鴻上尚史のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
人生相談のエッセーは雑誌のコラムとして読むことはあるけれど書籍を買おうとまでは思うことがなかったです。
…この鴻上さんに出会うまでは。
相談内容も微笑ましいものも一部ありますが、だいたいほがらかじゃない。(笑)
相談24「小4の息子が成長を拒否します」における、先日、小4の息子に素朴な質問を問いかけてみました。「君はどうして成長しないの?」…に頭を殴られるような衝撃を受けました。自分のことを棚に上げて他人に…というか自分の子供のことは平気で要求できちゃう、成長していないと断言し呪いをかけてしまう…ことに胸が締め付けられたりしました。
この鴻上さんの答えもさすがです。。
相談27「だめな -
Posted by ブクログ
ネタバレ鴻上さんの語り口がとても明快かつ優しさに溢れていて、毎度惹き込まれる人生相談の本。
今回特徴的だなぁ、と思ったのは毒親について。
自分も同意見だが、親と子の関係においては圧倒的に親の方が立場が強く、毒親に対して子はまず物理的にも精神的にも距離を置くべきというのは本当に大切だと思う。
親は基本的に産まれてから1番近くにいる大人だ。だからこそ子どもは親から1番影響を受けやすい。傍から見ればおかしい状況でも洗脳されてしまうのだろう。少しの違和感をしっかり言葉にして相談してくる相談者さん達は本当に凄いと思う。
それに真摯に向き合って自分なりの回答を伝える鴻上さんもやっぱりすごい。
また後書きにもあっ -
Posted by ブクログ
第四弾!もう4冊目か。これだけ長く続くのは、やはり多くの人がこういう人生相談を求めているからだろうな。
【人間は変われます。変われると思った人だけ、変われます。僕はずっとそう思っています。】
本当にその通りなのだろうなあと思う。これだけ沢山、鴻上さんの回答を読んできて、その度に、自分と重なる相談もいくつもあって、涙したり、(厳しい回答に)うぐっとなったり、腹落ちして首がもげるほど頷いているのに、いまいち、自分が変われている実感がなく、成長している気がしないのは、どこかで変わるのは難しいと自分自身が思ってしまっているのだろう。
それでも懲りずに、鴻上さんのこの人生相談への回答を楽しみに読んで -
Posted by ブクログ
めちゃくちゃ素敵な本。心が軽くなる。ユーモアも最高で、電車の移動で読みながら外にも関わらず何度も笑ってしまった。笑 そして、ここまで親身に、そしてバシッと回答できるのが素敵すぎる。ほがらか、とタイトルについているものの、深刻な悩みも多く、現代社会のリアルが垣間見れる。いい意味で「ぐさっと」くる部分も多く、やわらかい言葉とのコントラストが味になっている。SOSを発している人には具体的な対応策を、そして質問者さん自身の考え方が危ういな、という方にはわりと真っ向にぶった斬ってくれる感じで、これまたすごい。二作目以降も楽しみ。
「やった後悔よりやらなかった後悔の方が大きい」「自分の人生を生きる」「無 -
Posted by ブクログ
戦争があったということはもちろん知っている。ただ、そこでなにがあったかまでは知らない。40代の私がこの状態なら、さらに若い人たちはもっと知らない。知ろうとしなければ得られない。「死ぬことが使命」だなんて世の中、絶対に嫌だ。今は戦争は日本では起こっていないけど、周りの雰囲気に対する違和感に声をあげられない、そのことが凶器を孕んでどうなっていくのか、ある意味今も戦時中なのではないか、なんてことも考えた。
生きる、生き残ると決めきった佐々木さんの想い。こんな想いを自分のこどもたちにはさせたくない、もらった命をどう使うか、死ぬことが使命だなんて、絶対にさせない。 -
Posted by ブクログ
久しぶりに鴻上さんの本を読んだが、おもしろかった!
この本のテーマ「日本をこんなにも息苦しくしているものっていったい何なんだ!?」ということについて、私自身も最近頻繁に考えていることだったので、すごく興味深かった。鴻上さんの意見には大きくうなずくことばかりで、読んでいてとても気持ち良かった。
なぜ最近そんなことを考えるようになったかというと、最近仕事が変わって、やたらお堅い日本企業で働くようになって、その息苦しさに驚愕しているから。
だから、鴻上さんが紹介していた第二次世界大戦中のCIAの「妨害工作ガイド」には超笑った。(鴻上さんはsabotageをカタカナ語的に「サボり方」と訳していたけ