鴻上尚史のレビュー一覧

  • 同調圧力のトリセツ(小学館新書)

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    劇作家・演出家である鴻上尚史さんと、脳科学者である中野信子さんの対談本。タイトルにある「同調圧力」について語っている場面もあるものの、コミュニケーション全般について、鴻上さんが演出などの経験から培われた視点を、脳科学の観点からはどうなのか中野さんに質問する形が多い。
    鴻上さんは「世間」を家族や近しい人など自分の知っている人で構成されている世界、「社会」をその反意語と定義されており、「世間」を大切にしている日本人は「社会」との繋がり方が分かっていないのではと提起されていたのが面白かった。
    また、中野さんのお話で印象に残ったのは、97%もの日本人はセロトニントランスポーターが少なく、不安に陥りやす

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    2024年11月24日
  • 「空気」を読んでも従わない 生き苦しさからラクになる

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    海外には、「世間」はなくて、あるのは「社会」だけということに驚いた。
    「世間」「空気」に縛られているのは日本人だけ。

    自分の人生を決めるのは自分であって、「他の人が評価するかどうか」ではない。

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    2024年10月05日
  • 不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか

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    後半が特に興味深かった。
    ・精神を語るのは容易だけれどリーダーがすべきことは分析と具体性を持たせること
    ・メディアの在り方
    ・日本人の集団我
    ・貴重な肉声が失われていくが、同時に冷静に「特攻」を考えられる時期が来た
    佐々木さんの気持ちの強さに尊敬の念を抱き、特攻隊員のないがしろにされた本当の気持ちに胸が痛み、命令する側・傍観する側に腹が立った。どうか同じことを繰り返したくない...南スーダンと自衛隊に関する記載で終わりハッとした。周りを見渡しても多方面で繰り返しているよう。

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    2024年10月02日
  • 孤独と不安のレッスン

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    「誰かにおみやげをあげると自分だけの世界から抜け出せる」「孤独と不安は減らない」といった記述が印象的だった。大学6年目にもなると、自然に身を置いたり、自分と対話できる趣味を見つけたり、自分の人間関係を客観的に考察して考え方を改めてみたり、一人行動が平気になったり、一人でいるときが一番落ち着くことに気づけた。だから納得しながら読み新たな発見はあまりなかった。でも21章は新しい情報としてのめり込んだ。歳をとったらどうなるかは想像しかできないから。

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    2024年10月02日
  • クール・ジャパン!? 外国人が見たニッポン

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    読みやすいし、面白い。

    「クール・ジャパン」。それは「クールなメイド・イン・ジャパン」。つまり、「それ、クールだね。」な日本製品。

    日本にルーツを持っていたり、日本発祥だったりする商品や文化を、有名どころからマイナー物まで知ることができて、学びの多い本だった。

    クール・ジャパンを知ることは、自分と自分の国を知り、未知の世界と出会うことであるという鴻上さんの主張には大いに納得した。

    しかし、国民性や「◯◯人だから」と属性・分類に当てはめて、安易に批判したり評価したりすることは、危険であるということは改めて感じた。人は、一人ひとり違うから。

    それを踏まえて、文化的信念や日本人の誇り・魂を

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    2024年09月26日
  • 孤独と不安のレッスン

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    一人でいることは悪くないな~と思いました。
    「孤独と不安」というよりも私には人間関係の築き方にヒントを得た気がします。
    また「他者と付き合って成熟する」では自分の未熟さを痛感。
    「今ある自分」と「ありたい自分」の関係が面白くて、人間関係の煩わしさも前向きに考えられそうな気がしてきました。

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    2024年09月25日
  • 孤独と不安のレッスン

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    ランドセルや友達100人できるかな〜♪の歌になんの疑問も持たずに育ってきた自分は"同調圧力"に逆らおうとすることなく生きてきてしまった世代、そのことによって「自尊意識」が低くなる。う〜ん、たしかに。そして子育てにも「同調圧力」を押し付けてしまっていたのかもと少し反省
    「本当の孤独」を知らずにこの歳まで生きてきてしまったけれど『孤独と不安』と上手に付き合っていかなくてはと感じた。
    一人旅行きたいな〜

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    2024年09月20日
  • 鴻上尚史の俳優入門

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    なりたいわけじゃないのに手渡されたこの本を読んでみて、一番感心したのは“俳優になりたいと思った理由がその俳優のレベルを決める”という点。俳優以外もそうだと思うね。要するに志の程度ということだろ?

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    2024年09月14日
  • 同調圧力 日本社会はなぜ息苦しいのか

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    本書が出版された時がコロナ禍の真っ只中だったため、内容に関してもコロナ禍の話題が多く出てきます。特にSNSでの自粛呼びかけ「自粛警察」については、当時SNSを見ていて怖いと感じました。

    「世間」が機能しているが故に治安が保たれている、でも少しでのそこからはみ出してしまった時のバッシング。コロナ禍に関わらず、家庭・親族内や会社の中でも起こりえることだから、息苦しいなと感じてしまうんですね。例えば私は長男なので、「長男だから!」というプレッシャーを家族・親族の中でひしひしと感じます。

    この息苦しさの中で生きていくにあたって、本書にも書いてあります「小さな世間」の中にどんどん入っていくというのは

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    2024年08月26日
  • 君はどう生きるか

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    君たちはどう生きるか から、君はどう生きるか へと、時代の変化は必然なのですが、なぜ「君たち」の方もいまさらあれほど受け入れられたのか。
    読んでないからなんともですが、そちらにも何か現代とリンクするものがあるのかも。

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    2024年08月22日
  • 君はどう生きるか

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    内容は、鴻上さんの著書でよく書かれていることを10代の若者向けにまとめたもの。
    悩める若者たちにぜひ読んでほしい1冊。

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    2024年08月17日
  • 同調圧力 日本社会はなぜ息苦しいのか

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    日本人特有の空気を読む力を言い替えた言葉として、同調圧力という表現に興味を持ち、購読した。
    キーワードとなるのが、「世間」か「社会」かということ。世間は自分に関係のある人だけで構成された世界で、社会は自分と関係がない人達のこと。
    無自覚でしている行動や習慣、暗黙のルールなど、今まで意識してこなかったことが、言語化されていて、気付きがあった。高学年になると、授業中に先生から質問されても手を挙げなくなってくることや、コロナ禍の自粛警察、SNSの誹謗中傷など、どういう行動原理でそうなるのか知ることができた。

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    2024年08月09日
  • 孤独と不安のレッスン

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    ネタバレ

    タイトルから気になっていてやっと手を出せた一冊。個人的には、一人暮らしを始めたばかりの人や、ふとした時に孤独感を感じるような人に読んでみて欲しい本。

    私たちの感じる「孤独」とは一体なにか、どこから来るものなのかという導入で、軌道に乗ってくるところまで読み進めやすかった(個人的に、読書は軌道に乗ってくるまでが少しハードルなので)。

    この本の好きな所は、孤独や不安を消したり、なくしてしまったりすることを目的としていないところ。
    孤独や不安を見つめ、共に生きていくしかない現実を受け入れるために、少し勇気がでる考え方や方法を沢山教えてくれる。
    自己啓発的なニュアンスではなく、鴻上さん自身が生きてき

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    2024年08月03日
  • 人間ってなんだ

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    ずっと気になっていた方

    ようやく読めた

    ずっと文章がうまい理知的な印象だったが
    本を読んでなんとなくわかった

    演出家がどういう仕事をするかはよくわからないが

    演劇という絶対評価が難しい物を作り上げていく課程で
    演者に対して 自己の演出プランや芝居など感覚的なものを語源化し他者を納得させる事が求められる仕事である事がわかった
    作者の
    多くの日本人がモヤモヤするが それがうまく語源化できない事について うまく表現してくれるのは この職業からくるのだというのはよくわかった

    少し抽象論は多いが 読んでよかった
    しかし コラムが作成順ではないのが
    どういう意図なのかは何らかの説明が欲しかった

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    2024年07月21日
  • 「空気」を読んでも従わない 生き苦しさからラクになる

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    「理想的本箱」での紹介きっかけで。鴻上さんの文章が恐ろしく上手く、「世間」と「社会」についての論説の筋が見事に通り過ぎているのが逆に少々危険な気もしなくもないですが、一つのヒントとして読んで受け取るのは大賛成。

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    2024年07月07日
  • 「空気」を読んでも従わない 生き苦しさからラクになる

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    筆者が空気、社会、世間に分けて分析している点が面白い。日本の世間という概念が生まれた歴史的背景も面白く聞いた。一方で、ではこの日本でどう生きていくか、という実践的なアドバイスには乏しく、この本を日本の学校に漂う空気感に悩む子どもに読ませても問題はあまり解決しないだろうな、と感じてしまった。

    筆者は、欧米と日本社会の違いを人間関係における社会と世間の捉え方の違いとして本の中で説明している。読みながら、私は気安く声をかける側なので欧米寄りの性格なんだな、と改めて痛感。

    空気を読みすぎると生きづらい。
    けれど、読まないとそれも生きづらい。

    好き嫌い族で生きていくか…

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    2024年02月18日
  • 「空気」と「世間」

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    冗長に感じてしまうところも多かったが、「おわりに」で中高生にも届けたくて…という説明があり納得。
    本筋からすこし逸れてしまうが、欧米でなぜ個人が生まれたのか、日本語の過剰な性能、の話が面白かった。

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    2024年01月14日
  • 愛媛県新居浜市上原一丁目三番地

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    相談の回答に毎回納得感があるので、自伝的という本著をどんな人なんだろうと軽い気持ちで読み出した。
    一番思ったことは私もこういう細かい嫌なことがあったということ。
    悪い意味ではなく、中年になって懐古趣味というか、何となく今まで何でもうまく進んできた気になってたが、子どもの頃や若い頃の繊細な気持ちを思い出した。

    第二章は大学からの劇団のこと。青春が過ぎる笑

    第三章は最近〜これから。
    1人で仕事したり、相談に乗ったり、批判されたりよく耐えられるなと思ったが、一章、二章のような下地があるからなんだろうなと納得した。

    ともかく文章が読ませるので、朝うっかり読み耽って遅刻しました笑

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    2023年11月21日
  • 「空気」を読んでも従わない 生き苦しさからラクになる

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    日本人は空気を読む、空気に流される、そして長いものには巻かれる。狭い島国だから四方を海に囲まれ逃げ場がない。だから和を重んじるし、江戸時代のような大した距離を移動できない社会においては所属する村から追い出されたらたまったものではない。生きて行く事さえ難しくなる。日本は古くから農耕社会でお互いが助け合って生きてきた。台風が来れば皆で田を守り、病気で動けない人の分は周りが支えてあげた。そうでもしないと食べて生きて行く事が出来ないし、そうする事が普通だった。一方西洋社会は狩猟民族が多く、1人で獲物を仕留めて解体・調理するから、個人主義が社会の基盤として育って行く。そのような二つの異なる社会ではいじめ

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    2023年11月19日
  • 同調圧力 日本社会はなぜ息苦しいのか

    匿名

    購入済み

    勉強になりました

    日本特有の世間について考えさせられる内容でした。ただ、私の勉強不足もあるのでしょうが、一部内容が頭に入り辛い箇所もあったように思います。

    #タメになる

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    2023年11月13日