鴻上尚史のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ劇作家、演出家鴻上尚史さんのエッセー。
福島の原発について書いてあるものについては何の感想も持たなかった。原発はいいものではないと思うから。でも代替になるものが考えられてないからなんの感想ももてなかった。
コミュニケーションの不健全さについて書いてあるところは秀逸だった。普段の生活で息苦しさ、寂しさを感じる要因にまでなっている。
コンビニや携帯ショップで、何をしていても客がでていったら全ての店員が「ありがとうございましたー。」という。そのとき接客を受けていた方の客は、自分をおとしめられた気分がして、また客全般にそういう扱いをしている店だと知って寂しくなる。
店の人はマニュアルに従っている -
Posted by ブクログ
偉い人に会う時や重要な会議の前はゆっくりと深呼吸する。
一呼吸ごとに、空気が身体の下、ヘソの下(おへそから指四本分下の丹田)あたりに入っていくイメージを持つ
空気が入る場所が下になるイメージをもてば、身体の重心も自然と下になる←緊張してると上に上にいっちゃう
コミュニケイションが苦手だと思っている人は、自分からは「社会」に住む人達には話しかけません。けれど、話しかけられれば一応話します。
*・*・*・
世間と社会という考え方がわかりやすい。わたしたちは、壊れた世間に住んでいる。
むかしの世間世間した空間にいたかったなー。
感情を冷静に伝える、っていうのがおもしろいと思った。
-
Posted by ブクログ
書店の平積みから手に取り、ぱらぱらめくってドキッとした文章。
コミュニケイションが下手なことは、自分の人格が劣っているかのような錯覚を持ってしまいがちです。とある。
以下引用
コミュニケイションが下手なのは、野球が下手なことと同じです。野球が下手な人は、そもそも、野球を(まったくか少ししか)やったことがありません。野球をやったことがないのに、野球が下手だと悩むのはバカバカしいことです。
野球やサッカーが下手なことは、それだけのことです。そのことはあなたの人格とは何の関係もありません。野球やサッカーが下手だから、人格的に問題があるなんてことはありません。コミュニケイションもまた同じです。コ -
Posted by ブクログ
正直、職業的な興味でふっと衝動買いした本です。
割と面白かったです。
内容は所謂ワークショップ本とでも言いますか、鴻上尚史さんが、あちこちで若い人向けにワークショップをやるときに、やることや言うこと、を効果的にまとめました、みたいな感じです。
面白かったのは、何が良い演技・良い俳優なのか、という定義不可能な問題について、鴻上さんは、
「それはまあ分かんないし、天才とかいるし、才能とかあるし。でもとりあえず、あなたが職業俳優になった場合に、"なるたけ失業期間の短い職業俳優"、になるには、どうしたら良いか?」
という、もうちょっとブレイクダウンした具体的な次 -
Posted by ブクログ
本のタイトルとおり、表現力をアップするための本。
著者が演出家ということもあって、かなり実践的だ。
体を動かす、その一言に尽きる。
その体の動かし方も面白い。自分自身を表現するために色々な手法をとる。
早稲田大学の授業でやっていたことをテキストにしたものだと思われるので、複数人でやることを前提にしている。ただ、読むだけでも面白い。
あぁ、こういうことやって、表現を活かすんだと。
日常的というよりは舞台などの特訓に近いのかも。
「声」、「感覚」、「歩き方」と様々な角度から表現力の特訓に活かす本。
前作である「あなたの魅力を演出するちょっとしたヒント」という著書を読んでみたいと思った。