鴻上尚史のレビュー一覧
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購入済み
考えさせられる
不死身の特攻兵からこちらの作品を読みました。
自分の意見や自分を通すのは凄く覚悟と勇気が必要なことで、とてもデリケートで難しいこと。
覚悟とは何か。
複雑なようでとてもシンプルに突き刺さる何かを感じました。
主人公の苦悩もとてもリアルで
自分ではどうしようもない程の困難に直面したとき、自分は何を考えてどんな選択が出来るのか。覚悟を決めて立ち向かえるのか。
主人公も佐々木さんも逃げなかった。
生きることは決して楽ばかりではないけど、生きるということはそれだけでとても重要なこと。
読まないでいた今までより、読んで良かったと思える作品です。 -
Posted by ブクログ
外国人にとって日本のクールと思うポイントはどこか?よくある電化製品からなぜか大阪人というものまであって幅広くて面白い。そこにクールと感じるのか〜と納得。
特に印象に残ったのは最近テレビで日本人のすごいところとか、外国人が見た日本人の良い印象、世界に誇る日本人や日本の製品!みたいな内容の企画をよく見る。
確かに同じ日本人が活躍しているのを見て、日本人であることを誇らしく思う。だが、それは同じ民族であるというだけに過ぎない。素晴らしいことをした人も素晴らしい商品を開発したのも、その人個人の偉業。ただ同じ日本人であるからという理由だけで私まで誇らしい気持ちになるのはおかしい。
驕り高ぶってはいけない -
Posted by ブクログ
ネタバレ比較文化や人類学を選択した人なら
卒論テーマのとっかかりになるであろうテーマが盛りだくさん。
でも、早いうちに読んで 考え方や文化の違いを念頭に
大学時代を海外旅行とか
現地の人とふれあってほしいかなぁ。
机上の空論にならないために。
自分は音姫が日本だけ というのを知って排泄時の音を恥ずかしく思うのは
プライバシーが日本はまず周囲があって そこから個人へとなるのに対し
西欧はまず個人があって そこから周囲へとつながるという
考え方の違い と結論づけたけれど
当時、本作者の世間をテーマにした本を読んでいたら 参考文献として結論までが早かっただろうなぁ。。と切なく思う。。
第三章 日本は世 -
Posted by ブクログ
この本と出会ったのは、大学の書店である。ポップに読めばモテると書いてあって手に取った。そのまま、レジへ持って行った理由は説明するまでもない。表情とか話術とか、表面的なスキルについて書かれた本だと思っていたが、内容は目から鱗であった。
作者である演出家の鴻上尚史さんは、ファッションやメイク、髪型を気にかけるように、感情や声、身体、言葉に気にかけて欲しいと書かれている。それぞれの要素について、素人の私にも理解できるように説明されている。読んで納得してしまったし、どれも自分の人生を豊かにするものだと思う。そして、理解することと実際にできることはまた別物なのだと勉強する本でもあった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ欧米の社会と言う言葉は本来個人が作る社会を意味しており、個人が限定であった。しかし我が国では個人と言う概念は訳語としてできたものの、その内容は欧米の個人とは似てもにつかないものであった
日本人は社会党政権を使い分けながら、いわば、ダブルスタンダードの世界で生きてきたのです
自分も世間ではなく社会に属している倒れている人に、簡単には声をかけられないのです
格差社会の激しい国、アメリカはキリスト教に支えられて成立している国なのです
何が迷惑なのかわかっているのは、世間です。けれど、グローバル化が進めば、自分の活動や欲望が、相手の迷惑になるかどうかは、実際にぶつかってみないとわからないのです -
Posted by ブクログ
内容はそう濃くない。単に、「クールジャパン」なものを並べているだけというならその通りなのだが、単に洗浄便座とかアイスコーヒーとかいうだけでなく、いつの間にか日本やアジア、ヨーロッパに人間の考え方、感性の違いにも及ぶ。
家畜の出荷にセンチメンタルになる日本人を大笑い。
赤ん坊は生まれたらすぐ別室。
ま、いろいろあるが、日本人は違いがあると自分に原因があるんじゃないか、変えなきゃ行けないんじゃないかと思いがちなのに、奴らは、自分が間違ってるとは露ほども考えない。
もちろん日本に来てる人たちだから強い人たちなんだろうけど、なんつか、これまでの世界史とか国際情勢とか、いろいろ考えるところもあった。