鴻上尚史のレビュー一覧
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28の悩みについて著者が回答する。
以下は、その一例。
・夫とは価値観が合わず、毎日一緒にいたいと思いません。結婚の意味ってなんですか?
・個性的な服を着た帰国子女の娘がいじめられそうです。普通の洋服を買うべきですか?
・小3から好きだったKちゃんと同窓会で再会。火鉢の底で赤く燃える炭のような私の思いは続いています
・鬱になった妹が田舎に帰ってきましたが、世間体を気にする家族が、病院に通わせようとしません
・友達と元カレが付き合いだしました。友達が許せないし、彼のことも忘れられません
・兄が継いだ実家の酒蔵がうまくいかず、田舎に帰って手伝うよう迫られ、断る決断ができません
・専業主婦の妻が、 -
Posted by ブクログ
世間と社会の違いを論じる。
世間は、多分に情緒的で、排他的で、共有する時間があり、神秘的。
この辺、甘えの構造とか、タテ社会の人間関係などと通じる。
宗教に背中を守られる個人からなる西洋社会と異なり、日本人はそも、世間との関わりでしか自分がないのだが、この世間が失われていく中で、空気、というものが捉えられる。
そもそも、日本語が、極めて世間に立脚した言語であるし。
まあ、なるほどと思わせる内容だが、保守、ネトウヨを、世間原理主義とぶった切るのは辟易。
リベラルが別段、理知的というわけではないし。
ま、10年以上前の本出し、その頃はそうだったのかな。 -
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ネタバレ『不死身の特攻兵』のほうがわかりやすかった??
主人公の現在と 本を読んでの歴史が交互に繰り返されるのだが
中学生にも読みやすいよう、主人公がかみ砕いたような特攻の歴史だと もっととっつきやすいだろうか
(イジメものなので とっつきやすくはないのだが)
奇跡なんて起こらなくて
でもラストの 島への転校の選択は こういう方法もあるのか、と。
確かになぜいじめられた方が転校したり、引っ越したり負担が大きいのだろう。。。という問題はあるけれど
また大人数の慣れない環境に 疲弊しきった状況で飛び込むよりは
こういったせめて 負担の少ないであろう新境地への方が
いいのかと。
3月のライオンで ま -
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表紙の爽やかさとは裏腹に、読むのが非常にきつかった一冊。
親の仕事の都合でアメリカの学校へと通っていた主人公。
帰国し日本の中学校へ通い些細なことからクラス中でイジメを受ける事になる。
とにかくイジメの描写が生々しくて、読み進めるのが辛くなる。
アメリカの学校では幼い頃から「報告」と「チクリ」の違いを学ぶのだとか。
イジメを見かけたら大人の助けを求めなさいと。
それは決してチクリとは違うと。
主人公がイジメをきっかけに、戦時中9回も出撃し生きて帰ってきた元特攻隊の佐々木友次さんの存在を知る。
私も本書で実在していた方だと言うことを初めて知った。
戦時中の報道は本当に嘘だらけで、
「特攻で戦 -
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舞台の演出家が主人公の中編2編を収録。
いずれも『ロミオとジュリエット』がらみの芝居を通して繰り広げられる、恋愛物。
最近は舞台から遠ざかっている作者だが、本業の脚本、演出家の経験を生かした、リアルな舞台づくりの事情がうかがえる。
中味はタイトルのとおりジュリエット喪失の話で、2編とも主人公の身勝手な嫉妬と苦悩には共感できなかった。
かつて、作者が早稲田で旗揚げした劇団「第三舞台」の芝居をいくつか観たことがある。
東大の野田秀樹率いる「夢の遊眠社」ほど難解ではなく、渡辺えり子の「劇団3〇〇」ほどロマンティックでもない。「第三舞台」の芝居はわかりやすく万人受けするため、チケットの入手が困難だ -
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クール・ジャパン!? 外国人が見たニッポン
(講談社現代新書) 2015/4/16 著:鴻上 尚史
著者は作家・演出家。81年に劇団「第三舞台」を結成し、演劇活動をスタート。ラジオ・パーソナリティ、映画監督など幅広く活動。NHK BSの「cool japan 発掘かっこいいニッポン」では2006年の番組開始から司会者を務めている。
日本人が考える「クール・ジャパン」と、外国人が感じる「クール・ジャパン」は違うと著者は考える。
相手を知り、自分の国のことを具体的に知ることは、やがて、自分自身を知ることにつながる。世界にはこんな見方があり、こんな考え方がある。多様であることを楽しむことは、き