鴻上尚史のレビュー一覧

  • 青空に飛ぶ

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    リアルな戦争の話にいじめの問題を絡めた話
    特攻隊の話もいじめに苦しんでる話も、凄まじすぎてなんとも言えない気持ちにさせる
    感動の一作とあるが、感動よりもなかなか消化不良な嫌悪感が残る作品だった

    悪い作品という意味ではない
    戦争というテーマの割にとても読みやすいし、一気に読めるし、なにより考えさせられる
    ただ、重いなぁ…

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    2021年10月10日
  • 不死身の特攻兵(1)

     

    購入済み

    良い

    特別攻撃隊により、多くの若者が亡くなっていった。だが、上官の命令に背き、9回の出撃から生還した特攻兵がいた。

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    2021年06月26日
  • クール・ジャパン!? 外国人が見たニッポン

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    ネタバレ

    途中まで「クール」な日本の産物を細かに説明していて、「日本サイコー」「やっぱり日本が1番!」的な本かと思っていた。しかし最後の最後で西洋的な考え方・東洋的な考え方という比較観点が提示されていたのと、日本政府によるクールジャパン施策への問題提起がなされていた点が興味深かった。

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    2021年05月29日
  • 「空気」と「世間」

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    メルカリ売却
    スジの通った理論が、空気を読めで、実行できないこと。これが日本人。
    その意味がわからないのがアメリカ人。

    スジが通らなくても、そこを何とか って言って、無理やる通すのが日本人。
    スジが通らないから、通さないがアメリカ人。

    アメリカ資本の会社に勤務できて良かったと、つくづく思った。

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    2021年05月06日
  • 鴻上尚史のもっとほがらか人生相談 息苦しい「世間」を楽に生きる処方箋

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    鴻上さんの人生相談二冊目です。
    一冊目と変わるところはなく、違う種類・内容の相談に鴻上さんが答える形式です。
    前回のものと基本的に同じ感想で、様々な相談に対して親身にアドバイスしていて、しかも応用できるようなところが少しずつあり、読んでいても楽しい(というと語弊がありますが)ところも良い感じです。

    が。

    一問だけ、少し気になってしまった部分があったので、それについて書こうと思います。

    【相談5】
    「これまで容姿に対する男性の態度・言動に、ひどく傷つけられてきました」というもの

    回答の内容をざっくりまとめると:
    ・ネガティブな人には誰も近づいてこないから、無理せず頑張って笑うこと。無理をしているのは辛いけれど、頑張って微笑むのには前向きな気持ちがある
    ・谷川俊太郎の詩を引用:『無表情に梅割りをすすっている彼女の Tシャツの下の二つのふくらみは コトバをもっていないからココロを裏切って 堂々といのちを主張している』という結び

    それに対して、私が思ったこと:
    まだ若いのだから、と言っているけれど、相談内容全文を見ても、少し疲れすぎて精神的に参っている感じの女性の悩みに対して「頑張って笑え」はちょっと違うかなと感じました。笑うのをやめてしまうのはもったいない、という風に言いたかったのかなと想像しますが、恐らく頑張って微笑んできたであろう彼女に掛ける言葉としてどうなのかな、というのが一点。

    そして谷川俊太郎の詩について、詩歌とは言え、表現としては複雑な想いがしました。
    女性として見られる性であることを自覚し、そこに傷ついている相談者に対して、彼女を傷つけてきた男性からの視点の代表のような内容ではありませんか?
    そう思うのは私だけでしょうか。

    前半、「世の中にはそういう男性もいて、その場合は小学生から精神面で成長していないのと同じ。そうやって自分は女性をジャッジ”する”側で、ジャッジ”される”側ではないと思っている人は、いずれ容姿の若々しさがなくなったころに他人にジャッジされて同じ苦しみを味わう」という主旨のことを言っていてなるほど、と思ったのに、後半でガッカリしました。
    やはり男性と女性の壁は厚いのかなと感じてしまいました。
    詩歌なんだから『二つのふくらみ』くらいいいじゃないか、と思う人もいるかもしれません。
    (私は、そう思ったというだけですので……念のため)

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    2021年02月08日
  • あなたの魅力を演出するちょっとしたヒント

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    今まで喉からと腹から声を出すって思ってたけど、喉と腹以外からも声は出せる。
    確かにわたしは頭から声を出せる。
    単純にこれはわたしの声が高いからだと思う。わたしも声の音色を使って、メロメロにさせたい!

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    2020年12月27日
  • 鴻上尚史のほがらか人生相談 息苦しい「世間」を楽に生きる処方箋

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    28の悩みについて著者が回答する。
    以下は、その一例。

    ・夫とは価値観が合わず、毎日一緒にいたいと思いません。結婚の意味ってなんですか?
    ・個性的な服を着た帰国子女の娘がいじめられそうです。普通の洋服を買うべきですか?
    ・小3から好きだったKちゃんと同窓会で再会。火鉢の底で赤く燃える炭のような私の思いは続いています
    ・鬱になった妹が田舎に帰ってきましたが、世間体を気にする家族が、病院に通わせようとしません
    ・友達と元カレが付き合いだしました。友達が許せないし、彼のことも忘れられません
    ・兄が継いだ実家の酒蔵がうまくいかず、田舎に帰って手伝うよう迫られ、断る決断ができません
    ・専業主婦の妻が、突然働きたいと言いだしました。突然の方向転換はルール違反じゃないでしょうか?
    ・そこそこのスペックだと思うのに、恋は連敗。モテるにはどうしたらいいですか?
    ・10キロ太ったら周囲の男性の態度が変わりました。結局女は容姿が10割でしょうか?
    ・学校のグループ内で私は最下層扱い。本当の友達がほしいです
    ・4歳の娘が可愛くありません
    ・就職活動がうまくいかず絶望的な気持ちです

    世の中の理不尽に泣くもの、自分のふがいなさに歯噛みするもの、親兄弟との軋轢に消耗するもの、
    様々な悩みが提示されている。
    この目次だけ眺めていても、人生を生きるというのは大変な事だなあ、と思ってしまう。
    内容を読むと、それぞれに真剣に懊悩する想いが相談の文章からうかがえてしまう。

    数年前まで読売新聞を購読していて、その人生相談の欄を愛読していた。
    人生の悩みは、健康、家族、金、職業、人間関係の5つに集約される(そりゃそうだ)
    過去の悔悟、将来への不安、現在の窮地など様々ななかで、一番心に響いたのは
    「やらなかった後悔より、やった後悔」アクションこそが人生を拓くきっかけになる。
    仮に失敗したり恥をかいたとしても人生は0or100ではない。
    58点や36点の時もあれば95点の時もある。
    晴れた日も雨の日も生きて行く。雨の日は傘を差せばいいし、何だったら出かけなければいい。
    まあ、そんな風に思えれば悩む事も無いんだけどね。

    自分なりに悩みを解決するとしたら:
    ・アクション
    ・寛容と諦念
    ・違う視点の探求
    ・仮説と検証
    ・自省、自律、自尊
    といったところか。

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    2020年08月18日
  • 「空気」と「世間」

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    世間と社会の違いを論じる。
    世間は、多分に情緒的で、排他的で、共有する時間があり、神秘的。

    この辺、甘えの構造とか、タテ社会の人間関係などと通じる。

    宗教に背中を守られる個人からなる西洋社会と異なり、日本人はそも、世間との関わりでしか自分がないのだが、この世間が失われていく中で、空気、というものが捉えられる。
    そもそも、日本語が、極めて世間に立脚した言語であるし。

    まあ、なるほどと思わせる内容だが、保守、ネトウヨを、世間原理主義とぶった切るのは辟易。
    リベラルが別段、理知的というわけではないし。

    ま、10年以上前の本出し、その頃はそうだったのかな。

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    2020年07月12日
  • 鴻上尚史のほがらか人生相談 息苦しい「世間」を楽に生きる処方箋

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    目線の高さを合わせて、分かりやすい現実的な言葉で相談に乗ってくれる、こういう親戚のおじさんが一緒にお酒飲んでくれたら楽しいだろうなあ。

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    2020年06月27日
  • 青空に飛ぶ

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    ネタバレ

    『不死身の特攻兵』のほうがわかりやすかった??

    主人公の現在と 本を読んでの歴史が交互に繰り返されるのだが
    中学生にも読みやすいよう、主人公がかみ砕いたような特攻の歴史だと もっととっつきやすいだろうか
    (イジメものなので とっつきやすくはないのだが)

    奇跡なんて起こらなくて
    でもラストの 島への転校の選択は こういう方法もあるのか、と。

    確かになぜいじめられた方が転校したり、引っ越したり負担が大きいのだろう。。。という問題はあるけれど
    また大人数の慣れない環境に 疲弊しきった状況で飛び込むよりは
    こういったせめて 負担の少ないであろう新境地への方が
    いいのかと。

    3月のライオンで まず動物の友達をつくって
    大人の友達をつくって。。。 という方法も目からうろこでした。
    同世代がきついのならば、周囲が大人な対応をしてくれる大人のいる環境に行ったって、別にいいのか。と。

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    2020年04月06日
  • 幸福のレッスン

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    今月9冊目
    ★★★
    この前この人の読んでん面白かったので。
    これはまあまあだな。
    自分は幸福か、かなり満点に近いほど幸福だと思う

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    2019年12月17日
  • 青空に飛ぶ

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    戦時中の神風特攻隊と、中学校のいじめをからめたお話だけれど、特攻隊の話がメイン。
    現代の「忖度」文化のルーツってこういう戦時中の日本のメンタリティだったり、軍隊内での人間関係だってり、そういうものが背景にあったりするのかな、と思ったり。

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    2019年09月29日
  • 青空に飛ぶ

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    表紙の爽やかさとは裏腹に、読むのが非常にきつかった一冊。
    親の仕事の都合でアメリカの学校へと通っていた主人公。
    帰国し日本の中学校へ通い些細なことからクラス中でイジメを受ける事になる。
    とにかくイジメの描写が生々しくて、読み進めるのが辛くなる。
    アメリカの学校では幼い頃から「報告」と「チクリ」の違いを学ぶのだとか。
    イジメを見かけたら大人の助けを求めなさいと。
    それは決してチクリとは違うと。

    主人公がイジメをきっかけに、戦時中9回も出撃し生きて帰ってきた元特攻隊の佐々木友次さんの存在を知る。
    私も本書で実在していた方だと言うことを初めて知った。

    戦時中の報道は本当に嘘だらけで、
    「特攻で戦果をあげて死んだと世間に言ってしまったから、今から特攻して死んでくれ」
    なんて丸で小さい子が嘘をついているみたいな幼稚さなのに、大の大人がこんなことを言ってまかり通るだなんて。
    戦争とは本当に一体何なのか。

    主人公は佐々木さんの「寿命は自分では決められない」
    の一言に励まされるのだが、
    傷ついた心が回復するには長い時間が必要だろうな。

    私は子供に逃げ道を作ってあげられる、そんな大人になりたい。

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    2019年09月26日
  • 発声と身体のレッスン:魅力的な「こえ」と「からだ」を作るために(増補新版)

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    タイトルどおり、発声と身体のレッスンについてが半々ずつ。
    以下、個人的に気になった点をメモ。
    ・緊張を意識し脱力する
    ・腹式呼吸
    ・顔全体を共鳴させる(ハミングでふるえる箇所を頭、鼻、唇、喉、胸とコントロールできるようにする)
    ・百会(ひゃくえ、頭頂)が透明な糸で上方にひっぱられた状態、重心は丹田を意識する

    姿勢も呼吸も発声も緊張も脱力も、まずは意識することが大切。

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    2019年05月29日
  • そんなとき隣に詩がいます

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    20190407 この二人の組み合わせなら間違いは無いと思って読んだ。意見はあるかも知れないがシチュエーションと詩について検索して読んでみると詞は小説とは確かに違う。良い詩を探すきっかけになる本だと思う。

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    2019年04月07日
  • 赤塚不二夫生誕80年企画 バカ田大学講義録なのだ!

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    みうらじゅんが参加していたので読んでみたが、赤塚不二夫とはあまり関係ない話題が多かった。バカボンのマンガでは見開きでひとつのコマを使うという実験的な手法が紹介されている。これには単行本を持っていた気がする。

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    2019年01月20日
  • ジュリエットのいない夜

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    演出家は舞台の間、俳優を愛さなくてはならない、たとえ好きになれない人間であっても的な表現が印象に残った。

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    2018年03月20日
  • 発声と身体のレッスン:魅力的な「こえ」と「からだ」を作るために(増補新版)

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    「どもる君へ」を読んで読みたくなった。

    「正しい発声」とは「自分の感情やイメージがちゃんと表現できる声を手に入れること」

    やっぱり、余計な力を抜く方法を知らないのが問題みたいだ。
    本で読むより、アレクサンダー・テクニークのレッスンを受けに行きたい。そっちの方が手っ取り早そう。

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    2018年03月26日
  • 不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか

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    実に9回の特攻出陣をし、2度の戦死報道されるが、無事生還した人がいたことを初めて知った。特攻の目的が戦死することにすり替わっていく。それは「命令した側」から見ると、日本軍の隊員と国民に対して、不屈の闘志を現し戦争継続への意思表示を強くする目的があったと著者は言う。全く勝算がない特攻という戦略で下級兵士を駒のように無駄死にさせていくようなリーダーにならぬよう日々心がけていきたい。

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    2026年01月17日
  • ジュリエットのいない夜

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    舞台の演出家が主人公の中編2編を収録。
    いずれも『ロミオとジュリエット』がらみの芝居を通して繰り広げられる、恋愛物。

    最近は舞台から遠ざかっている作者だが、本業の脚本、演出家の経験を生かした、リアルな舞台づくりの事情がうかがえる。
    中味はタイトルのとおりジュリエット喪失の話で、2編とも主人公の身勝手な嫉妬と苦悩には共感できなかった。

    かつて、作者が早稲田で旗揚げした劇団「第三舞台」の芝居をいくつか観たことがある。
    東大の野田秀樹率いる「夢の遊眠社」ほど難解ではなく、渡辺えり子の「劇団3〇〇」ほどロマンティックでもない。「第三舞台」の芝居はわかりやすく万人受けするため、チケットの入手が困難だった(ちなみに三谷幸喜の「東京サンシャインボーイズ」は後発で、まだ小さな小屋で必死に上演していたっけ)。
    そう言えば、このあたりの劇団はみんな解散しちゃったんだ…。
    と、そんなこんなで当時の記憶がよみがえり、小劇場ブームの裏側を垣間見ることができたという点では、なかなか興味深かった。

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    2017年06月14日