鴻上尚史のレビュー一覧

  • 不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか

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    ネタバレ

    衝撃だった。
    まさかただでさえ致死率が高い特攻で、9回出撃し、生きて帰ってこられた方がいらしたとは!

    まず「「特攻」が全くの犬死であることは、当事者は全員わかっていた。
    1)日本の戦闘機がまったくアメリカの操縦機に叶わなくなっていた。最高速度が違う。
    2)第一目的目標である空母にたどり着く前に、アメリカのレーダー網により察知され、VT信管により撃墜される。(アメリカ軍はすぐに対策をとった。)
    3)日本の飛行機、特に零戦は、安全性能を犠牲にして性能を上げたので、特攻するにしても、護衛機の援助なしにたどり着くことはまず不可能。すぐに引火する。
    4)動く船に、重い爆弾で当てるのは、機銃照射がある中

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    2023年06月25日
  • 不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか

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    あらすじを見てみると、あの狂信的だったであろう太平洋戦争の戦時下、上司の命令や周囲の圧力に屈さず特攻を9回も生き延びた方のお話らしい。

    ざっくりと3部構成で、
    ・9回の特攻について
    ・ご本人へのインタビュー内容
    ・特攻の始まりと描かれ方の批判と考察
    となっていた。
    (読んだ本人が勝手に分けてるので違う読み取り方の方もいらっしゃるかも)

    読んでみると、9回のうち実際に飛び立たれたのは2,3回のようだった。とはいえ、特攻という死ありきの出陣を前にしても冷静でいらっしゃったようで、敬服した。そしてやはり、ちょっとやそっとでは揺るがない信念をお持ちのようだった。悪く言うと、頑固。当時はさんざん虐め

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    2023年06月17日
  • 愛媛県新居浜市上原一丁目三番地

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    あの当時の、倶楽部の新入生はスゴいネ。

    流石に真似はできないな。まあ、他人に真似ができい事をやり遂げてきたから、芝居が作れるんですね

    杉並区でも活躍を期待してます!

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    2023年06月10日
  • 親の期待に応えなくていい(小学館YouthBooks)

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    親の期待から楽になる方法。親との関係を他者、同調圧力、世間と社会という著者が繰り返し述べてきたものに照らし合わせ読み解き、健康的な自立を促す。
    具体例を挙げて述べられているのでわかりやすい。若者にとって心身を守る武器となる一冊だろう。

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    2023年05月27日
  • 親の期待に応えなくていい(小学館YouthBooks)

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     メインターゲットは10代のようだが、大人にもお勧めしたい。平易な文章なのでサラッと読めるし、悩んでいた子供のころの自分にタイムマシンに載せて愛情と助言を届けることができたような気持ちになり、癒される。それに、大人になるにつれ、悩みの表面的な形こそ変わるが、根本的な部分は10代のころにはもう形成されていることが多いのではないか。

     さて、親子とは、「他者度」が0から100を目指して成長するものである。それを前提に、本書は、そもそも「他者」どうしのコミュニケーションとはどういうものか、という一般論から説き起こす。

     コミュニケーションとは、お互いの意見がぶつかったときに、ワーストを避けながら

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    2023年05月24日
  • 何とかならない時代の幸福論

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    ネタバレ

    ブレイディみかこさんと鴻上尚史さんの対談ふたつ。
    「世間と社会」「エンパシーとシンパシー」など、学びがありました。面白い対談だった…もっとお話聞いていたい。。
    日本人は、自分の周りの「世間」は関わりがあるとして考えられるけど、それより外の「社会」はそうではないから自分に関係ないものとして捉えてしまう、みたいな説はすごく腑に落ちました。政治の話が出来ないのもこれなんだな。
    政治の話してると「意識高い系」と揶揄されるのほんと意味分からないけど、うちらにはどうも出来ないこと言ってるwwwみたいなのもあるかも。歴史的に、民主主義を自力で勝ち取ってないというのもこの傾向を大きくしてると思います。大正デモ

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    2023年05月22日
  • 不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか

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    特攻に関する本(近代日本の戦争も含めて)を初めて読みました。若い兵士が天皇陛下万歳と突っ込んで行ったと聞いていたが、実際はこんなに理不尽なことが行われていたのかと。鴻上尚史氏の丁寧な取材、考察もとてもわかりやすく良かった。
    現代も当時と構造が全然変わってないのではないかと思う。

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    2023年05月20日
  • 孤独と不安のレッスン

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    ほのぼの人生相談シリーズを読んで、鴻上さんのものの考え方に感銘を受けていたところこの本を発見して読んでみた。
    孤独と不安というものに向き合うことが人生にとっていかに大切か、考えさせられる本だった。

    特に響いたのが他人と他者の話。
    深く関わり合わない人は「他人」、深い喜びや愛情をくれるが同時に悲しみや苦しみもくれる人が「他者」。この「他者」と上手に付き合えるかが、孤独や不安とも付き合えることというのは深い学びとなった。

    最後に鴻上さんが生きる力をもらっているという詩がいくつか紹介されているのも良かった。あとがきにも沢山書いてあったが、一番大切なこと、
    「なにがあっても死なないように」。

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    2023年04月16日
  • 演劇入門 生きることは演じること

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    どうして演劇を観るの?演劇って面白いの?
    今までそう問われたことが何度かあり、自分の中で時々振り返って気持ちを整理していた。この本には、自分なりに考えていたことや、考えもしなかったことが書かれており、膝を打つような気持ちになった。
    また、演劇と映画、ドラマの表現の違いもとても興味深かった。

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    2023年04月10日
  • 鴻上尚史のもっとほがらか人生相談 息苦しい「世間」を楽に生きる処方箋

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    前シリーズに続き、愛のある冷静な回答で毎度ハッとさせられる。
    悩んだ時にまず物事を客観的に捉えるというのは、とても大切なんだなと教えられる。

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    2023年03月24日
  • そんなとき隣に詩がいます

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    「詩は漢方」
    その通りだと思います。

    詩に興味をもった人には、まずこの本をおすすめしたいと思うような、谷川さんの詩の真ん中のところを抽出した本でした。

    小説やルポや参考書がどうしても読めないときでも、詩なら読めてしまう。やっぱり詩は薬です。

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    2023年03月13日
  • 鴻上尚史のほがらか人生相談 息苦しい「世間」を楽に生きる処方箋

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    世間体を気にして鬱病なのに病院に行けない話やいじめを受けた小学生の話が特に考えさせられた。背景に潜む同調圧力について、日本の宿痾(長い間治らない病気)とし、解説している内容が非常に面白かった。

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    2023年02月12日
  • 鴻上尚史のなにがなんでもほがらか人生相談 息苦しい「世間」を楽に生きる処方箋

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    第4弾だが、今回も素晴らしい。実践的でハッとする回答を読んで感心。相談者と状況は全く違うのが、色々な事柄への考え方、捉え方がすごく参考になる。

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    2023年01月23日
  • 学校ってなんだ! 日本の教育はなぜ息苦しいのか

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    本書は、工藤先生と演出家の鴻上さんの対談本です。

    学校を「変えた」人として注目される工藤先生ですが、全編を通じて、工藤先生も鴻上さんも、何も難しいことはおっしゃっていません。
    大事なのは自分で考えること。大事なものとどうでもいいものを間違えないこと。
    それに、命より大事なものなんてないじゃないか。分かり合えなければ、分かり合えるまで対話したらいいじゃないか、と。
    決して精神論や根性論ではない具体的な思考プロセスが示され、非常に納得感のある内容でした。誰かに責任を負わせるのではなく、何はなくとも現場でこれだけのことができるんだよ、と道筋を示しているところが良いです。
    繰り返し読み、自分なりに理

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    2023年01月14日
  • 鴻上尚史のもっとほがらか人生相談 息苦しい「世間」を楽に生きる処方箋

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    他の方の投稿で「質問が(益々)ほがらかじゃない。(笑)」に対して笑ってしまいましたが、鴻上さんはほがらかの姿勢を崩さないですね。

    (全体的に)
    ★こういう相談の返しができると「理想の上司」になれるのかな…あくまで頑張るのは…もしくはその人の人生を生きるのはその人なんだもんね。

    (参考になった、「そうだそうだ!」と思ったところ)
    ★リーダーは情報を流通させる人
    自分だけで決めてゴリゴリ進めるのではない
    ★ブラック校則にしがみつく教員にしろ「手段」(を守り抜くこと)が「目的」になったまま思考停止している
    大企業の崩壊と同じ。
    ★堂々巡りする「悩んでいる」という状態と「考える」は別物

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    2022年12月30日
  • 学校ってなんだ! 日本の教育はなぜ息苦しいのか

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    鴻上尚史さんと工藤勇一先生の対談集。演劇と教育の共通点という視点が面白い。当事者意識の必要性、他人事にするからクレームが多いなど、自分自身がこれからどのように教育に向かうのか、しっかり考え、行動していきたい。

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    2022年12月28日
  • 世間ってなんだ

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    生きづらい世の中なんだろうな~と、他人ごとの様に思う反面、「世間」に抗う意志を強くした。あとがきにあった『エンパシー』を忘れないでおこうと思う。
    最近読んだ中では、自分にとって価値ある一冊!

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    2022年12月23日
  • 鴻上尚史のますますほがらか人生相談 息苦しい「世間」を楽に生きる処方箋

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    様々な問題に悩んでおられる相談者さんのお悩みを読んでいると、そんなことが自分の身におこっていたら…と考えてしまい、相談者さんの悲しみや怒りが直接心に届きます。
    鴻上さんは、そんな相談者さんからのお悩みの解決策を丁寧にお答えされています。鴻上さんからの「心より応援します。」という言葉は、本当に良い言葉だなと思いました。
    私自身も、先日、ちょっとした誤解から意地悪なことを言われて嫌な気持ちでしたが、この本を読んだら、悩みが消えてしまいました。そして、もしも誰かにお悩みを相談されたら、鴻上さんのようには解決策は浮かばないかもしれないけど、真剣にお話を受け止めて、「心より応援」できたらと思いました。

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    2022年12月18日
  • 何とかならない時代の幸福論

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    equalityとsameness。平等とは、結果に対して求めるものではなく、選択する権利に平等であること!
    日本は、結果を求めすぎている。
    当たり前だけど、一人一人の個性をどこまで尊重できるか。その大前提が言論の自由なのかなと思った。
    他国との比較ができてとても面白かった。

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    2022年12月14日
  • 鴻上尚史のなにがなんでもほがらか人生相談 息苦しい「世間」を楽に生きる処方箋

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    人生相談系の本を読むのが好きですが、これもとても良かったです!
    回答者である鴻上さんが、回答の文章の中で、質問者さん達の名前を繰り返し呼びかけるのがなんだかとてもよかった。読んでいてあたたかい気持ちになれます。

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    2022年12月11日