないで計画通りに無理やり進めると失敗する。演劇、芸術、文学、必要ないと思われるものこそが人生を豊かにする。
    「芸術は人生を問う挑発的なもので、芸能は人生を肯定するもの」

    0
    2022年02月27日

    Posted by ブクログ

    <感想>
    コンビニの傘を題材に演劇に役者の葛藤(心の動き)について解説するくだりは素晴らしかった。日常の小さな葛藤はたしかに存在するし、自分自身の経験を振り返っても嫌になるほど覚えがある。これほど無意識の振る舞いを言語化できる鴻上氏はすごい。

    <アンダーライン>
    ★★★喜劇と悲劇は同時に存在する
    ★★★観客や読者が感情移入するのは「主体的に参加した時」です
    ★★★演劇は、「より多くの人へ、より速く、より正確に」生きる人に、「あなたは何を失いましたか?」と問いかけるアートなのです。
    ★★★★芸術は「あなたの人生はそれでいいのか?」と挑発するものであり、芸能は「あなたの人生はそれでいいのですよ」と肯定するものである

    ★★★★★(カタルシス)身体を動かすことが身体と精神の健康にいいように、心を動かすことも、身体と精神に良いのです。
    ★★★★★傷つくことが嫌で、心がまったく動かないようにするのは、身体をまったく動かしてない状態と同じです。
    ★★★★★演技とは「心の旅」を経験し、それを見せるものなのです。
    ★★★★★演技はあなたが一番隠したいと思っている恥ずかしい部分や見せたくない部分を見せることです。
    ★★★★★俳優の仕事は傷つくことなのです。観客は絶対に傷つきません。傷つきたくないからこそ、観客席にいるのです。
    ★★★★★あなたの心がより動く設定を選ぶのです。
    ★★★★★自意識が心の動きを停止させます。
    ★★★★★周りを気にするからどんどん「自意識」にエネルギーが注がれるのです。

    ★★★★どんな役でも「自分の人生の可能性の一つ」

    0
    2021年12月21日

    Posted by ブクログ

    書いてあることには全面同意という感じだった
    ずっとうんうん!って思いながら読めるので気持ちいい

    見る人がいれば演劇って思うと人生楽しくなる

    生々しい心の動きが苦手な人も居るってのに少しびっくり
    そりゃそうなんだけど、自分はそういうのが大好きなのでどんだけ感情に飢えてるんだ…とか考えてしまった

    日常で心を動かさなくなればなるほど急に揺さぶられると疲れてしまうと思う
    でもずっと揺さぶられてもメンタルダメになりそう
    何事も焦らず自然に心が着いていくタイミングで楽しもうと思った

    0
    2021年10月31日

    Posted by ブクログ

    演劇を、台本や様々なシチュエーションを用いて、他の媒体と比較しながら説明しているが、非常にわかりやすく、論理的なので納得感がある。
    特に映像媒体と演劇、小説を鑑賞したときに受け取る情報量と質の違いに関する説明が腑に落ちる。

    0
    2024年05月15日

    Posted by ブクログ

    演劇、映像、小説等さまざまな媒体を比較しながら、演劇の良さやうまくいかないところがわかりやすく書かれていて、ぼんやりと見ることが好きなだけだった演劇への解像度が上がる良い本でした。

    コロナ渦で不要不急のものだと言われ続けた演劇に対して、必須のものではないけれど、人間がきちんと生きる上でとても大切で、大事なものであるという著者の愛を感じました。

    0
    2022年06月22日

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