【感想・ネタバレ】不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか のレビュー

ユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2020年01月04日

作者(同年、同県)が「9回特攻に出撃して、体当たりしろという上官の命令に反抗し爆弾を落として9回生きて帰ってきた人」のことを知り、第1部でそのフィクションを紹介、2部で同人にインタビュー、3部で特攻の実像ご述べられます。
特攻のことが非常によく判りましたし込み上げる所も有ります。名著です。
例えとし...続きを読む

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Posted by ブクログ 2019年11月12日

いわゆる「特攻」について。今まで知られていなかったことが分かった。9回出撃してすべて生還して最近亡くなられた人がいたとは驚き。
また、昨今の自爆テロと同じと言う人もいるが、全く次元が違うということが分かる。

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Posted by ブクログ 2019年11月08日

引き込まれた。いつか死ぬこと自体が目的となってしまった特攻隊について、一人の人物を中心に書いている。生きている人が語らなければ、残らなかった話。(折田)

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Posted by ブクログ 2019年06月26日

一度読み始めるととまらなくなる内容でした。

タイトルの由来は、この本の主人公とも言える人物が特攻隊として9回出撃し、敵船に爆弾を命中させて帰還してきたという武勇伝です。

第2章は初めて知ることばかりの内容でした。
特攻のリアルや「命令された側」の人たちの苦悩、
表向きは志願者として召集された特攻...続きを読む

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Posted by ブクログ 2019年06月23日

特攻隊として出撃し死なずに生還すること9回。死んで来いとの命令に背いてなぜ9回の出撃命令を受けて生きて帰れたのか、若干21歳の青年がなぜ上官に背いてそのようなことができたのか、実在する(最近まで生きていた)人物へのインタビューも交えたドキュメンタリーでした。
特攻隊の話ってわりとテレビやドラマでも美...続きを読む

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Posted by ブクログ 2019年06月13日

お悩み相談の記事で鴻上さんに興味を持ち、戦争についての書籍を執筆されていることを知りました。
戦争というテーマは過激になりやすいので、フラットな感覚をお持ちの方の著書を探していたこともあり、拝読いたしました。

9回の出撃命令から生還した元特攻兵の佐々木友次さんの証言を通して、特攻がなぜ生まれたのか...続きを読む

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Posted by ブクログ 2019年04月28日

第4章で、本書の価値が集約される。
特に、リーダーとしての器、思考の放棄と集団我、所与性についての論述は、これまでの無意識を目覚めさせる指摘であった。
鴻上氏が伝えたいことを受け取り、これからの世代に受け継いでいくことが大切と感じる一方で、本書で指摘されているように、リーダーが現状を維持することに注...続きを読む

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Posted by ブクログ 2019年04月19日

本書のように懇切丁寧に説いてもまだ分からぬお方はいらっしゃるのでしょうね。
何事も大変。

すると、末席にいた29歳の美濃部正少佐が立ち上がりました。
「劣速の練習機(赤トンボ)まで狩り出しても、十重二十重のグラマンの防御陣を突破することは不可能です。特攻のかけ声ばかりでは勝てるとは思えません」
...続きを読む

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Posted by ブクログ 2018年12月23日

佐々木友次伍長の過酷な経験が綴られた箇所に引き込まれたのだが、それ以上に「“特攻”というのは何故発生した?何だった?」という論考や、「日本の人達の性格、性質?」のようなことや、「リーダー?指導者?」というようなテーマに踏み込んでいる部分が酷く考えさせられた。偶々“平成”をテーマに、人々の性格や性質に...続きを読む

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Posted by ブクログ 2018年12月20日

特攻兵だったが帰還した兵士がいた。その人の証言から見えてくる、当時の現場の気概。そして参謀本部の気狂いぐあい

 組織の頭が悪いと組織は崩壊するというけれど、どうして大日本帝国軍は崩壊できなかったのか。それをさせてしまった優秀な現場の軍人の存在がよく見えてくる。

 現代の日本のブラック企業もそうだ...続きを読む

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購入済み

想像以上に興味深い

カズ 2018年10月13日

タイトルと内容はあっていないかもしれません。ただ、鴻上氏が「この人の話を書きたかったんだ」という気持ちが根底にあります。戦争の話なんて、特攻の話なんて、と思わずに、読んでみる価値は大いにあります。迷うなら、読んでみて。

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Posted by ブクログ 2019年12月29日

太平洋戦争で、9回出撃して9回生きて帰った特攻兵、佐々木友次さんの人生を描いたノンフィクション。彼は特攻兵でありながら特攻を行わず生還を繰り返した。軍から特攻で死んで軍神になることを強要されるが、最後まで自分の信念を貫いて生還する。兵隊の役割は、戦果を挙げることであり、国のために死ぬことではないとい...続きを読む

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Posted by ブクログ 2019年10月19日

良い話だった、特攻に選ばれた人のドキュメント
戦争体験者の話はやはりすごい
そして、特攻を企てた軍部幹部や、戦争に突っ走った政治家の愚かさ
マスコミがどのような役割を果たしかもよく理解できる
永遠のゼロで、主人公は「強い人だった」という言葉が印象に残っているが
当時、生を諦めない姿はまさに強い人。そ...続きを読む

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Posted by ブクログ 2019年09月17日

絶対に絶対に戦争は起こしてはいけない。
目的を見失った根性論も不幸しか産まない。
いかに当時、戦争という状況や天皇や軍部が最高権力者という思考停止ワードが、国民を蝕んでいったかがよくわかる。

そしてそんな状況に飲み込まれずに生還した彼も、結局、帰るべき故郷がそんな状況に飲み込まれていたから、自分だ...続きを読む

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Posted by ブクログ 2019年05月25日

劇団第三舞台、演出家、劇作家鴻上尚史氏が書いた特攻機操縦者についての本。若者向け(?)小説「青空に飛ぶ」とセットで書かなければならなかった一冊。読む方はどちらか一方でも良し、両方読んでも良し。
軍用機による軍艦に対する体当たり攻撃という全く無意味な命令を出した上層部。
無意味な命令に抵抗する部隊長と...続きを読む

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Posted by ブクログ 2019年05月07日

ひとり、エンジン音の中、空の青さと向き合う張りつめた緊張と孤独、飛ぶことへの心からの喜び、まっすぐな責任感。
組織論の考察と史実を知る目的で読み始めたが、青春小説として感動的でもあった。
知識はどこかに置きっ放しになる。私の特攻隊は埃をかぶったままだった。知っている自覚は当てにならない。私は知らない...続きを読む

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Posted by ブクログ 2019年05月06日

特攻隊に編成され、何度も「死んでこい」と命令されながら、「特攻は作戦として誤っている」という揺るぎない考えと、偶然の作用によって生きながらえた佐々木友次の物語。また、2015年、亡くなる直前に行われたインタビューの抄録も収録。

これを読むと、戦時の日本軍がいかに精神主義で非合理的だったか、というこ...続きを読む

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Posted by ブクログ 2019年04月26日

何故か戦争を題材にした書籍は、数年おきに読んでいる。時々発作的に手に取り、読んで憤慨し、今の自分や社会に置き換え、変わらないなとちょっと絶望し、またボーッとした日常に戻るというサイクル。
9回も出撃し生還と謳われた佐々木さんの当時の心境や状況に、純粋に興味があった。取材当時まだご存命だったことは鴻上...続きを読む

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Posted by ブクログ 2019年04月07日

特攻兵を作り出した日本がいかにいびつであったか、がよくわかる。読んでいて馬鹿らしくなるような信じ難い話が多い。命じられた特攻兵のどうしようもない不条理を強く感じた。▼一方、第3章の佐々木友次さんへのインタビュー記事は、佐々木さんが淡々と自分の特攻兵としての運命を受け入れたこと、下級兵士は上級兵士の理...続きを読む

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Posted by ブクログ 2019年03月21日

前半は、陸軍パイロットであり、組織の嫌がらせからも、生き残った佐々木友次伍長のノンフィクション。
後半は、特攻を命令した側と、命令を受けた側の特攻隊員を明確に分けて、分析し、論理的に特攻を美化する風潮に反対を唱える。

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