鴻上尚史のレビュー一覧

  • 「愛すること」のレッスン

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    愛されることよりも、愛することを。
    「相手を所有したい」という依存よりも、「相手の選択を尊重したい」という信頼を。
    誰かがいないと不安、ではなく、まずは1人でも楽しく生きていけることを。

    相手に同情する「シンパシー」ではなく、相手の立場に立って考える「エンパシー」を。
    相手にどんな「おみやげ」を渡せるか、ということを考える。

    成熟するとは、「簡単に答えを求めない」「宙ぶらりんな状態に耐えられる」ということ。
    成熟することで、「たったひとつの正解のない問題」をうまく解けるようになり、解いた後の不完全な満足に耐えられ、より生きやすくなり、もてるようになる。

    人間というものは、恋や愛に直面した

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    2026年09月13日
  • 「空気」を読んでも従わない 生き苦しさからラクになる

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    空気を読まないことの大切さがわかった。
    pⅴ 悲しみに苦しめられたとき、なぜこんなに苦しいかを考えると心が軽くなる
    p4 イギリスでは72歳というだけでは尊敬の対象にならない
    p9 アメリカ人はお願いをしても微笑みながら断ったりする。→社会に生きているから。もし自分が世間の人ならば相手してくれる。
    p17 ベビーカーのエピソード
    p18 世間と社会の違い
    p30 旅の恥はかき捨てということわざ
    p50 どこで恋人を見つけたかという質問に対して、海外では知らない人たちが出会う社会があげられることが多い
    p59 これからは相手が社会の人ならば、仕事を断ってください
    p81 She is my si

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    2026年09月08日
  • 不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか

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    ネタバレ

    不死身の特攻兵
    軍神はなぜ上官に反抗したか

    特攻兵、佐々木友次氏は特攻に出撃したが、何度も生きて帰還した。ある時は自分の意志で、ある時は機体の不良で、ある時は敵を見つけられず。
    その佐々木氏に何度も会って直接話を聞いた鴻上氏がまとめたのが本書です。
    「失敗の本質」で太平洋戦争での敗因は良く研究されていますが、本書はそれに重なる日本の問題点を挙げると共に、丁寧に佐々木氏の話の事実関係や史実を確認しながら、命令した側の覚悟の無さや自己弁護や特攻攻撃自体の効果の薄さを語ります。
    多くのお年寄りが近年の日本の雰囲気が太平洋戦争前に似てきていると話しています。
    いつか来た道をまた辿らないように、個

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    2026年08月31日
  • 鴻上尚史のどんといこう! ほがらか人生相談 息苦しい「世間」を楽に生きる処方箋

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    最終巻寂しすぎる…。
    鴻上さんの考え方が大好きなので、バイブルにいたいと思う。

    親の自死の直前冷たい態度をとったことを後悔しているラムネさんの相談内容には、読んでいてかなり揺さぶられた。
    優生思想や子育て論・毒親の話など相変わらずヘビーな内容ながら、一つ一つに丁寧に向き合う鴻上さん。
    不合理な死についての質問への回答に思わず涙した。

    まだシリーズ全巻読んだ訳ではないので、焦らずじっくり読んでいこうと思う。
    また著者の他作品にも手を伸ばしてみようと決意。
    連載自体はWebで続くとのことなので応援させていただこう。

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    2026年08月29日
  • 同調圧力 日本社会はなぜ息苦しいのか

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    民度、という言葉をやたら聞いた時期があったが、コロナ禍の麻生さんの発言からだったのか。まさに同調圧力を意味する言葉。

    世間体を気にし過ぎて生きづらい、のは田舎は本当に顕著。コロナ禍では犯人探しが盛んで、口コミで情報が広がった。ネットも怖いが、田舎では世間の目が一層怖い。感染者が働いてたスーパーのテナントは数ヶ月後になくなった。これも世間の力…。もしかしたら田舎の方が、ネットで承認欲求を発散する人は多いのかもしれない。

    複数の世間を持つのが自分の心を守るにはいいのかもしれないけど、それも結局は疲れそうだな。
    個々が強くあれるような教育になってくればいいな。

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    2026年08月22日
  • コミュニケイションのレッスン

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    元々、コミュニケイション能力にコンプレックスがあり、本書を手に取った。本書のはじめに、
    ◯「コミュニケイションは技術」、技術だからやり方次第でスポーツのようにどんどん上達する。
    ◯1年に1回しかバッターボックスに立ってないのにヒットが打てないと悩むことは、1年に1回しかスピーチしないのにうまくいかないと悩むことと同じ。
    ◯コミュが下手なことと、人格は関係ない。
    ◯「コミュが下手なこと」と、「コミュに怯え、コミュを避けること」を混同してはならない。
    ◯焦らない。焦ったり、変わらないことをくさったり、早急に結果を求めては、却ってマイナスになる
    という言葉が、自分にとても刺さった。

    ◯コミュ力は、

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    2026年08月10日
  • 何とかならない時代の幸福論

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    読んでいて爽快だった。自分の考えを言うことを躊躇してしまうのは、性格や度胸がないのではなく、教育や日本的正しさの影響の賜物だったのだなと。
    一種の捏造めいた社会構造の中で、果たして今後日本人は思考し模索する人種となれるのか。
    それから、Twitterの存在意義ってなんだろう、と。影響力はあるが、作られた情報も少なくない。匿名で信ぴょう性もないにも関わらず、見ず知らずの者に向けられた悪意で精神を病む。とりあえず私の人生には必要ないので見ないのだけど。

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    2026年08月09日
  • 鴻上尚史の具体的で実行可能!な ほがらか人生相談 息苦しい「世間」を楽に生きる処方箋

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    今回のほがらか人生相談は、自分に刺さる相談が特に多かったように思う。具体的には伏せるが、鴻上さんの回答にうるっとくるものも。
    2022年頃ということで、当時コロナ禍だった事に絡む相談もあり時代も感じる。

    鴻上さんの相談のいい所は多々あるが、その内のひとつは相談者さんの名前(ペンネーム)を大事にする所。
    相談者さんが卑屈になってつけるペンネームに対しても省略してフランクにしたり、回答の合間に何回も名前で語りかけたり。
    相談してくれたことに対して感謝の気持ちを相談者に示す鴻上さんの姿勢が好きだ。

    あとがきを読んで、しっかり鴻上さんの本の売上にこれからも貢献しよう…とこっそり誓う自分であった。

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    2026年08月07日
  • 「空気」を読んでも従わない 生き苦しさからラクになる

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    私は…いい大人ですが、今までずーっとモヤモヤしていた「世間」と「社会」の違いがこんなにもクリアに言語化されていて、本当にすっきりしました。
    私は…
    どうも日本の「世間」というものを受け入れられず、上手く合わせる事が出来ず、日本で生きる事に生きづらさを感じて過ごしてきました。
    私には、世間というもののルールがどうしても意味不明なのでした。
    でも、「世間」と「社会」というものが存在するんだということ、そしてそれぞれの違いがはっきりしたことで、少しだけど…自分の思考も整理されました。
    ジュニア新書とはなっていますが、出会えて本当に良かったです!

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    2026年07月29日
  • 「愛すること」のレッスン

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    しっかりレッスンしました。さて、成果は?

    何となく感じていたことを言葉にして貰ったような気がします。

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    2026年07月21日
  • 君はどう生きるか

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    10代という多感な時期に、どう生きるか?どう考えるか?
    一貫して背中を押してくれる文章です。
    正解のない問題に対しての向きあい方、考え方が詰め込まれています。どうしても選択しなければいけない課題に、どっちを選択するか?どっちを選んでも後悔はある、ならば自分の思う方向はどっちをむいているか、をなぜ?なぜ?と自問自答して『自分で考えること』が大切だと教えてくます。
    人生に答えはない、10代を過ぎても悩みはなくならない。世界を見渡せば日本は狭く、どんどん視野を広く、悩みは選択して決めていく。ホントに良本でした。
    出会えて良かったです。

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    2026年06月28日
  • 君はどう生きるか

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    鴻上さんの文章は、長年自分の文章の理想の型だと思っている。難しいことをいかに簡単な言葉で分かりやすく伝えるか、この塩梅が絶妙。この本は中高生向けに書かれていますが、大人が読んでも心に響く。国語の教科書にも採用されているのも納得。

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    2026年06月11日
  • 演劇入門 生きることは演じること

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    「演劇入門」とあるが、この本の本質は生活するために「自分をより良くみせる」だけでなく、「人目を気にしすぎずに生きる」ノウハウが書かれた一冊だ。

    他者の評価に左右されがちな全ての日本人にお勧めしたい。

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    2026年06月08日
  • 不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか

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    鴻上さんが元特攻隊の佐々木友次さん(同時92歳)に実際にインタビューした話を元に、彼の生涯と特攻隊の真実を書いています。

    お国のため自ら志願し散っていったというのは指示した側が作ったイメージで、実際は命令だったそう。

    出撃後に特攻されられることを知り、言葉を失う隊員達。
    生きて帰っても死んだことにされ、今度こそ死んでこいと怒鳴られる……酷すぎます。
    死んだと報告しているため、生きて戻った特攻隊員を軟禁する寮まであったとか。

    そんな中爆弾は落とすことが出来る、無駄死にする必要はないと話す岩本大尉かっこよすぎる。

    上層部があまりに無能で衝撃でした。
    敵艦隊に突っ込むのはすごく難しい、死んだ

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    2026年04月26日
  • 親の期待に応えなくていい(小学館YouthBooks)

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    鴻上さんの考え方のエキスを集めた本はいくつかあるけど、その一つ。中高生向けに書いたもの。けど、実は親世代に読んで欲しいと思う。

    悩むことと考えることは別。
    他人と他者。
    健康的に自立する。
    この辺りは共感しかないし、忘れかけた頃に鴻上さんの本を読んでは改めることでもある。

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    2026年04月18日
  • 鴻上尚史のもっとほがらか人生相談 息苦しい「世間」を楽に生きる処方箋

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    ネタバレ

    人生相談をまとめた本は初めて読みましたが、色んな人の悩みを掻い摘んで読めてとっても面白かったです!

    文句ばかり言う夫に困っている方への回答がとても好きでした。
    会社で仕組みが悪いとか文句ばっかり言ってくる人に「あなたは何をするの?」って質問していこうと思います笑。

    流石に30歳近くなると男性も付き合う理由が「見栄(結婚のため)」になると、私の夫は言っていました。
    真相はいかに!

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    2026年04月15日
  • コミュニケイションのレッスン

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    良書。いわゆるハウツー本臭はなく、押し付けがましくない物言いからも、著者のコミュ力の高さが窺われる。

    自分は一体「世間」に対してのコミュニケイションをしたいのか、「社会」に対してコミュニケイションしたいのか、ごっちゃに捉えていたので、そこをまず分けるという考え方から新鮮だった。

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    2026年03月15日
  • 親の期待に応えなくていい(小学館YouthBooks)

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    ネタバレ

    家族関係の悩みを読書から解消できないかと思い選んだ1冊。
    特に昭和な雰囲気漂うご家庭にいるなら、親子ともに必ず読んでほしい。
    自分が小中学生の頃にこの本があれば、出会えていたらと思う。

    自分自身は、この本でいう「子供が他者にならない場合」の親を受け入れなくなるケースが近い。

    将来自分が親になることがあれば、この本で学んだことを参考に「人」と「人」としての関係性を築ける家族をつくれたらいいなと思う。

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    2026年02月14日
  • 何とかならない時代の幸福論

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    NHKの「スイッチインタビュー」を書籍化したもの。
    丁度、新型コロナが流行り始めた世の中の混乱ぶりあたりに出版された。

    鴻上さんの、「世間」と「社会」の話しは、ウンウンと頷きながら読んだ。
    身内や隣近所の狭い世間の中で、日本人はあたふたしている人種だ。
    イギリスが、ボランティア活動に熱心なのは、多様性のせいもあるのだろうか。

    イギリスと日本でも教育の違い、その延長上にその国の大人たち、社会ができている。
    校則問題、横並び教育、同調圧力、日本独特の社会に育つ子供達。
    18歳成人となった日本において、自分の頭で考える大人に育っているのか、いっぱしの大人とて、言いたいことも言えない鬱屈した生き方

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    2026年01月27日
  • 演劇入門 生きることは演じること

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    ・演劇とは俳優と観客

    ・お互いの構造を理解している意識の共通性も必要

    ・リアクションショット

    ・俳優の感じた感情は観客に伝わる。

    ・演劇はインタラクティブ性がある。

    ・セリフは言うものでもあり、聞くものでもある。

    ・スタッフワークもインタラクティブ

    ・喜劇と悲劇は同時に存在している。

    ・月曜夜→重い
    土曜昼→軽い

    ・小説は「自分と向き合う」メディア。
    個人的な行為であり、じぶんとであうこと。

    ・幻の共同体。

    ・何が大事か、ということを観客が選べることもまた、演劇が映像に比べて感情移入しやすくなる理由。

    ・演劇は情報量は豊富だが、伝わる意味はあいまい。

    ・リアリティの幅

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    2026年01月24日